漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

君子、居易し、以て俟命す

2018年01月21日 | 故事成語類
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●S+さんの<ミニ模試5>の音読み「俟俟(しし)」に触発されて調べたもの・・・
●まずは「俟俟(シシ)」の意味・・・
俟俟(シシ):(大字源)獣の群れがゆっくり駆けるさま。*大字源では、字義③で「俟俟(シシ)」。“まつ、まちうける”意ではない。
       (注)なお、「俟」も「竢」も同義なので「竢」字でも同じ。
●「竢」については、過去、ブログにこんなのを載せている・・・
<竢:シ、ま(つ)、まちう(ける)>  *「俟」に同じ。 
・ま(つ)、まちう(ける):竢望=待望、竢門=門に待つ、竢候=待つ、竢次=順番待ち、竢時=時機を待つ、竢命=命を待つ、竢嗣=位を嗣ぐことを・待つ(待ち受ける)

*漢検2には、「俟(竢)」の音熟語は掲載されていないようだ・・・
*他の熟語でちょっと気になったので、「竢命(シメイ)」(=命を待つ)を調べたら・・・中庸の中の文句だった・・・


●・・・君子居易俟命、小人行険以徼幸・・・(中庸)

「君子は易(イ)に居て もって命を俟(ま)つ)。小人は険を行ってもって幸を徼(もと)む)」と書きおろして読むようだが、音熟語読みなら、

「君子は居易(キョイ)し、以て、俟命(シメイ)す・・・」と読む・・・のかも。なぜなら、

 *「居易(キョイ)」という音熟語が大字源に載ってるので。

 *居易(キョイ):(大字源)①やすらかな状態にいる。(*出典・(同じ原文で)中庸) ②中唐の詩人・白楽天の名(白居易)。

 *「易」には音読み意味分け(イ、エキ)あるも、ここでは意味からも“イ”読み。

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