〜思い出の民宿から眺めた景色〜
長野到着10:00
駅前の様子
駅前の広場に立つ如是姫(にょぜひめ)像
この像は如是姫が病気快復の感謝を、善行寺如来に向かって香華(花)を捧げ礼讃している姿だそうです。
※長野駅前でちょっと休憩をして⇓
10:42発 しなの鉄道北しなの線・妙高高原行に乗る。
11:25 妙高高原着
妙高高原駅
※ここで早めの食事をする。(食事処が一、二件しかなかった)
その後タクシーで約20分。目的地へ。
到着すると、元民宿の息子さんがお茶を用意し出迎えてくれた。
無事再会
民宿だった家(今は一般の家なので非公開)もそこから見る風景もほぼ変わらず、
でも残念なことに宿主だったお父さんは亡くなられていて、
いつも、朝取り立てのトウモロコシをごちそうしてくれたお母さんは介護施設に入所しているということだった。
流石に時の流れを知る。
私たちはまずお仏壇にお線香をあげさせていただいた。
同年代だったので一緒に行動をしていたという二人は懐かしい昔話を始めた。
そして私がびっくりしたのは昔投宿した人の名簿をはじめ、
みんなが書き記した日記、写真をもすべて残しているということだった。
「この年代かな?」とピックアップして私に差し出してくれたので、若かりし頃の夫の写真を探した。
いやいや~若い。こんな時代もあったんだね~っていう感じ。
日記も探したが一向に見つからない。探し続けているうちに目に入ったのは私の弟の日記!
聞くと「ああ、それは夏休みに行くところが無いといっていたのでここを教えたんだ」という返事。
当時私は弟と二人で暮らしていて、夫と弟は大学が飯田橋駅を挟んで両側あったので、何かと面倒を見てくれていた。
とにかく二度目のびっくり、しかもびっしりと書いてあった。
知らなかったなあここへ来ていたこと~それとも私の記憶の欠落か?
しかし夫の分は見つからないので聞くと 「俺文章書くの苦手だから書いていない。理系だし」 と・・・。
「いや理系でも書くでしょう普通、足跡なのだから」 と私。
帰りがけに「来年トウモロコシを送りますよ」とバス停まで送ってきてくれた元民宿の息子さんは、翌年本当に採れたてのトウモロコシを送ってきてくれた。
そんなこんなで…懐かしかったり、悲しかったり、びっくりしたり…貴重な時を過ごした私たちは次に野尻湖に向かった。
この湖は合宿し勉強をしていた学生たちの運動の場所で、民宿から走ったりして毎日通っていたらしい。
ううん~青春時代ですねぇなんだか昔のドラマみたい。
バスがなかなか来ないので、歩いていこうと歩きだしたが、雲行きも怪しくなりタクシー呼んで湖畔廻りした。
運転手さんのガイド付きでお土産屋さんとか写真スポットでは止まってくれ、効率よく回ることができた。
本当に綺麗な湖だった。お天気が良ければもっと素敵だったかもしれない。
湖を後にして再び妙高高原駅へ⇓
13:51妙高高原発
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・直江津行
14:49着 直江津着
15:26発 直江津発
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン糸魚川行
※思い出の品
糸魚川といえば糸魚川翡翠。おそらくこの電車もその翡翠にちなんでのネーミングなのでしょう。
ここに来たからは翡翠を買わねばと買ったのがこのブレスレッド。
(大きいのは高価なので本当の翡翠と思われるのは勾玉の部分のみ)
でもお気に入りの思い出の品です。
そして、
この何ともロマンティックな名前の糸魚川行きの一両電車に乗り
その日の宿、糸魚川柵口(ませぐち)温泉へ・・・To be continued・・・