日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●模擬試験倉庫模試その18復習完了・・・いやあ、よく間違えるわ・・・勘を取り戻すのが大変だい、だい・・・ま、今のうちに間違っておいたほうが良いけど・・・
●模試とはあまり関係ないけど、復習中だったか、「秧」の字を調べてて漢検2に「秧田」熟語あり・・・大字源なんかだと「=苗代(なわしろ、なえしろ)」と同義・・・この「苗代」・・“ビョウダイ”とか音読みでもあるのかと思ったら無いようだった(汗)まさか「苗代」の同義で「おうでん」(秧田)なんて出ないだろうとは思うけどなあ・・・
●ついでに、いろいろと調べていたら、漢検でよく出る「苗裔」の類義語をいくつか発見した・・・これも出ないとは思うけど、一応念の為・・・
(漢検2)苗:・・・意味②すじ。血筋。子孫。「苗字」 *大見出しで「苗裔」。
(大字源)では、苗裔=苗胤=苗緒(≒苗嗣≒苗族) *「苗胤」、「苗緒」あたりは覚えておいて損はないかも・・・
*整理すると、
(漢検2)
苗裔(ビョウエイ):遠い血筋の子孫。後胤(コウイン)。末裔。末孫。
(大字源)
苗胤(ビョウイン):遠い子孫。苗裔。
苗緒(ビョウショ):遠い血筋。苗裔。(注)
苗嗣(ビョウシ) :遠い跡継ぎ。末の子孫。
苗族(ビョウゾク):①ちすじ。血族。苗胤。(②ミャオ族。中国南西部に住む異民族の名・・・苗民。)
(注)「緒」には、“すじ。つづき。つながり。”という意味あり。
緒:(漢検2)・・・意味②すじ。つづき。つながり。「一緒」 ③こころ。「情緒」・・・」・・・
*③については、以前、「情緒」以外の熟語を記事にしたことがあるけど、②の熟語は調査不足だった・・・こういう意味だったんだ・・・
ー余談①ー*「苗」にはビョウ音(漢音)、ミョウ(呉音)あり。“ミョウ”音熟語は、漢検2、大字源とも「苗字(みょうじ)」のみ、かつ、大字源ではこの「苗字」は“国語”の由・・・。
(漢検2では・・・)「苗字(ミョウジ):代々つながる血筋の名。姓。「名字」とも書く。」
ー余談②ー 苗(か)り。・・・大字源に「意味④かり。夏の狩り。いずれも農閑期に行うもの。(春秋左伝)「春蒐夏苗秋獮冬狩」」とあり。
この「春蒐夏苗秋獮冬狩」・・・当ブログでもだいぶ前に記事にしたけど、漢検2でも、一応、夫々の季節ごとの“かり”の意味がそれなりに記載されえいた・・・
(漢検2)
蒐:・・・意味③かり。かりをする。「蒐田」「蒐猟」 ▲蒐り(か・り):春に行う狩猟。一説には、秋の狩猟ともいう。
苗:・・・意味②すじ。血筋。子孫。「苗字」 ③か(狩)り。農作物の被害を防ぐために行う狩猟。
獮:・・・意味①か(狩)り。かる。秋に猟をする。・・・
狩:・・・狩り:①鳥獣を追って捕らえること。猟(リョウ)。「―に行って鳥をしとめた」 季)冬 ②行楽目的で、魚介類をとったり、動植物の採集・観察をしたりすること。「潮干―」「紅葉―」「蛍―」
*参考までに、過去記事の一部のみ、以下掲載・・・もっと詳しく知りたい方は“ブログ内検索”を試してみてください・・・。
「新・手賀沼散歩(26-③対策 補習) 0131 春蒐・夏苗・秋獮・冬狩 薛 薜」(2015年01月31日 | 新・手賀沼散歩(漢字修練))
=知っているといつかは役に立つかも知れない周辺知識①=
●「春は蒐(シュウ)し、夏は苗(ビョウ)し、秋は獮(セン)し、冬は狩(シュ)す。皆、農隙にし、以って事を講ずるなり。三年にして治兵し、入りて振旅し、帰りて飲至し、以って軍実(旧字:實)(武器・兵站)を数へ、文章を昭かにし、貴賎を明らかにし、等列(階級)を辦(判)じ、小長を順にし、威儀を習はすなり。」(春秋左氏伝)・・・「周礼」で天子の四時(シジ・シイジ)の”かり”を「春蒐・夏苗・秋獮・冬狩」というのだそうです。
●吉田松陰も、これを念頭に、「・・・吾が邦、偃武以来、静謐フク歳、蒐獮(シュウセン)の典、廃して講せず、以て今に迄(いた)る・・・」なんて文章を作っています・・・
(以下略)・・・
👍👍👍 🐕 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●模擬試験倉庫模試その18復習完了・・・いやあ、よく間違えるわ・・・勘を取り戻すのが大変だい、だい・・・ま、今のうちに間違っておいたほうが良いけど・・・
●模試とはあまり関係ないけど、復習中だったか、「秧」の字を調べてて漢検2に「秧田」熟語あり・・・大字源なんかだと「=苗代(なわしろ、なえしろ)」と同義・・・この「苗代」・・“ビョウダイ”とか音読みでもあるのかと思ったら無いようだった(汗)まさか「苗代」の同義で「おうでん」(秧田)なんて出ないだろうとは思うけどなあ・・・
●ついでに、いろいろと調べていたら、漢検でよく出る「苗裔」の類義語をいくつか発見した・・・これも出ないとは思うけど、一応念の為・・・
(漢検2)苗:・・・意味②すじ。血筋。子孫。「苗字」 *大見出しで「苗裔」。
(大字源)では、苗裔=苗胤=苗緒(≒苗嗣≒苗族) *「苗胤」、「苗緒」あたりは覚えておいて損はないかも・・・
*整理すると、
(漢検2)
苗裔(ビョウエイ):遠い血筋の子孫。後胤(コウイン)。末裔。末孫。
(大字源)
苗胤(ビョウイン):遠い子孫。苗裔。
苗緒(ビョウショ):遠い血筋。苗裔。(注)
苗嗣(ビョウシ) :遠い跡継ぎ。末の子孫。
苗族(ビョウゾク):①ちすじ。血族。苗胤。(②ミャオ族。中国南西部に住む異民族の名・・・苗民。)
(注)「緒」には、“すじ。つづき。つながり。”という意味あり。
緒:(漢検2)・・・意味②すじ。つづき。つながり。「一緒」 ③こころ。「情緒」・・・」・・・
*③については、以前、「情緒」以外の熟語を記事にしたことがあるけど、②の熟語は調査不足だった・・・こういう意味だったんだ・・・
ー余談①ー*「苗」にはビョウ音(漢音)、ミョウ(呉音)あり。“ミョウ”音熟語は、漢検2、大字源とも「苗字(みょうじ)」のみ、かつ、大字源ではこの「苗字」は“国語”の由・・・。
(漢検2では・・・)「苗字(ミョウジ):代々つながる血筋の名。姓。「名字」とも書く。」
ー余談②ー 苗(か)り。・・・大字源に「意味④かり。夏の狩り。いずれも農閑期に行うもの。(春秋左伝)「春蒐夏苗秋獮冬狩」」とあり。
この「春蒐夏苗秋獮冬狩」・・・当ブログでもだいぶ前に記事にしたけど、漢検2でも、一応、夫々の季節ごとの“かり”の意味がそれなりに記載されえいた・・・
(漢検2)
蒐:・・・意味③かり。かりをする。「蒐田」「蒐猟」 ▲蒐り(か・り):春に行う狩猟。一説には、秋の狩猟ともいう。
苗:・・・意味②すじ。血筋。子孫。「苗字」 ③か(狩)り。農作物の被害を防ぐために行う狩猟。
獮:・・・意味①か(狩)り。かる。秋に猟をする。・・・
狩:・・・狩り:①鳥獣を追って捕らえること。猟(リョウ)。「―に行って鳥をしとめた」 季)冬 ②行楽目的で、魚介類をとったり、動植物の採集・観察をしたりすること。「潮干―」「紅葉―」「蛍―」
*参考までに、過去記事の一部のみ、以下掲載・・・もっと詳しく知りたい方は“ブログ内検索”を試してみてください・・・。
「新・手賀沼散歩(26-③対策 補習) 0131 春蒐・夏苗・秋獮・冬狩 薛 薜」(2015年01月31日 | 新・手賀沼散歩(漢字修練))
=知っているといつかは役に立つかも知れない周辺知識①=
●「春は蒐(シュウ)し、夏は苗(ビョウ)し、秋は獮(セン)し、冬は狩(シュ)す。皆、農隙にし、以って事を講ずるなり。三年にして治兵し、入りて振旅し、帰りて飲至し、以って軍実(旧字:實)(武器・兵站)を数へ、文章を昭かにし、貴賎を明らかにし、等列(階級)を辦(判)じ、小長を順にし、威儀を習はすなり。」(春秋左氏伝)・・・「周礼」で天子の四時(シジ・シイジ)の”かり”を「春蒐・夏苗・秋獮・冬狩」というのだそうです。
●吉田松陰も、これを念頭に、「・・・吾が邦、偃武以来、静謐フク歳、蒐獮(シュウセン)の典、廃して講せず、以て今に迄(いた)る・・・」なんて文章を作っています・・・
(以下略)・・・
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