☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

雑草軍団 決勝進出!!

2018年08月20日 | ある日の出来事

連日熱戦が続く夏の甲子園 全国高校野球大会

な、なんと秋田の金足農業が決勝進出を決めました 

おめでとう~~!!!

 

 

力いっぱい体をそらしながら大きな声で校歌を歌う金農ナイン

全員県内出身の県立の農業高校生 

県大会からずっと同じメンバーで闘ってきたきた仲間です

 

鹿児島実 大垣日大 横浜 近江 日大三 と

全国各地から集められた選手が揃う優勝候補と言われる名だたる強豪校と

メンバー全員で力を合わせ 雑草のように粘り強く 明るく臆することなく闘い 

甲子園の魔物まで味方につけたようなミラクルな快進撃に

地元は大きな感動と興奮に包まれています!

 

(横浜戦の後の地元紙)

 

今大会は第100回という記念すべき大会

県勢としては第1回の秋田中(現秋田高)以来 103年ぶりの決勝戦進出

今日のベスト4の試合では レジェンド始球式に桑田真澄元投手が登場

34年前も雑草軍団として話題になった金農が当時ベスト4に進出し

対戦したPL学園エースの桑田選手に逆転2ランの3-2で負けたという縁もありました。

 

 

何か、甲子園という大舞台に立って大きな歓声の中で、どんどん強くなって

持っている力以上のものを出せているような選手たち

退会屈指と言われる吉田投手は 県大会から一人で投げ続けてきて疲れも出ているはず

明日の決勝戦は春夏連覇を目指す大阪桐蔭  無事に投げ切ってくれることを願うばかりです。

 

『優勝旗を初めて東北に!』を 有言実行しそうな勢いの 金農ナインに

精一杯の エールを送りたいと思います!

 

がんばれ! 金農ナイン!!

 

 

 

 


姉夫婦が遊びに来ました

2018年05月17日 | ある日の出来事

藤沢の姉夫婦が四泊五日の滞在を終えて帰りました。

姉夫婦とは、行ったり来たりの良い関係で老後もよいお付き合いをと

昨年の秋以来の秋田ですが私は二月に仙台で会っています。

今回は我が家の庭や畑のお手伝いもお願いしました。

もちろん 温泉とグルメの お楽しみ付き ♪

 

 

 来た翌日は新緑のまぶしい山々を眺めながら夫運転の車で実家に行き

兄夫婦や長姉と一緒に温泉の一室を借りゆっくりと食事やお話しを楽しみました 

ちょうどワラビ、ホンナ、山ウド、ミズなど美味しい山菜の時期で 

姉たちが作ってくれていた赤飯やボタモチなども、おいし~い!!美味しい ♪

お互いの老化ぶりを笑いのネタに楽しいひと時を過ごしてきました。

考えてみたら、私が実家に行くのも昨年秋に姉たちが来た時以来

車の運転もしんどくなって足が遠のき

元気で会えるうちにと遠くの姉夫婦が来てくれるのが

兄弟の集まるよい機会となっています。

 

 

一日は、庭の草取りや畑の準備を手伝ってもらいました。

姉夫婦の大好きな近場の温泉三昧&お気に入りのお寿司屋さん通いと

田舎の休日を楽しんで帰りました。

うちの、おとーさんは温泉も行かないし誰が来てもワンコ第一主義のオレ流ですが、

その方がお互い好きなことを気を遣わずにできて長続きするお付き合いのコツなんです。

 

 

雪の降らない暖かい土地での暮らしに憧れる私たちに、たまに来る姉たちは、

「こんなに良いところはないよ!空港にも駅にも車で30分圏内

お店も病院も銀行も何でもすぐ近くにあって便利だし温泉いっぱいあるし!」

確かにねーー

 今は、冬うつから解放され花も咲き季節も一番よい時期だから

元気なうちは庭も畑も楽しめるけど、これから先管理が大変なのよね。

いろいろ考えておかねばと目先のことばかり考え

姉たちの意見に、いつも気づきをもらう私たちです。

これからもアドバイスをもらいながら良いお付き合いをと願っています。

 

 

 


弟宅の大掃除

2018年02月21日 | ある日の出来事

仙台で法事の後、弟宅でお片付けの手伝いをするために残っていた私

東京や長野から来ていた息子たちと入れ替わりに

私からの要請を受けて助っ人として参上したのは 藤沢の姉夫婦

「行っていいのかしら?」と躊躇していましたが 実状を話し是非にとお願いしました。

その日、仙台は珍しく大雪になりました。

 


2泊3日の「小さな旅気分で行ってみるね」と来てくれました。

お掃除上手な仕事人二人、朝早く来てすぐにお掃除に取り掛かかり

風呂場や洗面所、台所など見る見る綺麗になっていきます!

私とお嫁さんは要るもの要らないものの分別をしゴミの搬出

弟には自分の必要なものを寄せてもらい

思い切っての断捨離が勢いをつけてバンバン進められ

「たのしいね~~♪」と !

終わった後は温泉で埃を流し、夜は美味しいお魚料理とお酒で乾杯 

翌日は、午前中で一区切りつけ ランチ

午後は弟の車で日本三景の1つ松島 に観光に連れて行ってもらいました。

姉夫婦は「50年ぶりくらいかしら?」と。

まだ寒い雪の松島は風情があり、外国からの観光客が多くいました。

 

 

私は2015年の11月に紅葉のライトアップを観に連れて来てもらっています。

こちら

平成の大修理を終えたばかりの 国宝 瑞巌寺本堂 も拝見してきました。

さすが国宝だけあって お寺と言うよりは お城のような建物

絢爛豪華な内部の装飾品や障壁画、彫刻など美術品は見ごたえがありました。

こちら

 

見学の後は、やはり温泉へ 

その夜、弟は出かける予定があるので「俺の豚汁」を食べてみてくれ!と

よく作っているという具だくさんの豚汁を作ってくれました。

奥さんが居なくなって1年

料理なんて作ったことのない人が、いつの間にかこんなことが出来るようになるなんて!

ご飯も炊いて冷凍し、ワンコ2匹に食べさせるお肉まで煮て冷凍してありました。

まめな人では、あるけれど お掃除お片付けは苦手ですから~

本当に今回は姉夫婦に来てもらい助かったと思います!

シルバーパワー あなどるなかれ 

 

弟は参加しなかったので、わからないと思いますが

埼玉の叔母宅の大掃除のときのことを懐かしく思い出しました。


2010年10月30日 「叔母宅の大掃除」こちら

 

あの後間もなく2番目の叔母の病気が発覚し介護の問題、葬儀、震災と

思いもかけないことが立て続けに起きましたが

勢いをつけてやれるときにやったことが良い結果に繋がっています。

1年ごとにパワーも無くなり、シルバー人材派遣も危ういところもありますが

身内のみんなでワイワイやる大掃除は楽しいものでした ♪

今度は、我が家だな!

 

 

 

 


美味しい幸せ 

2017年11月04日 | ある日の出来事

11月1日は ワンワンワンの日・私の誕生日でもありました 

その日は義妹とホテルでランチを楽しんできました ♪

お腹がいっぱいで帰ってきたら

めったにないことに、たまには!と夫が自分でケーキを買ってきていました 

 初めてかも??・・ 最近の記憶にはございません。。

ワンコにも少しあげて 美味しくいただきました 

 

 

 

 この頃は朝と昼しっかり食べて夜は軽く済ませるようにしています。

習慣とは恐ろしいもので別腹のクセはなかなか取れないので昼までとしていたら

夜は牛乳ぐらいでもOKなくらい。歳を取ると食も細くなるものですね。

でも、お昼にしっかりの部分では ちょっと食べ過ぎているかも!? 

 

 

昨日は、収穫祭のお手伝いに行ったご褒美に 美味しいお料理をご馳走になりました ♪

 木立の紅葉が美しい雑木林の中にある郊外の と・ある りすとらんて

 

 

お料理は 和と洋の 創作料理で季節感がいっぱいです 

 

 

    

 

 

どのお料理も旬の野菜や食材を美しい器に自然の彩を添えて

大変 美味しゅうございました 

 

久しぶりにお見受けしたオーナー様ご夫妻が

昔と変わらなく輝いてお店に立っておられた様子も嬉しく

元気をもらってきました。

 

去年の今ごろは 何を食べても口の中がビリビリして食べられなかったのが

よほど辛いかアクの強いものでなければ少々の違和感があっても

気にならなくなりましたから 食べられることの幸せが身に染みます 

 

 

 

 

 


旅友来たりて

2017年10月27日 | ある日の出来事

何度かハワイでご一緒したという夫の旅の友が玉川温泉に来るとのことで

我が家に寄って行くことになった。

ちょうど紅葉のシーズンで飛行機も温泉も予約がなかなかとれず

奥さまは名古屋の空港から別行動で花巻に向かったらしい。

あらまあ、それもまた いいですこと~!

 

 

毎年、一番安い時期を選んでのとはいえハワイ大好きな なんともお幸せな人たち

今年は母が亡くなり行くことが出来なかった夫は、

来年の1月の旅行をとても楽しみにしている♪

年金生活に入り懐も寂しくなり、様々に節約してでも行きたい場所らしい。

とりわけ海外の旅は、元気・時間・お金と三拍子揃ってなければ無理

ヒマだけはあってもねーー 

でも、その願望を叶えたいという気持ちはとっても大切なことだと思う!

人生も末路に入り、元気なうちに後悔しないように。

 

私は自分では、もう十分行きたいところに行ってきているので満足しているし

羨ましいとか、私も行きたい!とか 全く思わなくなってしまった。

 

 

夫の恒例のハワイの道連れも、高齢になるつれ要介護になった人、亡くなる人ありと

メンバーが欠けていっている中 現地のゴルフ場で知り合った旅の人たちと友だちになり

連絡を取り合って一緒に行くようになったようだ。

いつも話には聞いているけど、お目に罹ったことがないから

私にしてみれば、どちらのどなたさま・・・??

そんな おひとりがいらしたのである。

 

 

空港まで夫がお迎えに行き、玉川温泉までは乗り合いタクシーで向かうらしい。

予定より到着が遅れ わが家での滞在時間は短かったが

お帰りの時「奥さんにも会えたし!」(笑)

旅のメンバーはご夫婦連れが多い中、いつも単身参加の夫は妻の顔が見えないらしい。

そういえば10年くらい前、その仲間の1組のご夫婦が突然車で遊びに来たことがあり

ひとり身か、やもめ暮らしと思われていたらしく

私と会ったことが話題になっていたとのこと。

なにやら、それも目当てだったらしいけど それは10年前のおはなし。。

あれから・・ずいぶんと、わたくしも枯れてしまいましたから、、、

期待はずれでゴメンナサイ! 

 

八幡平の紅葉も終わり 麓の田沢湖周辺の紅葉が見ごろのようで

滞在中お天気にも恵まれ ゆっくりと温泉を楽しまれていることでしょう 

 

 

 

 

 


助っ人来たる!

2017年10月05日 | ある日の出来事

10月に入り めっきりと寒くなりました。

朝晩は暖房をつけていますが、今日は秋晴れの良いお天気となりました 

 

 

9月の初旬からイチジクの収穫期となり忙しい毎日でしたが

先週は姉夫婦がお手伝いに来てくれました。

去年から アレルギーが出てイチジクは一切食べなくなった私

それでも裏の畑に植えたイチジクは今年も次々と実を膨らませ

楽しみにしている人たちのために覆面・メガネ・手袋は2重にして収穫を続けていますが

甘露煮やジャムを作る元気はなく ヘルプをお願いしました 

 

 

北限のイチジクといわれる寒さに強い品種は生食よりも甘露煮用です。

朝起きて畑を覗き、きょうはどの位採れるかな?とワクワク ♪

初めての収穫に臨む姉のダンナ様も「こりゃ楽しいな~!」と 

姉はジャムや甘露煮を作ってくれました。

 

帰る日の前日に実家にも顔を出しながら温泉でお部屋を借りてお食事会

久々の兄妹夫婦 顔合わせで過ごした時間は 

みんな歳を取ったなあ、、、という実感がひしひしと・・・

一年、一年 疲れやすく気力もなくなり それが顔に現れて・・・

 

これまで何度も一緒に温泉にお泊りしたり

元気で会える時に会って楽しんできてよかったね!と

今日、埼玉の叔母とも電話で話をしました。

 

 

 


大雨警報

2017年07月22日 | ある日の出来事

今年も九州北部の豪雨の被害や猛暑など異常気象が続き

突然の集中豪雨などの災害が、いつどこで起きても不思議ないほどの出来事となり

きょうは大雨になるとの予報が出ていて朝から警戒していました。

私の家のすぐ近くには、山や川はないのです今のところ心配はないのですが

県内では、あちらこちらで大雨が降り洪水や土砂災害の危険が出て

避難勧告や警報が出ています。

夜になって、県南部で、かなり強い雨となったようです。

 

 

この雨は、今夜から明日にかけても強い雨が予想されており心配・・・

大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

これまでなかったようなことが、起こりうる覚悟が必要になって来たということを

ニュースを見ながら考える今日この頃です。

 

 

今朝は、雨が降る前にとお散歩に行ったワンコと執爺

2匹とも、途中でもう行かないと歩かなくなったので引き返して来たらザーーッと

一雨きたそうです。  あす朝の予報は強い雨のマーク 

いつも、雨にたたかれることなく幸運な晴れオトコたちですが明日は無理みたい。

大雨ばかりでなく、熊の出没など、お散歩中も予期せぬ心配ごとが多くなりました。

 

 

 

 

 


ようこそ秋田へ

2017年07月13日 | ある日の出来事

11日 皇太子ご夫妻が 献血運動推進全国大会にご出席のため秋田入りされました。

雅子さまが地方のご公務に出られるのは今年初めてとのこと。

お元気そうな、美しいお姿をテレビで拝見し大変嬉しく思いました ♪

 

 

昨日、ヒマなオジサンはゴルフ練習の帰り、皇太子さまがお通りになるための交通規制にはまり

沿道から手を振ってお見送りしてきたのだそうです。

「本当は雅子さまに、ひとめお目にかかりたかった!残念!」

午後の大会への出席のため雅子さまは体調を考えて午前中の看護大への視察は見送られたとのこと。

 

 

残念だったけど、よくぞご一緒に秋田に来て下さったと多くの県民が喜んでいたと思います。

いつも海外でのご公務など 皇太子さまお独りのことが多く寂しくお見受けしていました。

やはり女性は居るだけで華がありますからね 

 

昔、私も天皇陛下と美智子さまを沿道からお見送りしたことがありますが

何とも言えない、後光をさすようなオーラがあったのを覚えています。

皇太子さまも 穏やかで品のあるやはり天皇陛下になられる方

雅子さまの体調不良で、さまざまなことを言われる方もいますが

平凡な日々を送ることが出来ないストレスはいかばかりかと思うばかり。

 

白バイや物々しい警備の人たちに囲まれての行動

沿道の人たちには前もって様々な規制がかかっていたとのこと

今回の行程を、ひとつひとつ考えてみても ホテルでおひとりで休めたのだろうか

プライベートなお時間は持てたのだろうかとか・・?

 

2日間の日程を終え、夕方の民間機でお帰りになられました。

 

宮内庁の会見がニュースで流れていましたが

飛行機から見えた鳥海山の眺めに小さな窓にお二人で寄り添って

とても楽しそうにお話しされていたそうです。

皇太子さまは山登りがお好きで鳥海山に登られたことがありました。


今回の秋田の旅が お二人にとって少しでも、心癒される時間であって欲しいと

雅子さまのご健康とお幸せを願っております。

 

 

 


追想

2017年02月28日 | ある日の出来事

とうとう その日が来てしまいました

祭壇の遺影の、ふくよかで柔和な姿とは別人の あなたがいました

 

 

 

自分で選んでいたという一枚の写真の胸のコサージュに私は見覚えがありました

東京での甥の結婚式で兄弟が全員揃っていて、これから写真が必要になるからと

正装した姿で夫婦ごとに私が写したものでした

まさか、一番年下のあなたが先に逝くなんて・・・

 

 

「がんかも知れない・・」と言われたのは 

2014年の6月 大人の休日で仙台に行ったときでした

よくない結果が出て 手術・抗がん剤の治療が始まりました

秋にサントリーホールで辻井伸行さんのコンサートがあるからと

とても楽しみにしていて私も誘ってもらい

「良い席が取れたの!」と喜んでいたのに それも叶わず・・・

 

 

それでも病院での治療が終わると 

特別に病人扱いされることを嫌い 普通の生活をしていました

その翌年も私が旅の途中に寄るたびに 二人で松島や山形に連れて行ってくれて

車の中で 子どもたちのことなど いろんな話をたくさんしましたね

 

      今回の葬儀で私たち兄姉のために手配してくれていた秋保温泉のホテルも

あなたとの思い出がいっぱいでした

「私、がんでよかったと思っている」 その芯の強さに戸惑う私

どう言葉をかけていいのかわからなかった

がんが転移し再度の抗がん剤治療はしないで普通の生活をすると決断したこと

生活が困難になったときは緩和ケアに入るため申し込んできたこと

「そうなったら会いに来ないでね 親戚には言わないで!」

涙を見せることもなく話してくれた場所でもありました

 

あの後 札幌の姪の結婚式にも参加し 宮古島へも夫婦二人で旅行に行けたこと 

喫茶店に通い友だちとも楽しい日々を過ごしているときいて

あなたの選択は 間違っていなかったと喜びつつも

いつかは来るその日の恐怖心は いかばかりかと・・

 

 

緩和ケアに入ったと聞いた昨年11月

もう会えないと思っていた 歌舞伎で上京した時 

「体調がいいから寄っていって」と弟から連絡をもらいました

 

 

そこには少しは痩せたけど 

思っていたよりずっとずっと元気ないつものあなたが居ました

とても素敵なお部屋は広く環境もよい個室で

「どう?こんな老人ホームって いいと思わない!?」

家庭のような環境で 窓辺には二人で作ったという干し柿が吊るされていて

弟は毎朝そこに寄って会社の帰りも寄っていくのだと

長男の家族の家も近く よく顔を出してくれてくれている様子

遠くの子どもたちも家族連れで皆会いに来てくれたときのことなど

たくさん話しをしてくれました

すでに腸閉塞が起きて 胃に食べ物は入れられず点滴だけの栄養でも

 先生や看護婦さんが痛みを緩和してくれるという安心感の中で

普通の生活をしていたあなたに 

もうずっとこのまま元気でいられるような気がしていました

 

 

 (いつも病室に顔を出してくれていたmasaeちゃんが作ってくれた色紙)

 

 1ヶ月前 上京する途中で寄ったとき

前回より痩せて 少ししんどそうだったけど 孫たちのために

マスコット人形などを作っていて 「じゃあ またね!」

という私に「悪くなったら来なくていいからね・・」と

「そうね!おとうさんと二人きりのほうがいいよね」と答え

部屋を出るとき 後ろから

「よろしくおねがいします」という声がきこえた

でも、それが最後だとは私は思っていなかった

 

私が帰って間もなく 痛み止めや麻酔を受けるようになり

眠っている時間が長くなったと聞きました

最後まで 騒ぎ立てることなく静かに眠るように

弟の居るところで息をひきとったとのこと 

 

 

医師から告げられた余命より長く大切な時間を過ごせたのは

あなたが 残される人たちに生き様を見せてくれたからなのでしょう

みんな たくさん学ばせてもらいましたよ

よく がんばりましたね

 ありがとう そして おつかれさま

 

 いつも さりげなく 相手に気配りしていたあなたは

良き妻であり 太っ腹な頼りがいのあるお母さんであり 優しいおばあちゃんでした

 

 

私にとっては義理の妹で 遠くに居ていつも一緒にいたわけでもないのに

病気をしてから ずっとずっと心配していたから

 ふと悲しくなって涙がこぼれて・・・何もやる気がしなくて

 

けじめをつけて 立ち上がろうと 偲ぶ想いを記しました

 

 

 

 

 


お別れ

2017年02月27日 | ある日の出来事

がんを患い闘病中だった仙台の弟の奥さんが亡くなり お別れをしてきました。

余命宣告まで受け どんなにか辛い思いをしたはずなのに

最後まで 苦しいとか辛いとか泣き言も言わず 本当によくがんばりました。

64歳、まだまだこれからたくさん楽しめたはずなのに・・・

 

残された時間を穏やかに大切に過ごした姿は まさに ”終末期の鑑” 

お通夜 告別式と多くの弔問客が訪れ たくさんのお花が届いて

改めて故人の厚い人柄に触れる思いでした。

弟の挨拶も、参列者の方々の心に響くものがあったと思います。

 

 

     

 

 

三人の息子たちも立派に育ち、それぞれが家庭を築き 可愛い孫たちにも囲まれ

お父さんも優しくしてくれたし 緩和ケアでの生活も良い先生や看護婦さんに恵まれ

「私、幸せだったよ」そう言いきった彼女の一言が忘れられません。

 

      

 

告別式の日が20年前に亡くなったお母さんの命日であったとのこと

残されたお父さんの ひとり暮らしをサポートして看取り

自分の病気が発覚した後も 独身だった叔母様の最後までお世話をし看取り

皆が眠る同じお寺での葬儀となりました。

 

どんなにか 独り残されるお父さん(弟)のことが気掛かりであったでしょうが

そうやってきた彼女の後ろ姿を見てきた子どもたちは

自分たちも同じように 支えてくれる気持ちのようで

お父さんは、まだ仕事をしているので お仏壇も寂しくないように

長男夫婦や孫たちが見てくれるとのこと 本当に安心し感謝しています。

 

     

 

私も、離れているので、おばあちゃんの代わりはできないけれど

できることは力になってあげたいと思っています。

 

どうか お空の上から みんなを見守ってくださいますように  合掌