おだやかな日々が続きますように。

脳腫瘍で結婚して3年間たたかった新婚カップルの日々

被災地の支援のために

2011年04月03日 | Weblog
 東京で組合の会議がありました。震災の支援と春闘などの取り組みの前進のための会議でした。福島、宮城の仲間が悲惨な実態の報告をされました。岩手の仲間は、交通の便が悪く、来ることが出来ませんでした。病院の屋上でヘリの救助を求めた看護師さんも福島原発に一番近い広い意味でたけちゃんの組合の仲間でした。日本人の美徳が言われていますが、家を流されて、病院に泊り込んで働いている医療スタッフが何人もいます。その人たちが
「私たちよりもっと大変な人がいる」と口々に言うという話もありました。

 震災だから、自粛ということが言われています。しかし、今日の会議でも、被災したみなさんからは、春闘では、医師・看護師・介護に働く人たちの賃上げを少しでもしてほしい。普通以上にがんばって運動を広げてほしい、そのことが被災者の励ましになるとのことでした。
 会議の最後に秋田で病院を縮小して、診療所にすることに反対して裁判を起こした人たちの話がありました。震災が起きた日が判決日でした。裁判は、停電したままで行われました。敗訴でした。停電している中、地元に帰ってくると病院だけが非常電源で明かりがついていたそうです。地元の人達が集まってきて、停電の中、病院なら何かわかるかと思ってきたそうです。病院を復興させるために裁判は、続ける決意を固めたそうです。
 赤字だ、効率化だで県立・市立病院が統廃合、民営化されてきましたが、震災で明らかとなったのは、身近な病院でした。












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