気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

桜貝をお題にした母の句

2020年03月17日 | 伊代の俳句

十指(じっし)より恋はこぼれて桜貝

形が桜の花びらに似ているのでそう呼ばれ、

光沢があり美しいので古くより和歌や俳句の題材となっている桜貝は

幅1~2cmのピンク色の二枚貝。

私の住んでいる神奈川では、鎌倉の由比ガ浜あたりで採取でき、

綺麗なのでどんどん拾い集めると片手では持ちきれないほどになるらしい。

十指(じっしと読み、文字どおり10本の指のこと)に、つまり両手に、

 

両手いっぱいに拾い集めたけれど、この桜貝のように、恋はこぼれ落ちてしまうもの

 

”恋” という文字を見ると、なんだか素敵な雰囲気を感じるのだけれど、

えっ?こぼれ落ちちゃうの   解読にはちょっと難しい句でした。

こんな感じの読みでいいのかな? お母さん  。

 

仕事休みの今日はまあまあのお天気で、ちょぴり草取りなどをはじめてみたけれど、

思いの外寒く、本当にちょっぴりで止めて、

コロナ対策休校で退屈している孫とYouTubeなどを見て過ごし、1日が終わろうとしています。

ちょっと草が気になります。

お彼岸になったけれど、コロナ対策で実家の墓参りは控えたので、今度の連休は草取りになるでしょう


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