日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●大阪の大地震につづき、広島などでも大規模土砂崩れ災害・・・広島も知り合いが多いけれど、みんな大丈夫かなあ・・・ご心配&お見舞い申しあげます。千葉でもここのところ不気味な地震が続いているので他人事でなくこちらも心配ではあるけれど・・・日本列島、どうもオカシイ・・・。
(このカテゴリーは俳句に関するアレコレを綴る記事です。漢検の学習にはほとんど役に立たないと思います・・・でも、最初は漢字がらみの話もいろいろとあるような気はします・・・)
●只今、詩腸が鼓吹されっぱなしで、あいかわらず“創作”活動を継続中・・・句を推したり敲いたりして、とても刺激があってオモロイ・・・ちょっと、漢検1級は刺激がなくなってきたから、丁度良いカモカモ・・・
●昨日、また5句投函・・・残りの5句はまだ推敲中・・・一句につき10~20案ぐらいは考えて、“ああでもない、こうでもない”とかなんとか、テニオハも含めて、言い回しやもっと適切な言葉や表現なんかを、探したり考えたりして創ってる・・・
●並行して、参考書や歳時記なども読みながら学習・・・(手持ちはほぼ読了)
●図書館から、借りてきた3冊・・・ほぼ読了。
<合本現代俳句歳時記>・・・これは覚えきれない・・・やはり歳時記は手元に置いていつでも見られるようにしておかないとイカン・・・早速アマゾンに発注済み。
<俳句のルール> ・・・基本的なことをわかりやすく解説。読み易し。
<NHK俳句 今日から俳句―はじめの一歩から上達まで>・・・こちらも読み易い。基本から応用編までとても勉強になった。
特に、「季語を深く知る」ことが重要だということがよくわかった。また、“切字”や“文語”の使い方も勉強になった。応用編では「漢語と和語」の使い様などの説明もあって、なかなか面白かった。
・助詞てにをは
「は」は強調しすぎだから注意 ・・・
「に」も不自然、散文的なもの多し ・・・「の」とか・・
「で」耳障りなことが多い ・・・「の」とか
・俳句は文語表現が基本
もともと五七五の定型が文語から生まれたことによる。 季語は文語 季語以外にも文語で表現することによって一句の統一感が生まれる。
・文語の文法 已然形ほか注意
・<生活>の季語:人間にかかわる季語・・・日向ぼこ~猫が日向ぼこをしているとか、山が更衣(ころもがえ)をする、冬支度をするなどとは言わない。白息(しらいき)も人間の季語。馬の白息とはいわない・・・馬の吐く息が白く見えるという描写はしても、馬が白息を吐くとはいわない・・・これが季語の約束。・・・
●今、夏の季語を学習中・・・その中に、見慣れない、聞き慣れない季語があった・・・
<慈悲心鳥(じひしんちょう)>
(歳時記など):慈悲心鳥 三夏 十一:ホトトギス科の十一の古名。自身では巣を作らず、コルリ、オオルリ、ルリビタキ等に託卵する。慈悲心鳥、十一、の名は鳴声が「ジヒシン」「ジュウイチ」と聞こえる事に由来する。
(広辞苑):(鳴き声がジヒシンと聞こえるところから)ジュウイチの別称。
(デジタル大辞泉)ジュウイチの別名。鳴き声を「慈悲心」と聞きなしていう。《季 夏》
(野鳥の会)ジュウイチ:(カッコウ目カッコウ科)ジウイーチーィという鋭い声(雄)。全長:32cm 九州以北の山地の林に飛来。他のカッコウ科より標高が高いところに多く、コルリ、オオルリなどに、托卵する。ジウイッチーィと繰り返しながら、次第に早くなりジュビビビビで終わる。夜も鳴く。
*野鳥の会のブログでも撮影された都道府県は少ないようだ・・・千葉ナシ。それに、掲載されている写真で夏の季節のものはなかったけどなあ・・・ま、我孫子あたりでは見られないだろうから句にすることはないとは思うが・・・でも、野鳥の会の写真なんかを見るとホトトギスに似てて、しかも可愛らしい鳥だなあ・・・一度見てみたいけど、見る機会はないだろうな・・・
*例句が40ぐらい載ってた・・・なんとなく気に入った句を3つほど・・・
慈悲心鳥氷の詩碑に韻きけり 三嶋隆英 馬醉木
慈悲心鳥ひゞきて鳴けば霧きたる 水原秋櫻子 馬醉木
暁光にひと声零す慈悲心鳥 増田松枝 馬醉木
*なお、いろいろとネットなんかでも調べていたら、「「慈悲心鳥」(じひしんちょう)は、菊池寛原作の小説。婦女界社の雑誌「母の友」で連載された。1927年、1936年に日活で、1954年に新東宝で映画化された・・・」なんてのもヒットした・・・全然知らんかった・・・もちろん内容も知らん。
<はったい(糗・麨)>
(歳時記など)はったい(糗・麨):麦・米、特に大麦の新穀を煎いってひいた粉。はったい粉。麦こがし。香煎こうせん。[季] 夏。
季語は「はつたい(はったい)」で夏、「麦こがし」に分類。麦を炒って細かく挽き、粉にしたもの。砂糖を加えてそのまま食べたり、湯に溶いて食べたりする。
(大辞林)糗・麨:麦・米、特に大麦の新穀を煎ってひいた粉。 はったい粉。麦こがし。香煎(こうせん)。 [季] 夏。
*広辞苑にもアリ。漢字もそのまま<糗・麨>。また、<水の粉(みずのこ):麦こがし。はったい。いりこ。>
(ウイキペデイア)はったい粉:はったい粉(はったいこ、糗粉、麨粉)は、オオムギやハダカムギを炒った上で挽いた粉。麦焦がし、煎り麦、香煎とも呼ばれる。大豆から作られる「きな粉」と混同されやすいが、色は灰褐色である。夏の季語。
焙煎してあることにより、消化しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。保存性がありながら、いつでも食べられる簡便食、携行食として重宝されている。徳川家康の好物であったとされる。昭和40年代(地方によっては50年代)まで、子供のおやつとして人気があった。食し方としては砂糖を混ぜた上で、白湯か麦茶で練り上げる方法が一般的であった。
・・・全然記憶ないけど、子供のころ、食べたのかなあ?・・・これも知らんかった・・・
*なお、漢字的には、
糗:キュウ、 ク、 ショウ、いりごめ(*) *この読みは「漢字の書き方」による。大字源では訓読み“ほしいい”のみ。
(大字源):読み:ほしいい 字義①いりごめ。また、煎って粉にした食品。②ほしいい。かれいい。③冷たいかゆ。④姓
麨:ショウ
(大字源)ショウ(漢・呉音):字義:むぎこがし。麦や米をいり、ひいて粉にしたもの。
(漢字の書き方)「糗麨(はったい)」
*「糗」で思い出すのが、漢検四字熟語辞典の「羹藜含糗(こうれいがんきゅう) ・・・漢検四字熟語辞典では「“糗”:ほし飯(保存用に乾燥した飯)。保存のため乾した飯。」などの説明アリ。 意味:粗末な食べ物のたとえ。「藜(レイ)を羹(あつもの)にし糗(キュウ)を含む」とも読む。
*糗麨(はったい)も漢語的には“キュウショウ”とでも読むのかしら・・・俳句ではありえないが・・・
*はったい 例句 ・・・他にも、とてもたくさんアリ・・・。
はったいにあれむせ給ふ使僧かな 一茶
はったいに坐る板間や母も子も 長谷川かな女
はったいや母に貰ひし泣きぼくろ 金児とみ子
はったいの日向臭きをくらひけり 日野草城
はったいを吹き飛ばしたる畳かな 前田普羅
大いなる栗の木鉢や麦こがし 村上鬼城
鉢の底見えて残れる麦こがし 高濱虚子
麦こがし砂糖吝みて甘からず 鈴木花蓑
水の粉に風の垣なる扇かな 榎本其角
水の粉もきのふに尽るやどりかな 蕪村
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●大阪の大地震につづき、広島などでも大規模土砂崩れ災害・・・広島も知り合いが多いけれど、みんな大丈夫かなあ・・・ご心配&お見舞い申しあげます。千葉でもここのところ不気味な地震が続いているので他人事でなくこちらも心配ではあるけれど・・・日本列島、どうもオカシイ・・・。
(このカテゴリーは俳句に関するアレコレを綴る記事です。漢検の学習にはほとんど役に立たないと思います・・・でも、最初は漢字がらみの話もいろいろとあるような気はします・・・)
●只今、詩腸が鼓吹されっぱなしで、あいかわらず“創作”活動を継続中・・・句を推したり敲いたりして、とても刺激があってオモロイ・・・ちょっと、漢検1級は刺激がなくなってきたから、丁度良いカモカモ・・・
●昨日、また5句投函・・・残りの5句はまだ推敲中・・・一句につき10~20案ぐらいは考えて、“ああでもない、こうでもない”とかなんとか、テニオハも含めて、言い回しやもっと適切な言葉や表現なんかを、探したり考えたりして創ってる・・・
●並行して、参考書や歳時記なども読みながら学習・・・(手持ちはほぼ読了)
●図書館から、借りてきた3冊・・・ほぼ読了。
<合本現代俳句歳時記>・・・これは覚えきれない・・・やはり歳時記は手元に置いていつでも見られるようにしておかないとイカン・・・早速アマゾンに発注済み。
<俳句のルール> ・・・基本的なことをわかりやすく解説。読み易し。
<NHK俳句 今日から俳句―はじめの一歩から上達まで>・・・こちらも読み易い。基本から応用編までとても勉強になった。
特に、「季語を深く知る」ことが重要だということがよくわかった。また、“切字”や“文語”の使い方も勉強になった。応用編では「漢語と和語」の使い様などの説明もあって、なかなか面白かった。
・助詞てにをは
「は」は強調しすぎだから注意 ・・・
「に」も不自然、散文的なもの多し ・・・「の」とか・・
「で」耳障りなことが多い ・・・「の」とか
・俳句は文語表現が基本
もともと五七五の定型が文語から生まれたことによる。 季語は文語 季語以外にも文語で表現することによって一句の統一感が生まれる。
・文語の文法 已然形ほか注意
・<生活>の季語:人間にかかわる季語・・・日向ぼこ~猫が日向ぼこをしているとか、山が更衣(ころもがえ)をする、冬支度をするなどとは言わない。白息(しらいき)も人間の季語。馬の白息とはいわない・・・馬の吐く息が白く見えるという描写はしても、馬が白息を吐くとはいわない・・・これが季語の約束。・・・
●今、夏の季語を学習中・・・その中に、見慣れない、聞き慣れない季語があった・・・
<慈悲心鳥(じひしんちょう)>
(歳時記など):慈悲心鳥 三夏 十一:ホトトギス科の十一の古名。自身では巣を作らず、コルリ、オオルリ、ルリビタキ等に託卵する。慈悲心鳥、十一、の名は鳴声が「ジヒシン」「ジュウイチ」と聞こえる事に由来する。
(広辞苑):(鳴き声がジヒシンと聞こえるところから)ジュウイチの別称。
(デジタル大辞泉)ジュウイチの別名。鳴き声を「慈悲心」と聞きなしていう。《季 夏》
(野鳥の会)ジュウイチ:(カッコウ目カッコウ科)ジウイーチーィという鋭い声(雄)。全長:32cm 九州以北の山地の林に飛来。他のカッコウ科より標高が高いところに多く、コルリ、オオルリなどに、托卵する。ジウイッチーィと繰り返しながら、次第に早くなりジュビビビビで終わる。夜も鳴く。
*野鳥の会のブログでも撮影された都道府県は少ないようだ・・・千葉ナシ。それに、掲載されている写真で夏の季節のものはなかったけどなあ・・・ま、我孫子あたりでは見られないだろうから句にすることはないとは思うが・・・でも、野鳥の会の写真なんかを見るとホトトギスに似てて、しかも可愛らしい鳥だなあ・・・一度見てみたいけど、見る機会はないだろうな・・・
*例句が40ぐらい載ってた・・・なんとなく気に入った句を3つほど・・・
慈悲心鳥氷の詩碑に韻きけり 三嶋隆英 馬醉木
慈悲心鳥ひゞきて鳴けば霧きたる 水原秋櫻子 馬醉木
暁光にひと声零す慈悲心鳥 増田松枝 馬醉木
*なお、いろいろとネットなんかでも調べていたら、「「慈悲心鳥」(じひしんちょう)は、菊池寛原作の小説。婦女界社の雑誌「母の友」で連載された。1927年、1936年に日活で、1954年に新東宝で映画化された・・・」なんてのもヒットした・・・全然知らんかった・・・もちろん内容も知らん。
<はったい(糗・麨)>
(歳時記など)はったい(糗・麨):麦・米、特に大麦の新穀を煎いってひいた粉。はったい粉。麦こがし。香煎こうせん。[季] 夏。
季語は「はつたい(はったい)」で夏、「麦こがし」に分類。麦を炒って細かく挽き、粉にしたもの。砂糖を加えてそのまま食べたり、湯に溶いて食べたりする。
(大辞林)糗・麨:麦・米、特に大麦の新穀を煎ってひいた粉。 はったい粉。麦こがし。香煎(こうせん)。 [季] 夏。
*広辞苑にもアリ。漢字もそのまま<糗・麨>。また、<水の粉(みずのこ):麦こがし。はったい。いりこ。>
(ウイキペデイア)はったい粉:はったい粉(はったいこ、糗粉、麨粉)は、オオムギやハダカムギを炒った上で挽いた粉。麦焦がし、煎り麦、香煎とも呼ばれる。大豆から作られる「きな粉」と混同されやすいが、色は灰褐色である。夏の季語。
焙煎してあることにより、消化しやすく、素材の甘みがあり香ばしさがある。保存性がありながら、いつでも食べられる簡便食、携行食として重宝されている。徳川家康の好物であったとされる。昭和40年代(地方によっては50年代)まで、子供のおやつとして人気があった。食し方としては砂糖を混ぜた上で、白湯か麦茶で練り上げる方法が一般的であった。
・・・全然記憶ないけど、子供のころ、食べたのかなあ?・・・これも知らんかった・・・
*なお、漢字的には、
糗:キュウ、 ク、 ショウ、いりごめ(*) *この読みは「漢字の書き方」による。大字源では訓読み“ほしいい”のみ。
(大字源):読み:ほしいい 字義①いりごめ。また、煎って粉にした食品。②ほしいい。かれいい。③冷たいかゆ。④姓
麨:ショウ
(大字源)ショウ(漢・呉音):字義:むぎこがし。麦や米をいり、ひいて粉にしたもの。
(漢字の書き方)「糗麨(はったい)」
*「糗」で思い出すのが、漢検四字熟語辞典の「羹藜含糗(こうれいがんきゅう) ・・・漢検四字熟語辞典では「“糗”:ほし飯(保存用に乾燥した飯)。保存のため乾した飯。」などの説明アリ。 意味:粗末な食べ物のたとえ。「藜(レイ)を羹(あつもの)にし糗(キュウ)を含む」とも読む。
*糗麨(はったい)も漢語的には“キュウショウ”とでも読むのかしら・・・俳句ではありえないが・・・
*はったい 例句 ・・・他にも、とてもたくさんアリ・・・。
はったいにあれむせ給ふ使僧かな 一茶
はったいに坐る板間や母も子も 長谷川かな女
はったいや母に貰ひし泣きぼくろ 金児とみ子
はったいの日向臭きをくらひけり 日野草城
はったいを吹き飛ばしたる畳かな 前田普羅
大いなる栗の木鉢や麦こがし 村上鬼城
鉢の底見えて残れる麦こがし 高濱虚子
麦こがし砂糖吝みて甘からず 鈴木花蓑
水の粉に風の垣なる扇かな 榎本其角
水の粉もきのふに尽るやどりかな 蕪村
👍👍👍 🐕 👍👍👍