日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
●我孫子図書館で辞典類を見ていましたら、「成語林・故事ことわざ慣用句」に26-③出題の「仏に方便、聖人に権道」がありました。
●この「成語林」は役立つと思いましたので、これから、同辞典から抜萃した故事成語・ことわざ・慣用句などをご案内します・・・
●例によって、すでにご案内済みのものなどはなるべく除外してありますので、お含み置きのうえ、他の記事または他のブログ等もご活用ください。
●今回は、「カ・ガ行」です・・・覚えやすくするため、また、自分の復習用のため、出題形式でご案内します。
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***ひっかかりそうな問題もありますので、注意深く、考えてください***
●カイ( 階 )を釈(す)てて天に登る :はしご無しで天に登ろうとする、不可能なことのたとえ。
●餓鬼にオガラ(苧 殻) :折れやすいオガラをふりまわす、全く頼りにならないこと、何の力にもならないこと
●柿を盗んでサネ( 核 )を隠さず :悪事が証拠によって発覚してしまうこと
●鵲、ダイリ(大 理)の庭に巣くう :天下が良く治まっていることのたとえ。ダイリ:古代中国の官名。刑獄、獄舎。
●風、エダ( 条 )を鳴らさず :世の中、平穏無事なことのたとえ。出典「論衡」 注:( 「枝」でもOKか・・・)
●風に靡くカルカヤ(刈 萱)、男に従う女 :封建時代にいわれた言葉
●風はハソウ(破 窓)を射て灯火(ともしび)滅し易し :みすぼらしい家や貧しくさびしい生活の事
●風はハソウ(破 窓)を射て灯(トウ)滅し易く、月はソオク(疏 屋)を穿ち夢成り難し
●花中のオウゼツ(鶯 舌)は花ならずして芳し
●門(かど)の土をセド(背 戸)に出す :大きな違いは無いことのたとえ
●カバネ( 屍 )の上の恥 :死後に生前の行為によって受ける羞じ
●神(または天(あめ))のホクラ(神 庫)も梯(はしだて)のままに :ホクラ:神宝をおさめておく蔵。高く設けられた神倉もはしごをかければ容易にのぼれることから、一見不可能と思われることも実現可能となること。(日本書紀・垂仁紀)
●神はキネ(巫 覡)が習わし :神のお告げなどというものは神に仕える人の考え次第ということ
●神はネギ(禰 宜)のはからい/神はネギ(禰 宜)の扱いにあり :同上
●烏は鳥中のソウシン(曾 参):人間たるもの、孝心がなければならないという教え。
●雁のコトジ(琴 柱):一群の雁が飛ぶ様子
●雁のタマズサ(玉 章):手紙、便りのこと
●カワラケ(土 器)の欠け・割れも用あり :壊れていても何らかの役に立つということ
●カ( 華 )を去り実につく :キョカシュウジツ(去華就実)表面上のはなやかさを捨て、実質を重んじる態度
●カンク(寒 九)の雨 :豊作の前兆 ( 寒の入りから9日目に降る雨 )
●寒時はジャリ(闍 黎)を寒殺し、熱時はジャリ(闍 黎)を熱殺す
●寒者はタンカツ(短 褐)を利とす :本当に困っている者はぜいたくをいわない
●カンタン(肝 胆)も楚越/カンタン(肝 胆)も胡越 :物事は見方によって、近いものも遠く見えるし、遠いものも近く見えるということ(荘子)
●カンモウ(寛 猛)相済(すく)う
●棺を鬻ぐ者は歳(サイ)のエキ( 疫 )せんことを欲す :自分の利益のためには他人の不幸も顧みないたとえ
●キカク(亀 鶴)の契り :長い契り、永遠に変わらぬ約束
●キカン(飢 寒)身に至れば廉恥を顧みず
●キガン(帰 雁)友を偲ぶ :遠隔地にいる友をなつかしく思う
●期期ガイガイ(艾 艾):どもること(史記)
●聞き取りホウモン(法 問)/聞き取りボウモン(傍 問) :仏の教えを耳学問だけで覚えたもの。自分の説であるかのように発表すること
●鬼神は盈つるを害してケン( 謙 )に福(さいわい)す
●昨日の錦、今日のツヅ( 綴)れ/今日のツヅ( 綴 )れは明日の錦 :世の変転のはげしさ
●昨日はヤモメ( 孀 )、今日は姑 :人の境遇の急変さ
●キ( 機 )の前に薬なし :「キ」はキコン(機 根)のこと。仏の教えによって開かれる人間の潜在的能力。もともと能力のない者はどのようにしてもよくはならないということ
●木もキ( 規 )によって直く、人は人によって賢し
●鬼門コンジン(金 神)我より祟る
●牛溲馬勃ハイコ(敗 鼓)の皮 :少しも役に立たないもののたとえ
●食う膳のカンゲ(勧 化) :僧侶が寄附を募るのも、実際は自分の生活のためであるということ。カンゲ:寺院・仏像建立等のため寄付を募ること。
●クド( 竈 )の火は前で焚け、風呂の火は奥で焚け
●解脱ドウソウ(幢 相)の衣(法衣):煩悩から解放されて自由な心境になること。ドウソウ:筒状の垂れ幕のような形(の袈裟を指す)
●厳威ゲンカク(儼 恪)は親に事うる所以に非ず :親にはやさしくおだやかに仕えるべき(礼記)
●コウカ(功 過)は少しも混ずべからず (菜根譚)
●高議して及ぶべからざるはヒロン(卑 論)の功有るに若かず
●コウキョウ(孝 経)で親の頭を打つ :言行不一致
●コウテン(皇 天)親無く、惟 徳を是れ輔く :(書経) 天は依怙贔屓せず徳行ある者をたすける
●コウユデンシン(甲由田申)は筆者の誤り、十点千字は継母の謀
●枯魚 索(なわ)を銜む 幾何か ト( 蠹 )せざらん
●コクサク(刻 削)の道は、鼻は大なるに如くは莫く、目は小なるに如くは莫し (韓非子)
●心からカタイ(乞 丐)となる
●コハク(狐 白)は冬を禦ぐに足る、焉(なん)ぞ無衣の客(カク)を念わん :富貴な人は貧賤の者などは忘れて考えもしないこと
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●我孫子図書館で辞典類を見ていましたら、「成語林・故事ことわざ慣用句」に26-③出題の「仏に方便、聖人に権道」がありました。
●この「成語林」は役立つと思いましたので、これから、同辞典から抜萃した故事成語・ことわざ・慣用句などをご案内します・・・
●例によって、すでにご案内済みのものなどはなるべく除外してありますので、お含み置きのうえ、他の記事または他のブログ等もご活用ください。
●今回は、「カ・ガ行」です・・・覚えやすくするため、また、自分の復習用のため、出題形式でご案内します。
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***ひっかかりそうな問題もありますので、注意深く、考えてください***
●カイ( 階 )を釈(す)てて天に登る :はしご無しで天に登ろうとする、不可能なことのたとえ。
●餓鬼にオガラ(苧 殻) :折れやすいオガラをふりまわす、全く頼りにならないこと、何の力にもならないこと
●柿を盗んでサネ( 核 )を隠さず :悪事が証拠によって発覚してしまうこと
●鵲、ダイリ(大 理)の庭に巣くう :天下が良く治まっていることのたとえ。ダイリ:古代中国の官名。刑獄、獄舎。
●風、エダ( 条 )を鳴らさず :世の中、平穏無事なことのたとえ。出典「論衡」 注:( 「枝」でもOKか・・・)
●風に靡くカルカヤ(刈 萱)、男に従う女 :封建時代にいわれた言葉
●風はハソウ(破 窓)を射て灯火(ともしび)滅し易し :みすぼらしい家や貧しくさびしい生活の事
●風はハソウ(破 窓)を射て灯(トウ)滅し易く、月はソオク(疏 屋)を穿ち夢成り難し
●花中のオウゼツ(鶯 舌)は花ならずして芳し
●門(かど)の土をセド(背 戸)に出す :大きな違いは無いことのたとえ
●カバネ( 屍 )の上の恥 :死後に生前の行為によって受ける羞じ
●神(または天(あめ))のホクラ(神 庫)も梯(はしだて)のままに :ホクラ:神宝をおさめておく蔵。高く設けられた神倉もはしごをかければ容易にのぼれることから、一見不可能と思われることも実現可能となること。(日本書紀・垂仁紀)
●神はキネ(巫 覡)が習わし :神のお告げなどというものは神に仕える人の考え次第ということ
●神はネギ(禰 宜)のはからい/神はネギ(禰 宜)の扱いにあり :同上
●烏は鳥中のソウシン(曾 参):人間たるもの、孝心がなければならないという教え。
●雁のコトジ(琴 柱):一群の雁が飛ぶ様子
●雁のタマズサ(玉 章):手紙、便りのこと
●カワラケ(土 器)の欠け・割れも用あり :壊れていても何らかの役に立つということ
●カ( 華 )を去り実につく :キョカシュウジツ(去華就実)表面上のはなやかさを捨て、実質を重んじる態度
●カンク(寒 九)の雨 :豊作の前兆 ( 寒の入りから9日目に降る雨 )
●寒時はジャリ(闍 黎)を寒殺し、熱時はジャリ(闍 黎)を熱殺す
●寒者はタンカツ(短 褐)を利とす :本当に困っている者はぜいたくをいわない
●カンタン(肝 胆)も楚越/カンタン(肝 胆)も胡越 :物事は見方によって、近いものも遠く見えるし、遠いものも近く見えるということ(荘子)
●カンモウ(寛 猛)相済(すく)う
●棺を鬻ぐ者は歳(サイ)のエキ( 疫 )せんことを欲す :自分の利益のためには他人の不幸も顧みないたとえ
●キカク(亀 鶴)の契り :長い契り、永遠に変わらぬ約束
●キカン(飢 寒)身に至れば廉恥を顧みず
●キガン(帰 雁)友を偲ぶ :遠隔地にいる友をなつかしく思う
●期期ガイガイ(艾 艾):どもること(史記)
●聞き取りホウモン(法 問)/聞き取りボウモン(傍 問) :仏の教えを耳学問だけで覚えたもの。自分の説であるかのように発表すること
●鬼神は盈つるを害してケン( 謙 )に福(さいわい)す
●昨日の錦、今日のツヅ( 綴)れ/今日のツヅ( 綴 )れは明日の錦 :世の変転のはげしさ
●昨日はヤモメ( 孀 )、今日は姑 :人の境遇の急変さ
●キ( 機 )の前に薬なし :「キ」はキコン(機 根)のこと。仏の教えによって開かれる人間の潜在的能力。もともと能力のない者はどのようにしてもよくはならないということ
●木もキ( 規 )によって直く、人は人によって賢し
●鬼門コンジン(金 神)我より祟る
●牛溲馬勃ハイコ(敗 鼓)の皮 :少しも役に立たないもののたとえ
●食う膳のカンゲ(勧 化) :僧侶が寄附を募るのも、実際は自分の生活のためであるということ。カンゲ:寺院・仏像建立等のため寄付を募ること。
●クド( 竈 )の火は前で焚け、風呂の火は奥で焚け
●解脱ドウソウ(幢 相)の衣(法衣):煩悩から解放されて自由な心境になること。ドウソウ:筒状の垂れ幕のような形(の袈裟を指す)
●厳威ゲンカク(儼 恪)は親に事うる所以に非ず :親にはやさしくおだやかに仕えるべき(礼記)
●コウカ(功 過)は少しも混ずべからず (菜根譚)
●高議して及ぶべからざるはヒロン(卑 論)の功有るに若かず
●コウキョウ(孝 経)で親の頭を打つ :言行不一致
●コウテン(皇 天)親無く、惟 徳を是れ輔く :(書経) 天は依怙贔屓せず徳行ある者をたすける
●コウユデンシン(甲由田申)は筆者の誤り、十点千字は継母の謀
●枯魚 索(なわ)を銜む 幾何か ト( 蠹 )せざらん
●コクサク(刻 削)の道は、鼻は大なるに如くは莫く、目は小なるに如くは莫し (韓非子)
●心からカタイ(乞 丐)となる
●コハク(狐 白)は冬を禦ぐに足る、焉(なん)ぞ無衣の客(カク)を念わん :富貴な人は貧賤の者などは忘れて考えもしないこと
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