☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

編集後記

2011年07月29日 | ヨーロッパ旅行

憧れのスイス2大アルプスと 

ロマンチック街道・モンサンミッシェル・パリ・ロンドン 10日間の旅

 

 

 

 7月初めに出発し 帰宅してすぐに とりかかった旅行記

途中 息切れしそうになりながらも 毎日多くの方のご訪問に励まされられながら

なんとか思いのたけを連載することができました。

 

 

行ったことのある方は 懐かしく

行ったことのない人には すばらしい景色や旅のエピソードなど

楽しんでいただけたなら 嬉しく思います。

本来ならば10年かかって観て歩くべきところを 10日間の駆け足での観光

10歳老けこんで帰ってきたのも 無理からぬことだったのかもしれません。

おいそれと行けるところではないので無理を覚悟で出かけ 

無事に帰還でき良かったと思っています。

私自身にとっても この10日間が これからの残された人生の中で

大きな財産となり 豊かな気持ちの礎となってくれることでしょう。

 

ながい時間 お付き合いいただき ありがとうございました。

 

 ( しばらくの間、マイブログも夏休みとさせていただきます )

 

 

 


ウィンザー城そして帰国

2011年07月28日 | ヨーロッパ旅行

9日目 旅のフィナーレは ウィンザー城

 

 

エリザベス女王が週末に過ごされているという ウィンザー城

ロンドン郊外の10、5ヘクタールという とてつもなく広い敷地に君臨していた。

 

 

 

世界最大級の古いお城で 900年にわたる英国王室の歴史が凝縮されている。

 

こちらは 非公開の建物 ステート・アパートメント(公式諸間)

ヨーロッパは ちょうど夏休みの時期とあって 大勢の観光客がいた。

中国人や韓国人の学生の団体も目立つ。

女王さまも 夏休みのようで 王旗ではなくイギリス国旗が掲げられていた。

門の外の お店のあたりはとても賑やか 結婚式も見られた。

 

 

そこから空港は近いようで 飛行機が飛び立つのがよく見られた。

出国の時間が 近づいていた。

 

19:15分発 ロンドン ヒースロー空港から 日本に向けて 飛び立った。

 

はるか向こうは 白夜の北極圏 

明日の午後3時ころには成田に到着する。

旅の疲れと 興奮が入り混じった 睡魔の中で

旅で出会った 美景・絶景・感動に酔いしれていた。

ありがとう~♪ サンキュー♪ メルシー♪ ダンケシェーン♪

 

こんな日本が大変な時期に 旅に出させてもらった償いの気持ちも込めて

帰ったら この感動を伝えるために 旅行記を書こう!

それが終わるまで 私の旅は終わらなかった。

 

 


大英博物館

2011年07月27日 | ヨーロッパ旅行

旅の観光も 最終日

その日の夕方 ロンドンから JALの直行便で帰国する。

それまでの時間 ロンドンの観光ができることは、とてもラッキーなことでツアーの売りでもあった。

その観光の中で 予想していた以上に感動し 印象に残る場面に出会ったのが

大英博物館である。

 

そこにはエジプトからメソポタミア・ローマ・ギリシャ・さらにヨーロッパ各地からアジア・アフリカまで 

人類の貴重な歴史遺産が世界中から集められているロンドン必見の場所であった。

限られた時間に 主要な展示物だけを見学する。

エジプトの葬祭殿から出土した ラムセス2世の巨大な胸像や

ナイル川で発見されたロゼッタ・ストーンなど大物がずらりと並んでいる。

メソポタミアの彫刻・レリーフなど 古代の文明をひも解く数々の貴重な品々。

 

 

 

 パルテノン神殿の屋根を飾っていた彫刻

 

中でも極めつけは 墳土から出土した 数々のミイラが展示されていた場所

 

 

 

 紀元前3000年以前に埋葬されたミイラ 

ほぼ 完全な形で人体が保存されている。

スゴイものを 見てしまった!!!

数々の出土品も ひとつひとつ じっくりと見て回る価値のあるものばかり。

「エジプトに 行ってみたい」と言っていた姉。ここで十分見せてもらったと満足していた。

博物館も数々あれど ここはイギリス

 大英博物館で 世界の古代ミステリーに出会ってしまった。

 

 


ロンドン市内観光

2011年07月26日 | ヨーロッパ旅行

パリから ユーロスターに乗って ロンドン入りした私たち。

華やかなパリを出ると、見渡す限りの田園風景が広がった。

フランスは農業国で 国土の3分の2が平野と丘陵で占められているというのがよくわかる。

そんなフランスから英仏海峡海底トンネルをくぐり わずか2時間半ほどでイギリスのロンドン

 

古い歴史ある建物が多いのは同じだが、またフランスとは趣の違う気品が感じられる。

それは、王室ゆかりの街ということもあるかもしれない。

今年は ウイリアム王子とケイトさんとのご成婚もあり 一躍脚光を浴びた。

ロンドンの観光 バッキンガム宮殿から始まった。

 

 

あのバルコニーから お二人が手を振りロイヤルキッス 大勢の人たちが祝福した場所。

夏の間 宮殿の一部が一般公開されるらしい。

エリザベス女王は 週末にウィンザー城、夏にスコットランドに行く以外はここが居城だが

屋上に王室旗が立っていないので今日はお留守のようである。

新婚さんが そこで写真を撮っていたので二人を写してあげましょうと申し出た。

手渡されたのはペタッとしたスマートフォン? オバサンそんなの使ったことないし・・・・

そこを タッチするだけで 写るときいて 「ハイ!ニッコリ手を振って~!」と。

確認してもらったら、指が隅に写っていたとな・・・ 大笑い

 「ごめんね~!」ともう一度。「記念にさっきのも残しておきます」だって!

なるべく邪魔しないように新婚さん2組とは、お食事の時も同席したことはなかったけど

今日のランチで、ツアーの皆さんと一緒の食事も いよいよ最後となる。

昨日の続きで、また北海道組の人たちとご一緒しワインをご馳走になった。

よいツアーメンバーの方たちに恵まれ 旅の食事は本当に楽しかった。

 

  

出国の夕方まで ロンドン市内の名所をバスの車窓から観光

 

ロンドン塔タワーブリッジなどテムズ河畔に広がる様々な歴史ある建物は

じっくりと眺める時間もなかったが 見ごたえのある大英博物館ウインザー城

入場見学できたことで とても意義ある一日となった。

 

 

 


ルーブル美術館

2011年07月25日 | ヨーロッパ旅行

 

8日目の午後は 芸術の都パリ  ルーブル美術館

世界に名高いルーブル美術館は 広大な敷地と建物に多くの至宝が収蔵されている。

ここも 多くの観光客で ごった返していた。

じっくりと見るには 3日はかかると言われるところを足早に見て歩いた。

芸術の奥深くは解らないオバサンながら あの有名な2作品を目の当たりにして感動!

ミロのヴィーナス

 

人だかりの前には モナリザ

 

多くの有名な絵画や彫刻を鑑賞することが出来た。

あれは、夢や幻ではなく 実物だったんだ! スゴイ!と 今でも思う。

 

 

 

パリはおしゃれで歴史あふれる魅力的な街ではあるが、街はゴミが飛び散りワンコの落し物も多かった。

何事も、それぞれが自己責任において行動するお国柄のようである。

車も人もルールやマナーは通用しない。

「そういう国なんです!ここは!」ガイドさんが言った。

添乗員さんが言っていた。

「お店に入って、対応や感じが悪かったら そこを選んでしまった自分が悪いと思え」と。

そう! 郷に入っては郷に従え 旅先では 腹を立てずに楽しくねっ!

 

夕食は エスカルゴが出た

ハーブ&オリーブオイル&ガーリックでお味がついていてなかなかいける 

貝を食べているような感じ

「デンデン虫は食いたくなねぇなぁ~」・・・と言っていた あのご主人は食べたのかな?

 その夜 パリ北駅 (21:13)発

ユーロスターに乗って ロンドンへと向かう。

英国への入国審査があった。

寅さんのような北海道のご主人が、サングラスをはずすように言われ

おどけて「ばぁ~っ!」とやって大笑い 

2時間20分で ロンドンに到着 。

最後のホテルも深夜となり 明日は帰国までの時間 ロンドンの観光となる。

 

 

 


ヴェルサイユ宮殿とパリ観光

2011年07月25日 | ヨーロッパ旅行

パリ近郊に2泊した大きなホテルは 

ベッドや室内も広く快適だったが

ホテルでゆっくりする時間などなく バスタブにつかり、ただ眠り、

広いベッドの上に荷物を広げて整理して、そそくさと朝食に行くだけ。

やれやれと早めに廊下に荷物を出して私がドアをバタンと閉めたら

姉が「あっ!鍵!」と言った。手荷物とカードキィーが室内にまだ置いたままだった。

とうとうやっちまった マヌケな私。

朝食会場で添乗員さんと会えなかったが フロントでなんとか通じて事なきを得た。ホッ!

これまでトラブルもなく何とかやってきたのに 気をつけなくちゃ!

ハードなスケジュールが続いている後半の観光も残すところ今日と明日だけとなっていた。

8日目は ヴェルサイユ宮殿 の観光から始まる。

 

大勢の観光客 予約の時間に入場となる。

その日は、教官タイプの体育会系ガイドさんだった。

「ここで迷子になったら 帰れなくなりますよ! 私の後にしっかりと付いてきて下さい!」と

大きな声で説明、さっさと人混みの中を進んでいくのでゆっくりと写真など撮っていられない。

途中 休憩の場所で 母娘組が時間まで戻らなかった。

みんな、とても心配したが 携帯でやっと連絡が取れて 外に出て待っていた。

私と姉は携帯も持ってこなかったし、こんな所で路頭に迷ったら大変だからしっかりと前について歩いた。

 

ルイ14世が贅の限りを尽くして建てた壮麗な宮殿は とてつもなく広く大きく豪華絢爛 

 約1世紀にわたるブルボン王朝の絶頂と滅亡のドラマが随所に見ることが出来る。

美しい広大な庭園と宮殿は 世界遺産となっている。

  

 

その後、バスでパリ市内を車窓から見学

シャンゼリゼ通り を通り 凱旋門 を ぐるっと廻る

 

いつも写真で見る姿より 実際はとても奥行きがあり大きかった。

エッフェル塔は上らず近くに行って記念撮影だけ

カメラやイヤホンガイド・バッグなどぶらぶら下げた、くたびれた顔と姿のドアップは削除 

ノートルダム寺院 コンコルド広場など車窓から見学し

ランチの時間  

その日、はじめて北海道からのご夫婦二組と同席させてもらった。

いつもお酒をたくさん注文していたご主人と飲まない銀座のママさんみたいなご夫婦は

海外旅行にハマって、これまで80カ国も旅したと話していた。

もう1組はツェルマットのホテルで隣りのお部屋だった、おもしろいご主人と感じいい奥さん。

北海道の標津?に住んでいる屯田兵の末裔で先祖は秋田から来た人だとか。

そこでまた 話が盛り上がり 賑やかで楽しいお食事となった。

 

午後は ルーブル美術館 の観光がある。

 

 

 


モン・サン・ミッシェル

2011年07月24日 | ヨーロッパ旅行

前日 深夜にパリのホテル入りした私たち。

7日目はパリから西へ約360キロ 世界遺産 モン・サン・ミッシェル修道院へと向かう。

ホテルを朝7:30に出て片道約5時間のバス移動 10日間の日程で一番心配したコースであった。

もし体力的に無理が出たら 2連泊のホテルなので、そこで休んでいてもよいと考えて出てきた。

でも、来たからには もちろん行くしかない!! 76歳のおじいさんに負けていられないじゃん

バスはフランスに入って別のバスになり 運転手さんは2人になった。

座席はグループ別に毎日、前の優先席と後ろに自由に座れることになっている。

その日私は優先席の日で、後で乗り込んだのだが皆敬遠したのか遠慮したのか一番前が空いていた。

そんなわけで パノラマが広がるVIP席での一番長い一日のバス観光となった。

 

ワイドなパノラマのスクリーンが正面に広がるが バックミラーやアンテナがしっかりと写るのであった。

 

これから向かう ノルマンディー地方は よく雨が降るとのこと。 

急に雲行きがあやしくなってザーーッと降ったり また晴れてきたり。

少し手前のレストランで昼食 

 

 名物のオムレツとスープ

修道院の中に有名なレストランがあるが団体さん向けに 手前にレストランやホテルがあった。

いよいよ海上のピラミッドが見えてきた。

バスが駐車場の少し前に停まり 撮影タイム 

 そこで撮った私の1枚 ↓

 

この世界でも稀な 海に浮かぶ神秘的な絶景を観るために年間360万もの人が訪れるという。

潮の干満が激しく 満潮になると海に浮かぶ孤島となる。

しかし、島と陸をつなぐ約2キロの道路のために大量の砂が堆積し、かつての景観が失われ

その道路を壊し代りに長い橋を架ける計画があるらしい。

 

頑強な入口の門から入ると 土産店やレストランが立ち並んでいる。

狭い階段を通って最上階にある修道院の教会まで幾段も登りが続く。  

  

  

 

8世紀に大天使ミカエルのお告げで建てられた礼拝堂が時代を追って増改築を繰り返し 

14世紀の百年戦争では要塞として使われ、フランス革命のあと牢獄として利用されていた。

時代に翻弄されながら建て替えられた跡が多く刻まれ 歴史を感じさせる。

 

   

 

西のテラスからの眺め

   

 

約 1時間ほどの 観光を終え 私たちは モン・サン・ミッシェル をあとにした。

 

パリに戻ってきたのは夕暮れ時  

 ダイアナ妃が事故に遭った現場を通った。

パパラッチが追いかけた トンネル。

 

夕食のレストランに着いたのは 夜の10時過ぎ 

  

もう・・・私の胃袋は受けつけれませんでした~ 残念!

その夜も ホテルに戻ったのは 深夜12時ころ。

翌日は パリ市内の見学で 朝は少しゆっくり

まずは、コテッと寝て 朝 荷物をまとめるとしましょう 

 

 

 

 


スイス・ローザンヌからパリへ

2011年07月23日 | ヨーロッパ旅行

マッターホルンの街 ツェルマットに別れを告げ

午後2時ころ テーシュの駅から バスで3時間ほど ローザンヌ へと向かう。

地図上のどこをどう通ったのか・・険しい断崖の上にある村や 素敵な町の中も通ったような・・?

疲れもあって この間の写真は 車窓の景色というせいもあるけれど

枚数も少なく ブレまくりよく撮れていない。

そんな中 途中 休憩で立ち寄った 道の駅のようなところで

木彫りのワンコに出会い 思わずニッコリ

しばし マールとショウに 重ね ナデナデ 

寒がりな私は持っている物を全部まとって どうでもいい恰好して 

 山の上での写真の表情は 魂が抜き取られたような顔ばかりだった。

 

しばらくして 美しいレマン湖 が見えてきた。

アルプスの氷河の融けてきた水がたたえれ「スイスの宝石」とよばれている。

 

ジャズフェスティバルで有名な モントルーの町

 

 

湖畔の山側には ブドウ畑が広がる。

シオン城のあたりから ローザンヌに入るまで約30キロ

ラヴォー地区の段々畑は 燦々と輝く陽光・レマン湖の照り返し・石垣に蓄積された熱と

太陽の恵みを受け 無類の高品質のワインを生む。

 

 

世界遺産 ラヴォーのブドウ段々畑

 

 

夕方バスは オリンピックシティ ローザンヌの駅に着いた。

それまでの のどかな景色は一変し 都会の喧騒を感じた駅の構内

 

スイスは ドイツ語圏とフランス語圏とに分かれているが

ここは フランスに近く さまざまな人種の人たちが せわしなく行きかい賑やかだった。

そこから私たちは 国際列車 TGVで パリへと向かう 

( ローザンヌ18:03発  21:59 パリ・リヨン駅着 )

駅で配られた切符の席は くじ引きのようなもの

偶然 私たちはツアー仲間4組が サロンカーのようなボックス席 

見知らぬ外人さんとだったら大変だった。 回転できない席だと聞いていたが、

なぜか、そこの席だけがガラスで仕切られていて、話をしても気を使うこともない。

夕食は地元で作られたお弁当とお茶が出た。コンビニ弁当のようなものだったが

和食とあって、ツアーの中で最年長の70代のご夫婦の奥さまは喜んで食べていた。

私は、どうもあちらのご飯はボロボロしていて美味しくなくほとんど食べなかった。

そこに、突然 警察犬と眼光鋭い警察官が廻ってきた

国境越えの付近だったのだろうか?麻薬の捜索もあるのかもしれない。

犬がクンクンと弁当箱に鼻をつけたら グィと引っ張られていった。

フランスに入ったのかな・・・?

何のアナウンスもなく駅に止まり 何の合図もなく出発する。(一度くらいはあったかもしれないが)

日本の駅のアナウンスが実に丁寧過ぎて、やかましいことに気が付いた。

 

さて、特別席をゲットした4組 8名

76歳だという下町の社長さんは、補聴器を付けていているがとてもお元気だ。

展望台で私がうずくまっているとき、どんどん上に登って行った。

日本は各地旅行をしているが海外は初めてとのこと。どうしても来たくてやってきたと。

ツェルマットでウィスキーを買って、お水の空ボトルに入れてチョビチョビやりながら ご機嫌だ。

聞こえない話を「なんだって?」と聞いているが秘書である奥さまがだいぶはしょって通訳するのが可笑しい。

さまざまな旅のエピソードを 面白おかしく みんなでおしゃべりしながら笑い 

とうとうパリまで眠ることなくあっという間の時間だった。

そして フランスのディズニーランドの近くにある ホテルに着いたのはもう夜の12時頃。

バスから降りる頃は もう眠くて・・・ねむくて・・・夢遊病者のようだった。

 

 

2泊の連泊となるので荷物の整理は要らないが 明日も出発が早い 

 

 

 


マッターホルン

2011年07月22日 | ヨーロッパ旅行

旅は 6日目

 朝8:30頃 登山電車が ツェルマットから ゴルナーグラート展望台に向かって 出発した。

アルプと呼ばれる草原の中に 美しいマッターホルンがそびえる姿を眺めながら登って行く。

 

30分ほどで ゴルナーグラートの駅(3089m)に到着。

真正面に 鋭く天をつく マッターホルン(4478m)

この山の向こうは もう イタリア

思えば昨年 ミラノ入りするときに 飛行機から見えた険しい山の峰々

 

スイスの山には セントバーナード犬 がよく似合う

ここにいた2匹のモデル犬と私たちは集合写真と記念写真を撮った。

少し坂を上って行くと 展望台があり 澄み切った空気の中に絶景が広がる。

 

 

そして ブライトホルン・モンテローザなどの4000m級の山々と

悠然と流れる氷河の大パノラマ!!!

世界のアルピニストを魅了してやまない スイスアルプスの山々が連なる。

 

 

 

 

さらに上に歩いて行くと もっと高いところから360度の眺望が見られるらしいのだが

途中、私は動悸がしてきたので 石に腰かけてしばらくじっとしていた。

あまりに簡単に登って来て興奮しているので 空気が薄くなっていることすら忘れていた。

 

その最上部から姉が写していた 展望台とマッターホルン

 

姉が以前来たときは雲がかかって見えなく レストランの椅子に腰かけていたら

スーーーッとカーテンが引かれたように 山の景色が広がり 皆が大感動したと言っていた。

山のお天気は変わりやすく 雲の形もどんどん変わって行く

私たちはお天気に恵まれ風もなく 麓からずっと、ずっと追いかけて

下りの電車でも ずっと、ずっと マッターホルンを堪能することが出来た。

 

雲の形が まるでパイプの煙をはいているような姿

 

その後 約束の時間まで自由行動でツェルマットの街に下りてきてランチと散策

 

 

 

さまざまな マッターホルンの姿を 十分に胸に刻み

私たちはツェルマットを後にすることとなった。

 

そして その日のうちに 

スイスのローザンヌ から フランスのパリへ と移動する 強行スケジュールが待っていた。

 

 


スイス・ツェルマットにて

2011年07月21日 | ヨーロッパ旅行

猛暑が続いていた日本も今日は全国的に涼しい一日だった。

さわやかな朝  

「ヨーロッパの夏のよう・・・」と思っていたら 「今日は湿度が全くなくて、まるでハワイのようだ」と夫。

それぞれが別々の憧れの地に思いを馳せていたようだ。

 

        

 

さて、旅は中盤 5日目の夕刻  私たちはツェルマットに降り立った。

 

駅前はホテルや店が立ち並び大勢の観光客と旅行カバンを運ぶ電気自動車が行き駆う。

環境に考慮し車の乗り入れが禁止されているので歩行者天国 時折馬車も通ったりする。

マッターホルンがやっと姿を現してくれた。

何度も、なんどもシャッターを切ったが、その後どこにいっても目の前にあの美しい憧れの山が

凛とそびえたつ雄姿を目にすることになるのである。

そしてホテルは、なんとマッターホルンビューのお部屋が用意されていた!

 

 

私たちは新館に案内され、室内も広くきれいなお部屋 

   

バルコニーに出て写真を撮っていると、

お隣の部屋に入った北海道からの、おもしろいご主人が顔を出し声をかけられビックリ!

みんな、嬉しくて興奮気味 

日が沈み暗闇に落ちていく様子 そして翌朝は朝焼けのマッターホルンがお部屋から眺められるのである。

 

 

 

その夜、ホテルのレストランでの食事は伊豆からのご夫婦と一緒だった。

その頃になるとツアーの人たちとも親しくなって会話も弾み楽しいひとときである。

今回のご夫婦連れは、ご主人が飲まない人が多く奥さまは、いける口の人たちが多かった。

みんな仲良しご夫婦で「おと~さん!」「おか~さん!」とあちこちから声が聞こえる。

やさしい旦那さまと、寄り添う奥さまという感じ 

お飲物の注文をとりに来るウェィトレスの若いお姉さんが、いつもはきれいどころが多いのに

今夜は、ぽってり系で よく間違う。

ご主人がミネラルウォーターを注文したら さんざん待たされワイングラスをトンと置いていってしまった。

添乗員さんに言ったら

「自分の娘だと思って許してあげて~」と。

 思わず私も娘とその子が重なってしまった。なるほどね~・・・・みんな笑いながら納得!

旅の途中で中高年のオジサンやオバサンは場数を踏んでいる添乗員さんに教えられることが多かった。

そのあと運ばれてきたデザートがドンとテーブルに置かれ飾りが落っこちた。

「ソーリー」とニコッと笑ってそれを指でつまんで元に戻していった。ご主人がズッコケていた。

 

水は豊富なのではと思っていたスイスでもミネラルウォーターはワインよりもお高い。

 

 

そして翌朝 白み始めた空に浮き上がっていたマッターホルンが赤く染まり始めてきた!

感動の スライドショーが始まった!

 

 

 

 

朝焼けのマッターホルンをホテルから見ることができた私たち なんてラッキー!!

そのあと、ツェルマットの駅から出ている登山電車に乗って

いよいよマッターホルンを正面に臨むゴルナーグラートの展望台に向かう。

 

お天気は 晴れ 

登山電車からも、ずっとずっとマッターホルンが見えていた。