☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

旅の終わりに

2012年05月30日 | スペイン旅行

スペイン 10日間の旅 9日目は実質 旅の最終日

 早朝 マドリッドの空港から ドイツ・フランクフルトの空港で乗り継ぎ 日本への帰国となる。

 

 

まぶしいスペインの朝日が お見送りしてくれた。

昨年のロンドンからの夕刻・直行便での帰国と違い、早朝ということとドイツに向かうということもあって

スペインとお別れ・・という感慨はあまりなく、まだ旅の途中のような気がしていた。

フランクフルト・マイン国際空港までの所要時間は2時間50分。

 

フランクフルトの空港では乗り継ぎに4時間以上の待ち時間があったが手続きにも時間を要し

空港内が広く、あちらこちらに移動しながら待っていたのでそれほど長くは感じなかった。

私たちは休んでいたが 皆さん、まだまだ お土産買いにも余念がなく

手荷物もずいぶんと増えていた。

 

大きな紙袋の中には こんなリヤドロのお人形が入っているのかも?

グラナダでフラメンコに酔いしれた翌日に、こんなに大きな箱になるとは思わないで買われたとのこと。

その先、ずっとこの箱を抱えて大変だったけど、今はお家に飾られてきっとよい思い出話になっていると思う。

Kさんのご主人も 一緒に帰ることが出来てどんなにか安心されたことだろう。

正直、私はあの様子では一緒の帰国は無理なのでは・・・と心配していたが

熱もあったらしく受診の後ホテルで休まれていたので快方に向かわれ本当に良かった。

ドイツの空港で待っている間、別のツアーの方でも具合悪そうにしている方がいた。

話を聞くと やはり何人かお腹を壊した人がいたそうだ。

同じホテルやレストランではなかったようだが・・・何が原因なのかはわからない。

旅先でのトラブルは他人事ではなく なにかと注意が必要だと思った。

でも、添乗員さんも言っていたように警察に行くようなことがあったわけではなく

災害やストライキに巻き込まれて帰れなくなる場合だってあることだし

みんな、一緒に 楽しく帰って来れたのだらか 終わりよければすべて良し!!

ほんとに、たのしかった~~~

 

フランクフルト発 13時50分 帰国の途へ

 飛行機は来る時と同じく 新しく超ジャンボな機体 

日本までおよそ11時間の空の旅  翌朝 8時ころに無事成田到着

おつかれさまでした~~~!!

機内では いつものように 今回の旅のアンケートを提出する。

私も姉も ほとんどの項目が「ほぼ満足」

特に、添乗員さんには 「満足」の評価  姉は花まるをつけたといっていた。

親世代の私たちを、親身になってにサポートしてくれた彼女の仕事の流儀に 

 

そして ご一緒した皆さま方 みなさん良い方ばかりで本当によかった!

おかげさまで、とても楽しい旅となりました。

 

また いつか どこかで・・・

 

 

 

 

太陽と情熱の国スペインは 期待以上の すばらしい歴史ある国でした。

 

    

 

早いもので 旅行から帰って来て 1ヶ月経ちました。

“わたしのスペイン旅ものがたり” も 最終章

たくさんのアクセス数に励まされ 見守って下さっている方々の視線を感じつつ

やっと、ここまで 書き終えることができました。本当にありがとうございました。

添乗員さんからいただいた資料や旅のガイドなどを参考に 

私が感じたままのことを書き連ねてまいりましたが、

それは違うぞとか、ご迷惑なこととかありましたらお許しください。

    後日、また訂正などしながら 私の旅の記録と思い出として残しておきたいと思います。

そして 皆さまにも 楽しんでいただけたなら嬉しく思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 


マドリッドとセゴビア

2012年05月29日 | スペイン旅行

セゴビア

 

セゴビア 〈アルカサール⇒ローマ水道橋・サン・マルティン教会・マヨール広場・カテドラルなど旧市街地散策〉

フォトチャンネルで ごらんください。

 

スペイン旅行 8日目 最終観光日は 首都マドリッドから

朝 ホテルのカーテンを開けると 街を歩いている人が傘をさしている。

ずっと、ずっと コバルトブルーの青空が続いていたスペインの空がどんよりしていた。

肌寒い小雨模様の中 市内の観光は ほとんどが車窓から

 

歴史ある建物が続く 華やかな街並み

マドリッドのスペイン広場にはセルバンテスの彫像と共にドン・キホーテとサンチョ・パンサの銅像が立っていた。

 

 

そして 「世界三大絵画館」と言われている プラド美術館

スペインが全盛期だった頃収集された数多くの王家コレクションが収蔵されている。

ベラスケス、 ゴヤ 、エル・グレコ 三大巨匠の有名な作品を鑑賞

特にベラスケスの ラス・メニーナスの大作などは

ガイドの方から アート鑑賞マニュアルの手ほどきを受けながら観ると 違って見えてくる。

ヨーロッパの美術館や博物館には、よく小さい子供たちや学生が先生と一緒に鑑賞に来ている。

授業の一環として幼いころから芸術に親しむ機会があれば感性も磨かれていくことだろう。

そんな機会に恵まれないで育ったオバサンは、日本でもそういう教育が必要だと切に思うのであった。

 

そのあと、現代アートの殿堂 ソフィア王妃芸術センターでは

ピカソの大作 ゲルニカなどを鑑賞

スペイン内戦中に空爆を受けた町ゲルニカ・・・その描かれた背景にあるものなど

大きな絵の前で ずっと立って説明を聞いていると 体が揺れているようだった。

疲れもたまっているのと、午前中は弱い私。。いつもならバスで一休みしている時間だ。

 

お昼は、近くのレストランで 中華料理

なんでスペインに来てまで中華なの?と思っていたが・・・

お粥にスープなど、疲れた胃や体には優しく美味しく うれしなつかしのお食事だった。

体調を崩していた人たちも、ドクターの診察を受けて快調に向かっていた。

Kさんのご主人だけは、観光には出ないでホテルで体を休めておられた。

都市部での連泊だったので本当に良かったと思う。

奥さまは、付き添いで残られるのかと思ったら「どうしても主人が行って来いっていうもんで~」と。

明るい人柄で廻りの人も、あまり深刻に引きずられることなく、ご主人の分も楽しまれていたのでよかった~!

 

午後は マドリッドからおよそ95キロ セゴビアの町へ

車窓の景色も雨が降るとこんなにも違うのかなと思うほど旅の晴天のありがたさを思う。

雨にけむるアルカサール 

「白雪姫」のお城のモデルとなったといわれているお城

 

ローマ時代に造られたという水道橋は 想像以上に 圧巻だった!

セゴビアのローマ水道橋は全長813m、最も高い所で28.5m

128のアーチで構成され、釘などは使わず2万個以上の巨大な石を積み上げて作られている。

19世紀末まで実際に使われてきただけでなく、現在も水道橋は水を流すことができるとのこと。

ものすごい存在感と古代ローマの技術のすごさに驚くばかり!!

 

 小雨が降る中 セゴビアの旧市街地を散策した。

セゴビアの街も、またこれまでとは違う特徴のある建物が並ぶ。

歴史ある建物を修復し保存しながら住み続けている人々の暮らしがそこにはあった。

それがヨーロッパの魅力なのだと、いつも思う。

 

 

夕方には、またマドリッドに戻り そのころには、またお天気もあがってきた。

   

8時過ぎてもまだ明るい 夕食は王宮やオペラ座の近くのレストランで パエリア~~ 

 

私たちのテーブルは ご主人が欠席でひとりになった kさま が加わり

最初の夜同様での締めとなり 女子会のメンバーで にぎやかなお食事となった 。

楽しかったスペインの最後の晩餐 

 

夜も更けて・・・ホテルへ   街は夜遅くまでサッカー観戦で賑わう

 

翌朝 早朝4時に バスにて空港へと向かう。    3時間も眠っただろうか・・・?

マドリッド発 6時10分発の飛行機で ドイツ フランクフルトへと飛び立った。

 

 

 

 

 


トレド

2012年05月26日 | スペイン旅行

トレド

 

 フォトチャンネルでごらんください。

 

 

これぞ 【THE・世界遺産 】 丘の上から見た トレドの旧市街

 タホ川に囲まれ古代ローマ時代から要塞都市として栄えた歴史を持つ この町は

キリスト・ユダヤ・イスラム教が混在する独自の文化が育まれてきた町。 

16世紀に首都がマドリッドに遷都されるまで都として栄えた頃の面影そのままに町全体が歴史博物館のよう。

宗教画家エル・グレコが半生を過ごした場所でもあり、サント・トメ教会では傑作「オルガス伯の埋葬」が鑑賞できた。

また、スペイン カトリックの総本山であるカテドラル(大聖堂)を入場観光。

 

 

 

「スペインで 一日しか滞在できなかったら 迷わずトレドに行け」

そんな言葉があるほど ここにはスペインの歴史が凝縮されている。

そんな トレドの町を、狭い石畳の迷路のような道を歩いて2時間ほどの観光となる。

体調の悪い人にとっては、とてもしんどい時間だったと思う。

がんばって歩いた人たちも戻るに戻れない場所であった。

結局 さんの旦那さんと Aさんの奥さんはバスで待機していた。

その夜はマドリッドホテル 2連泊。

複数の人がお腹を壊してるということで ホテルにお医者さまと医療通訳の人が来てくれ

何人かの人がお部屋で診ていただいたらしい。

夕食はホテルで。 写真がないので何を食べたか記憶にないが

元気組で、今までテーブルを一緒にしたことがなっかた新潟からのご夫婦と初めて同席。

その中で、以前カナダに旅行したした時に ご一緒したツアーの方と偶然今回 再会されたとのお話を伺った。

そんなこともあるんだなぁ~と。

 

ホテルは ジュニアスィートに2連泊という ふれこみに期待していたが・・・

  

写真にすると 美しいですが・・・アラビア調?というか・・なんというか・・

部屋数は確かに多いけど・・・テーブルや椅子など調度品も期待していただけに、ちょっと・・・

なぜか なんとなく 気持ちが落ち着かない部屋だった。

あのカーテンを開けるとキッチンがあったと聞いたが私たちは開けるのもおそろしく・・・

  

スペインは大理石の産地だけあって、どこのホテルもバスルームはきれいで

ヨーロッパ式のビデとバスタブも必ず付いていた。

 このホテルもバスルームは設備が良く整っていた。どっからお湯が出てくるか怖かったけど 

スケジュールぎっしりのツアーの場合 ホテルの部屋は狭くても きれいで新しい方が良い。

まあ、人さまざま好みや感じ方は違うと思いますれど、私的にはそう感じまして候。

 

さてさてスペインの夜も いよいよ明日は最終日。

荷物の整理に時間がかり、広い部屋で重さの調整に余念がない。

大したおみやげも買わないのにワインやお菓子など安くて重いものばっかり 

 


ラ・マンチャ地方

2012年05月25日 | スペイン旅行

旅の観光も、残すところ2日。

スペインらしさを余すことなく感じさせてくれたアンダルシア地方を後にして

私たちのバスは南から北へ  最終観光地 マドリッド方面へと向かった。

 アラビア語で「乾いた土」を意味する ラ・マンチャ地方

ドン・キホーテ』の舞台としても知られる。

コンスエグラの町の丘の上に並ぶ 昔は粉をひいていた風車と要塞

とても風が強い。眼下に広がる風景

  

コルドバから休憩をはさみ 4時間ほどのバスの旅となった。

 

今回、スペイン旅行を決めるにあたり どのツアーにするか迷ったが

長距離移動が多くなるので デラックスvipバス を使用するものを条件のひとつとした。

8日間にしようかとも思ったが日本からの往復に3日間とられるので観光日が少なくなるのと

その分、スケジュールがきついように感じられた。

10日間のコースなら ポルトガルが入ったものもあったが vipバスはではなかったので却下。

このコ-スは アンダルシア地方が充実していた。

コスタ・デル・ソルの海岸線を通り、憧れのミハスに泊まりゆっくりできるのが魅力であった。

長い冬から解放され、青空に恋焦がれる北国に暮らすものにとっては

アンダルシアの初夏の風を感じ、まぶしいほどの太陽は、たまらなくうれしかった。

夏はかなり暑くなると聞くので 暑からず寒からず時期的にも良かったと思う。

ベストシーズンは、5月・6月  旅行代金も高くなる。

ひまわりは見られなかったが新緑が美しく花もたくさん咲いていた。

でも、最近のお天気は想像できないことが起きるので この時期は絶対!とは言いかねる。

 

  

たしかに 10日間の旅は長く、疲れもでてくるがバスは体を休める場でもあった。

横3列の ゆとりある座席で 

列車にはない添乗員さんやガイドさんの お話しを聞くのも楽しみのひとつ。

車窓には 日本では見られない 珍しい木々や広大な景色が広がり 退屈することはなかった。

 ブドウ畑

雨が少ない土地の知恵。背丈を低くして育て葉っぱが地面を覆い乾燥を防ぐのだそう。

 

さて 8日目は 不調者が6,7人出て 不安を抱えての出発。

vipバスと いえど 飛行機のように毛布はない。

昨年も乗って思ったのだが冷房対策にもぜひ準備して欲しいアイテムである。

kさんの 旦那さんは寒気もするようだったが厚手の上着がなかったようで

私のコートを貸してあげた。寒がりな私は厚手と薄手2枚持っていた。

そうとう具合が悪そうで うつろな表情・・・とても心配だったが、その夜はマドリッドに2連泊

添乗員さんがホテルに お医者様を呼んでくれるとのことで そこまでの辛抱と少し不安もやわらぐ。

 

 

お昼は 『ドン・キホーテ』の物語の中に登場する旅篭を改築したレストランで 田舎料理のお食事

  

デザートの サクサクした食感のお菓子とアイスクリームがとても美味しかった♪

私たちのテーブルは 元気組の素敵なご夫婦とご一緒 

いろいろお話ししてたら奥さんが私と同い年。結構皆さん「同じ年だね!」と言う人同士が多いようだった。

ツアーの皆さんと親しくなるころには 旅も終わりに近づいてくる。

午後は 【世界遺産】 古都 トレド へと向かった。

 

 

 

 


旅のエピソード(その3)

2012年05月22日 | スペイン旅行

コルドバパラドールでの朝 

 

朝食は、パン・お料理・果物 ・飲み物・・・種類も多く美味しく しっかりといただいた。

旅も1週間近くになってツアーの皆さんも親しくなって記念写真を撮り合ったり

出発までの時間、なごやかに   

いろいろとお話しをする中で昨夜 夕食後 嘔吐や下痢に悩まされた人が何人もいたことを知る。

夕食の時点ですでに3人 欠席されていた。。

 その中のひとり 特に kさんのご主人が一番具合が悪そう・・・

 

その日、お昼はセビージャのレストランのテーブルでご一緒した。

 

ミハスのバルで、ひとりのんびりビールを飲んだお話など楽しくされていたのに・・・

そうそう・・・一緒に飲んだワインが美味しくてレストランからボトルで赤と白私たちも一緒に買ってきた。

奥さんが「4本買う!」と言ったらご主人が「俺は持たないぞ!」 夫婦ってそうなのよね ふふふ 

でも、そのあと夕方ホテルに着いてから具合が悪くなったらしい。夕食は欠席された。

 

私たちが前夜、何を食べたかと言うと・・・

 

 

前菜がどうだったかは・・・写真が無いし記憶にない。。

スペインではパンにはオリーブをつけていただく。テーブルの上には2種類上がっていた。

メインは 郷土料理のオックスティールの煮込み 

どの お料理も どでかいお皿にドーン とでてくる。量がすこぶる多い。

私は、口に合わないこともあったがデザード以外は一口いただいただけ。

13組のツアーメンバー中、約半分のペアの片方の人がお腹を壊したようだ。 

不思議なことに ダンナさんか奥さんのどちらかがそうなって

二人とも具合がわるかったのは 、一番元気そうだったAさん! 以外だった。

モロッコやエジプトにも行かれていて今度はウズベキスタンに行きたいと マニアック

奥さんはいつも同行するも途中で必ず不調になる言っていた。

ネルハのレストランを出るとき奥さんに寄り添って  と思っていたけど

ホントはあの頃から奥さんは調子が悪かったみたいなのだ。

それにしても 何が原因? それより みなさん大丈夫かなぁ・・・心配・・・

そんな時も、あわてず! 騒がず!動揺させず!まかせて安心のベテラン添乗員さん!

旅の最初の日 彼女は言った。

「なにかあったら24時間いつでも呼んでください。そのための添乗員です!」

その言葉に私たちは感動した! この人に付いていけば安心と!絶大なる信頼関係が生まれていた。

その期待に裏切ることなく、彼女は適切に対処してくれた。

ツアーのみんなも、困った時はお互いさまといたわり合って仲間意識はさらに強まった。

 

 

 

みんな無事に一緒に帰って来れて本当によかった!!

10日間に及ぶ海外旅行 なにが心配って? それが一番心配だったのだ。

年齢的にも1年毎に体力は無くなる。過信もいけない。

なれない食事を食べすぎるのは疲れたからだには負担が大きい。

現地の人が平気でも日本人には免疫がないものもあると思う。

お土産屋さんでの試食も要注意!

常時飲んでいるお薬の内容を書いたものを持参すべし。

旅行保険はきちんとかけていくこと。 これ教訓なり。

 

 


コルドバ

2012年05月19日 | スペイン旅行

コルドバ

フォトチャンネルで ごらんください。

スペイン旅行 6日目 午後は かつての繁栄を物語るイスラムの古都 コルドバ へ

バスでの移動中  コウノトリの巣 が!

 

アンダルシア地方の春は一気に初夏へと向かうように緑が萌え花が咲いている。

車窓に広がる原っぱに咲き乱れている草花は菜の花のようなものやハーブ系が多くとても美しい。

町に近づくと どことなく日本の町家のような雰囲気の家並みが続いていた。

 

同じ国の中でも、その地方独特の趣が感じられる。

 

グアダルキビル川に架かった ローマ橋を渡って旧市街地へ。

世界遺産になっている コルドバの歴史地区を2時間ほど歩いて観光

巨大なモスク メスキータは、長い歴史の中でイスラム教とキリスト教の2つが共存した珍しい建物

 

 

  

イスラムの人たちが祈りを捧げた 円柱の間 と 礼拝の間

薄暗い建物の中に浮かび上がるイスラム独特の装飾に神を崇拝する信者たちの思いが伝わってくる。

メスキータを出て狭い迷路のようになっている小路を歩く 

旧ユダヤ人街 花で飾られた白い家が並ぶが古い歴史を物語る美しい小路。 

 

 

↓撮影スポット「花の小怪 」は、みんな交替で写すのでなかなかシャッターチャンスがなかった。

  

そのあと、自由時間が少しあって黄色いポストの前が集合場所。

バルで 休憩する人もいたが

6日目となり、みなさんお買い物に拍車がかかってきた。

「うちの奥さんにも、あのお馬さんのような目に蓋をするものが欲しい!」

そんなダンナさまの声が・・・ 

 

 

今夜のお宿は 国営ホテル コルドバのパラドール 

日本流にいえば 国民宿舎? いえいえ 歴史的建造物を利用したスペイン各地にある今人気の国営ホテのこと。

ホテルに到着するとロビーで ウエルカムドリンク サングリアがふるまわれ

渇いた喉に うれしく みんなで かんぱ~い!

  

お部屋にもチョコや 食前酒などもあり ベッドも部屋の中も広い。

古城や修道院を利用したパラドールもあるらしいが、私はそれはちょっと怖いような気がする。

夜8時半からと遅めの パラドールディナー  が待っていた♪

その夕食の時間になって 不調者が出て何人かお部屋に戻った人がいた。

せっかくの ディナー かわいそうに・・・・

出席者は、なごやかにお食事を楽しみ 食後はバルコニーに出て写真を撮り合ったり

 

楽しい時間を過ごし、それぞれのお部屋に帰った。

 

ところが・・・・

さらに何人かの人が大変なことになっていたのを知ったのは翌朝ことだった。

 

 

 

 


セビージャ

2012年05月16日 | スペイン旅行

セビージャ

 

フォト・チャンネルで ごらんください。

スペイン旅行〈6日目〉 は セビージャ と コルドバ

ミハスからセビージャまでは 約225キロ 

車窓からは アーモンドの畑が一面に広がる。

  

途中休憩のドライブインの所で初めて見たアーモンドの実

アーモンドを使ったお菓子が多く売られていた。

 

スペイン南部アンダルア地方の中心都市 セビージャ 闘牛やフラメンコの本場

オペラ『カルメン』や 『フィガロの結婚』などの舞台にもなっている。

 セビージャに入って建物の色彩が鮮やかになり また違った雰囲気

かつて500年に以上にわたってイスラムの支配下にあったその影響と

大航海時代には新大陸の発見とともに繁栄した町としての名残が随所にみられる。

 

【世界遺産】となっている カテドラル(大聖堂内にはコロンブスの棺

  

町のシンボルとなっている ヒラルダの塔からは町が一望できる。

高さ98メートル 階段ではなく、スロープになっていたがみんな元気に小走りで上って行った。

私は途中の窓からも外の景色が眺められたので無理をせず写真に収めながら降りてきた。

たくさん撮ってきた写真を見、ガイドブックを見て・・・・?・・やっと思いだしたものや

そこが何だったのか?見たことになっているのに記憶にないものもあったり・・・

迷路のような狭い小路が サンタ・クルス地区と呼ばれる旧ユダヤ人街だったことなど

このあと訪れた コルドバと 混同していた。

とりあえずパチリパチリやっていたものが記憶をたどる大きなヒントとなった。

 この建物がたしか闘牛場

おねえ系の現地ガイドさんと この近くでお別れした。

 

まぶしいばかりの 青い空に映える建物 

このあと 昼食をはさんで 美しいスペイン広場

1929年 イベロアメリカ博覧会のメイン会場として造られたもの。

この場所では映画「スターウォーズ」や「アラビアのロレンス」なども撮影されているとのこと。

 

広場に面してスペイン各地の特徴や地図が描かれタイルで造られたベンチ

 

じっくり見ている時間がなかったが、とても美しく興味深かった。

 

ちょうどスペイン三大祭りの一つである セビージャの春祭り が行われていて街は賑わっていた。

馬車もたくさん出て大人も子供もみんな着飾って華やかな雰囲気。

 

黄金の塔の近くを流れていたグアダルキビル川 の 上流

午後は コルドバへ 約135キロの移動 

 

 

 


コスタ・デル・ソルと白い村ミハス

2012年05月14日 | スペイン旅行

コスタ・デル・ソルとミハス

 

フォトチャンネルで ご覧ください。

 

スペイン旅行 〈5日目〉 アルハンブラ宮殿の観光を終えて

グラナダから 太陽海岸(コスタ・デル・ソル)と呼ばれる 美しい海岸沿いをドライブ。

海沿いの白い建物が目に入って来るようになってきた。

昼食はネルハの町の高台にあるレストランで 海を眺めながら

 

 

シーチキンのサラダ 魚のフリット 大皿にボリュームたっぷり 多すぎるよ・・・

デザートのアイスクリームが美味しかった 

 

そのあと、『ヨーロッパのバルコニー』から 地中海の絶景を望む 

そして、「スペインで一番美しい村」に選ばれた フリヒリアナ

山の斜面に立つ 静かな白壁の街並みの中を 30分ほど散策

シエスタの時間で 人影も少ない

 

そのあと、100キロほど、のどかな風景を眺めながら ミハスの村へ 

ミハスのホテルに到着したのは夕方5時ごろ

 

  

スペインらしさが漂う落ち着いたホテル。

 

今回の旅行で楽しみにしていた 街の中の散策

全食事付き オプションなしのおまかせのコースは安心で楽なのだが

その土地の良さに触れながら自由に歩きまわれるのはうれしい♪

物騒な言葉も通じぬ見知らぬ国の都会を徘徊するのは危険が伴う。

その点、この小さな村は、安心してお散歩できると聞いていた。

リードを外された ワンコの気分で 

小さなお土産屋さんやレストランが軒を並べた通りを見て歩くのは、とても楽しかった

 

 

 

初めて、村にある小さなスーパーでお買い物もしてみた。

珍しい食材や、お菓子なども安く売られている。

通りで 名物のアーモンドを砂糖でからめたものを作って売っていた。

おじいさんが試食させてくれ美味しかったので、おみやげに買ってきた。

夕食(7時から)までの時間 素敵な小さな村での 楽しい時間だった。

 

 

 


アルハンブラ宮殿

2012年05月12日 | スペイン旅行

アルハンブラ宮殿

フォトチャンネル で ご覧ください。

 

イスラム芸術の最高傑作と言われる アルハンブラ宮殿

 スペイン最後のイスラム王朝ナスル朝の王宮

 

グラナダの町の小高い丘の上に立つ アルハンブラ宮殿は広大な敷地の中に

古い城塞部分と 王の居城の王宮、夏の離宮ヘネラリフェ庭園に大きく分かれている。

内部には王の居住の間・大使の間・ハーレムなど1つの小さな町のような造りになっていた。

 

アラヤネスの中庭

 

 

宮殿内は柱や天井の精密な彫刻 いたるところの細やかな装飾が見事!

 

 

万年雪を抱く シエラ・ネバタ山脈の麓の町グラナダ 

朝夕は冷え込むが日中は気温がぐんと上がってきた。

夏はかなり暑くなるらしく

中庭を流れる水路や噴水・植栽で日影を作り涼を求める工夫がなされている。

宮殿から少し歩いたところにある離宮は、夏の別荘として利用されていた場所。

ヘネラリフェ庭園

 

 約2時間にわたって、イスラム芸術の神髄に触れた私たち。

建物や庭園など見とれていて疲れは感じなかったが、かなりの距離を歩いていたと思う。

前夜、フラメンコに酔いしれて眺めた ライトアップされた アルハンブラ宮殿

その宮殿を歩きながら 向こうの丘に見えた白い街並み

タプラオのあった サクロモンテの丘は、あのあたりだろうか?

強烈な フラメンコと ともに

キリスト教徒である 女王イサベル がイスラム王朝を滅亡させ最後に陥落した

イスラムの宮殿を残して終の棲家とした美しい宮殿 アルハンブラ

その物語に思いを馳せながら見て歩いた

アンダルシアグラナダは 深い歴史と神秘的な魅力に包まれた

とても印象深い町だった。

 


ちょっと休憩

2012年05月11日 | スペイン旅行

小雨がチラチラと肌寒い 今日の秋田地方です。

順調に書き進んできた スペイン紀行 ここでちょっと一休み。

 

 イスラムの香り漂うグラナダの街の風景 碧い空 春の訪れに咲きほころぶ花や木々たち

 

そんな光景を目に浮かべながら。

  

 

 アルハンブラ宮殿の入口のところに マロニエの花 も咲いていました。

 

木の下に何気に写っていたのは ツアーでご一緒した Aさん

旅慣れているAさんは、日本食や栄養補助食品などもお持ちで姉の不調時にお世話になりました。

ロードバイクに熱中されているというアクティブシニアの王道を邁進されている感じの方で

各地を旅したお話しなど いろいろと良いお話しを伺いました。

 

  

 

街の中の街路樹や ヘネラリーフェ庭園 にはさまざまな木々の花も咲いていました。

「あの花は、何の花ですか?」と訊いても添乗員さんとて、なんでも知っているはずはなく

知らない花は 「しらね花でございます」 と、答えるのだそうです 

姉が アメリカに行ったときに 『ジャカランダ』 という とってもきれいな花の木があって

「その花が咲いているといいね!」と言っていたので探していましたが

スペインでは、まだだったのか終わったのか? 咲いていませんでした。

その花のお話から 「熱海でもあるのよ~!」と Kさん。

そのKさんの娘さんから「旅行中に両親がお世話になりました」とのお礼状が添えられ

熱海の観光パンフレットが届きました。ありがとうございました。

熱海では6月ごろ ジャカランダの花 が開花するようです。

 こちら

私も、姉と伊豆や網代・初島など 熱海方面には何度か出かけていますが

こんどぜひ ジャカランダの花が咲くころに訪れてみたいと思います。

みなさんも、ぜひ 熱海 におでかけください。

熱海市観光協会のホームページ

 

 

   

 

スペインと言えば 『闘牛とフラメンコ』 ぐらいしか知らないと言っていた夫に

旅行で撮りためてきた、たくさんの画像をテレビに接続し、そのワイルドな風景や歴史ある建物など見てもらいました。

「たいしたもんだ!!スゴイ!」 

それより、よくもこんなに撮ったもんだと びっくり!!

「俺は行かなくても、お前がこういうのを見てきたということだけで満足じゃ!」と。

その理解あるダンナサマ

今週に入って名古屋の従弟の病気見舞いをかねて藤沢の姉宅にも寄り、山梨の友人とゴルフに行きました。

長野のどこのゴルフ場かも知らないままに友人に、おまかせで一緒のドライブも楽しみに♪

同い年のその友人は年の離れた若い奥さまとお受験を控えたお子さんを持ち

退職金がたくさんあっても定年後のプータローは許されず、ちょっとしたお仕事に付かれているらしい。

会社の休みを取るために実家で法事があることになっているからと

証拠品の秋田のお土産を頼まれて 夫が空港から買って行きました。

これまで、なんど 架空の仏事が行われてきたことか・・

ひとそれぞれ “楽あれば苦あり” のようでございます。

そんな ノーテンキな 雨男たちの プレイはどうだったのでしょう?? 

あす夕方帰ってくる予定です。 

 

車窓から  オリーブの木   

 

スペイン紀行   ひき続き お楽しみ下さい。