ここに、一葉の写真がある。
真ん中に、当時、二十年前に、栃木県のホテルで働いていた時の、平成14年7月28日、創価学会栃木県矢板文化会館で皆と撮った、集合写真、記念写真である。
そこには、「ご入会おめでとうございます」とある。
しかし、その真ん中にいる、Y下君は、新入会者などでは決してない。
昭和の頃、とっくに日蓮正宗のお寺にて、御授戒を受けている。
それが、なぜ、「入会」なのか?答えは、「ニセ本尊の授与」にあった。
その方は、御本尊を、家から持ってこなかった。その為に、ニセ本尊の授与を受けた。それが、新入会員として、創価では信者数をダブルカウントしたのである。
そんな古い写真が、いきなり出て来たものだから、うちの寿海寺の副講頭、B場さんに電話して、この件の相談をした。
こんな卑劣な事を、創価はやっている。日蓮正宗の場合はどうか、と。B場さんは、聞いた事がないナイ、という。
栃木のKさんにも、それは創価などと言う、「邪教」のやる事なんだから、なんでもやるさ、創価のやってる事が正しいと信じる方がおかしい、と言い、そんなに、その写真を取って置く位、その写真に未練があるの?捨てちゃいな、というが、やはり未練なのか、中々捨てる事も出来ない。
先程の、B場さんに、いまこれから、私は何をしようとしていた所なの?と聞かれたので、これから私は、シャワーを浴びようとして居ました。そして、その後、コンビニで買った、きつねうどんを食べようと楽しみにしている事を言った。
すると、B場さんは、「ヘルパーさんはどうしたの?」というので、もう止めたんだ、と言った。
話すのも長くなるのだが、とにかく、話すと、今はクレイマーだ、名誉棄損だ、で、大変な時代だかんナイ、とB場さんは言い、私も、うちに来ていたヘルパーさんの多くが、私の事がコワい、と言っていた事等も話した。
その問題の端緒、始まりが、私が、B場さんは知らないだろうけど、「柴田淳さん」という、歌手を、七十歳近いヘルパーさんにボロクソに言われて、それで私が数日後に思い出したように怒って、そこの事務所に、謝れ、と言って、事態が悪化して行った、と言った。
B場さんも、今は、脅迫、恐喝、強要、ストーカーと、訴えらっちゃら、大変だゾイ、と言い、それら、私の一挙手一投足が、日蓮正宗、仏法の、法を下げる事につながる、それに、私、wainai君の、人格も否定、疑われて、二度と、その、クレームが元で、誰も来なくなっつぉい、と言い、非常に懸念して、しかし、冗談も交えつつ、日蓮正宗の未来を本気で、B場副講頭さんは考えて居られるんだな、と思った。
そして、B場さんは、そんな若い人の音楽なんて、高齢のヘルパーさんなんかは最初から判らないんだから、いっその事、村田英雄だとか三橋美智也とか、春日八郎だとか、三波春夫等々、演歌を買っておいて、掛けてあげれば、年寄りは何も文句は言わない。そういうもんだ。そんな、訳の分からない、若い人の音楽なんて、最初から、嫌われるのがオチなんだ、と私を微笑んで笑いながら説き伏せた。
私も、それら、その、B場さんが言った、昭和の時代の、各、名歌手の音楽は、既に、パソコン等々に、とっくに私は持っていて、それらを最初から掛けておけば良かったんだ。そうしていれば、こんな悲劇にも遭わずに済んだのだ、とその時言い、法を下げに下げてしまい、そんな混乱までをも生んでしまったと大反省して、Kさんや、B場さんとの楽しい電話も終わったのであった。
以上。よしなに。wainai