気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

はじめての俳句🖊2~チューリップ【下萌え】

2021年02月22日 | 喜代の俳句

三つほど芽の出て楽しチューリップ

季語:チューリップ(春)

作品の背景:洗濯物を干すためにベランダに出ると、去年10個植えたチューリップ🌷の芽が3個出ているのを見つけた。

提出した句:プランター三つ芽が出たチューリップ

先生の添削:「チューリップは春の喜びに溢れる花ですね。プランターの芽を見つけた時のときめきの伝わる作品です。

このままでも情景は伝わりますが、プランターの一語を省略、チューリップにポイントを絞って詠んでみました。」

やはり感情を表す「楽し」が入るとチューリップの芽を見つけたときの嬉しさがより伝わるようだ。

      

昨日、今日と4月並みの暖かい日となったので、先日から遣ろうと思っていた菊の植え替えと草取りをした。

 去年咲いた菊の根本に生えてきた芽を3鉢に分けて植える(鉢が不揃い

秋には綺麗に咲いてくれるといいのだけれど!

      

NHKの俳句番組を視るためにNHK+(プラス)のアプリをスマホとiPadに入れた。

2月21日(日)放送のお題は「下萌(したもえ)」という言葉だった。

何だか良い響きの言葉だったので、さっそく、先日買った歳時記で調べてみた。

早春、地中から草の芽が燃え出ること。

雪国では残雪の下から新芽が顔を覗かせると、春の到来を実感する。

『新古今和歌集』に収められている「春日野の下萌えわたる草のうへにつれなく見ゆる春のあは雪 権中納言国信」は下萌を詠った歌。

との説明があった。

      

何だか和歌もいいなぁ・・・なんて想いながらの草取りで撮った写真。

こんなのも下萌え?の発見だろうか?

 ヒマラヤユキノシタの蕾

 ナズナ(別名ぺんぺん草)の花

(取り去るのが惜しいような可憐な花)

残念ながらまだ、それを見て(一句!)は浮かばないけれど、

のつけどころが違うと、嫌いだった草取りも、ちょっとは楽しみになってくるようだ!

 


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