西日本や関東で猛暑が続く中 こちら北東北は雨続き
きょうは朝から大雨
あすまで降り続くという雨は県内各地に川の増水で氾濫の警報が出ています。
我が家の近辺では、その危険水域からも離れているので影響はないものと思っていました。
が、、、少し離れた、あまり大きくない川の水が溢れ道路も通行止めになり渋滞しているとのこと!
その近くの田んぼや畑も浸水していると 夫から連絡が入りました
我が家にはご先祖様から受け継いできた田んぼがあります。
一部は近くの専業農家の人に作ってもらっていますが、近年の農業事情にあるように担い手不足による
耕作放棄地になりつつある田んぼを 実は今年から自分が管理すると夫が中古のトラクターを購入
これまで、草が生えて近隣の迷惑にならないようにと年に3回起耕してもらう経費は3年で元が取れるとか?!
(ほんとかいな?)
春から、いろいろ忙しかったので 5月の中旬に初めて始動しました。
助っ人も、連れていき 周りの草も刈りました。
こんどは 「どうせ、ここまでやったなら 何か植えて転作をやる」と 言い出しました
機械はやれても、野菜のことは なんも わからん主人
「今年一年、どんなものかやってみたい!何とか協力して欲しい」との、たつての願いに
重い腰を上げた私
決して嫌いなことではないけど、 現場をみたら 気が遠くなってしまった。
30aの土地に私の指導の下 夫と助っ人が やったことのない植え付けの作業
カボチャの苗や黒豆・小豆など 試しにポチョポチョ植えてはみたけれど・・・
広いキャンバスは 埋まるはずもなく・・・
こんな感じ
草が生えたら畝の間を トラクターが通れるようにして植えた。
畑の土と違ってゴロゴロしているし マルチのビニールも風で飛ばされてやり直しをしたり
苗は家でカップで育ててから持って行ったのだが 雨が降らないから大変
植えたからには・・・と、夫はどんだけ 水やりに通ったことか・・・
周りが田んぼで 水路から水は汲めたが、マジに取り掛かるひとだから
「あれにやって、これにやらないと かわいそうだから」 と2時間もかけて、たっぷりかけてきたと。
田んぼの近くまでは 軽トラックか トラクターしか入っていけない狭い道だから、なお大変!
「あきらめて もうやめよ~ーー!」となんど言ったことか。。
それでも先月、私が東京から帰ってきた日に 一緒に見に行ったら
カボチャも 大きくツルを伸ばし 小豆もなんとか育っていた。
確かに、目にすると愛着がわいてくる。
でも離れているし 以来、私は1度だけしか見に行ってなく
雨が上がったら見に行ってみようと思っていた。
夫も、雨が降って水遣りが要らなくなったと安心していた。
そして、きょう・・・
夫が午前中近くを通ったら すでに半分以上が水に浸かっていたらしい
「ショックだったよ・・・」
雨はあれから、もっと強くなってもう壊滅的だと思う。
暑い中、日が暮れるまで頑張ってあんな大変な思いした作業
これまでの苦労は水の泡と消えた
それでも、家を流される心配をしている人たちのことを考えたら 何も言えない。
そして、農を生業としていくことがどんなに大変なことなのかを身をもって知らされた。
結果 「来年からは、トラクターで起こしておくだけにする」と決断してくれた。
それだけでもよかった。
あわよくば、今年出来がよかったら また来年なんて やめてくれーーー!!!と願っていた私。
家の周りの畑や庭だって広すぎて困っているのに。
もう いい勉強になった(教訓) なんて年でもないし
これ以上は 無理 ムリムリーーー