猫ブームだそうである
子猫はほんとに可愛いし もふもふが何とも癒される~ と可愛がられているネコは幸せだ
『世界・猫歩き』などテレビに映るその街の風景に馴染んで飼われている猫はとてもいい顔をしてる
一方で無責任な飼い主に寄って野良猫が増えたり近所の迷惑にもなっているという問題も
わが家の裏庭 (2015年5月)
かつて この場所には 野良猫の館があった
亡き義父が以前使っていた作業小屋があって 野良猫が住み付き子猫を産んでしまったのである
普段は出入りしない場所なので 鳴き声で気が付いたのだが、、、
古い物や道具が、いっぱいでどこにでも隠れる場所があり親猫の威嚇する声はすれども姿は見えぬ
そのうちチョロチョロ子猫の姿もときどき見かけるようになったがすぐに隠れてしまう
何匹もいる様子 さあ大変!
かわいい・・・けど飼えないし・・・困った!
生類憐みの令の信者のような お隣の慈悲深いお婆様が餌を与えているようだ
相談に行ったら 「おらの家のネコではないから」と のたまう
自分の家の飼い猫は室内飼いをしていて時々ひもをつけて畑を散歩させていた
とにかく 物を寄せて確認しようとしていたら親猫がくわえて運んでいった
野良猫が入っていた小屋にはダニも発生していそうで気持ち悪く
また同じことが繰り返されたら大変と その小屋は解体し庭を作ったという経緯がある
猫に入って欲しくないのでラティスフェンスを張ったのだが
ネコは悠然とその上を伝い歩いていた
(2005年8月)
その後その子たちが どこをねぐらにどう育ったのかわからないが
野良猫が隣近所をたむろしている姿をよく見かけ心が痛んだ
責任もって管理されている猫に比べ交通事故に遭ったり寿命も短いのだろう
入れ替わり別のネコを見かけるようになったが 次第に少なくなっていった
わが家でもロッキーが亡くなり マールを迎えてドッグランを作るまでになったが
今は、すっかり芝生の面影などもなくプチ果樹園に変貌して庭の風景も変わってきている
大事なワンコたちはネコと会わない離れた公園に わざわざ車でお散歩に連れて行くようになった
(2006年)
ドッグラン (2007年)
犬を放し飼いにして勝手に散歩をさせている人はいないけど
(犬の散歩でも拾わない不届きものがいるが)
猫は自由によその敷地も歩き回り排泄物を置き去りにしていく
不衛生きわまりなく迷惑千万!
雪が解けて庭のあのあちこちに 、、、処理班の夫はフン害に憤慨している
2、3年前から またニューフェイスがよく現れ庭や花壇に落とし物をしていく
木酢液やコーヒーカスを撒いてみたりもしてみるが ずっと効果があるとは言えず・・・
ネコは足のつめに引っかかるアミが苦手のようだと 敷いてみたりもするが景観も悪く
広い敷地に張り巡らせるわけにもいかず・・・
(2011年5月)
先日 町内会の集まりがあっていろんな話を聞き知ったのだが隣近所が同じ悩みを抱えていた
避妊手術もしないで野放しにしておく昔ながらの飼い方をしている老人と
無責任にえさを与えている老人がいる
注意したとてハイハイとすぐに解決しそうにもなく 近隣とのトラブルは避けたいと皆思うのである
悲しいかな 一番不幸なのは犬でも猫でも
無責任な飼い主に放置され殺処分という最終手段に送られてしまうこと
そんな子たちを無くすためにも 責任ある飼い方が飼い主には求められる
(吾輩はイヌである)
猫完全室内飼いのすすめ というサイトに書いてあります
猫を外に出してあげないと可哀想、と言う考えは勘違い
猫が外に行くのは本能ではなくて、単に習慣だと言うことを理解して
責任ある飼い主とは
①猫が健康に暮らせるために安全な住まいと食事を提供する
②去勢避妊手術は絶対にする
③他の猫や近所の人々に迷惑をかけない
④猫の幸せを考える