流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

葛ざる

2020年09月17日 | 手遊び(てすさび)

散歩中に繁茂していた葛を見つけたので久しぶりの手遊び(てすさび)。

適当な長さに切った葛蔓を用意する。足りなくなったら現地調達はすぐできる。

太めの蔓を長さ70cm程度に切って六本用意。
三本ずつを交差させ、ざるの骨にして、細い蔓で絡めるようにして編む。
初めは数回巻きつけ、次に互い違いに編みこむ。途中で二本飛ばしに編んでもいい。

最後は上に立ちあげた蔓を隣の蔓に外から絡め、内側から外に抜けるように折り入れて適当に絡める。

所要時間約20分。
いびつで不恰好だけど、とりあえず納得・・自画自賛だけど^^;

ざるにゆでた冷凍枝豆をのせたら・・ひと味違う?

子供のころの昭和時代、田舎では葛の葉はティッシュの代用品だった。
軽くもんでから使えば肌に触れてもシットリしていい感じ・・今では使わないけど。

葛糸はザリガニ用の釣り糸の代用にした。半日遊んでも切れることはなかった。
葛の皮を細く裂いて二本合わせて撚りをかけ、8の字結びで糸をつないで長くした。

当時の吉田少年にポリ袋やカッターを見せたらジャンプして大喜びしただろなぁ・・スマホなんてSFの世界の話。

今回のざるはトマトや果物を保存するのに丁度いい感じ。短期間だが重宝しそう。

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