【雪のため引き返すこともあり】の条件付きの飛行機で
おとーさんは金曜日の夜、無事に帰ってきました。
ハワイからの帰りの飛行機では“ハチ公”の映画を見て、たまらなくこの子たちに会いたくなったよと!
日焼けした顔で 17日ぶりのご対面!
夜遅いこともあって、居眠りしていた2匹は、ひとしきり大騒ぎしたあとは落ち着いていました。
なんだか、ちょぴり大人になったように見えたとか・・?
それもそのはず、これまでないチチもハハも居ない夜を2晩も過ごしたのですから。。
何も知らずに帰ってきた夫に、そのわけをどのタイミングで切り出したらいいのかと重い気持ちでいた私。
翌朝、留守中のことをいろいろと尋ねる夫に義兄が亡くなったことを伝えました。
「えっ?!・・えーーーっ?!!・・・えーーーーーっ?!!!!」と絶句!
その驚きと落胆は、現場にいてその葬送を見送った私たち以上のものでした。
男兄弟のいない夫にとって、大好きな良き兄貴であったのです。
昨日、もう会えない義兄の遺影に手を合わせてきました。
「ほんとうに申し訳ないことをした・・・」と涙ながらに深く陳謝する夫に、
姉は「去年の秋、まだ元気なうちに一緒に飲んでもらえてよかった」と言ってくれました。
あれが、今生のお別れの杯となりました。
お葬式に出れなかった分、来月に行われる仏送りの法要には遠方の親せきを代表して二人で供養に訪れることを約束してきました。
道すがら、ふたりの母にも面会に行きました。
私の母の、思いがけない言葉には驚かされました。
「○○子の父さん死んだって?!」・・・ ギクッ!!
内緒のはずが・・・
誰から聞いたかはよく覚えてないながらも「顔を出さなくてもいいだろうか?」とか・・
近所の人もショートステイに来たりして会っているので誰かから聞いたのでしょう。
まだらなボケ同士でも、それなりの会話のやりとりで地域の情報交換をしているようです。
実家にも顔を出し、気にかけていた甥の家にも寄ってビールと子供たちへのお年玉を届けて、あちこち寄ってやっと肩の荷が下りたような帰り道。
晩御飯もそこそこに疲れきって二人とも昨夜は早々と就寝しました。
そして今朝、めったにならない夫のケータイが・・・義母の施設から
高熱があり肺炎の疑いがあり病院に搬送するとのこと!
前日会ったときは変わりがなかったのに・・・
検査の結果、入院するほどでもないようだったのですが、はっきりしないこともあり3日後にもう一度来院するようにとのことでしたが、この寒さの中をなんども遠方の施設への寝たきりの母を移動したりするのは無理もあり入院をお願いしました。
病床がいっぱいのため、個室に家族の方が付き添ってもらえればとのことで今夜は夫が病院にお泊りです。
ハワイからの帰りを待っていたかのように、母は隣りに簡易ベッドでもよく眠れる息子と枕を並べどんな夜を過ごしているのでしょう?
帰ってからのことで、ほんとによかった。。
仕事を辞めた今年は、別な形でなにかと忙しい年になりそうです