アダコール様/写真AC
俳句生活はカタログハウス「通販生活」の俳句投稿コーナーです。
選者は夏井いつき先生で、一人3句まで、締め切りは毎月月末、発表は翌月の10日です。
が、今月は夏井先生のお母様がご逝去されたため、17日発表に延期になりました。
御母堂様のご冥福をお祈り申し上げます。
2月の兼題【椿】
※俳句歳時記
春(植物)の季語/傍題(山椿・藪椿・白椿・紅椿・乙女椿・八重椿・玉椿・つらつら椿・花椿・椿林・落椿)
花は八重咲きと一重咲きとがあり、鮮紅・淡紅・白色など色はさまざま。
「椿」は国字で、春の事触れの花の意。
中国で椿の字をあてる木は別種で、山茶と書くのが日本の椿にあたる。
日本にもともと自生していたのは藪椿であり、それをもとに園芸種が多数作られた。
🔶藪椿の素朴な美しさと園芸種の艶やかさが対照的。地上に落ちた「落椿」が俳句の素材になることが多い。
例句:【椿落ちてきのふの雨をこぼしけり】与謝蕪村
こども植物園(2022/1/4)iPhone写
【投句結果】
妹の句(佳作入選)【少女の日よ姫のかんざしは落椿】
私の句(佳作入選)【藪椿ふるさとに咲き夢となる】
実家の裏山は風よけのため、竹林になっており、その端に藪椿の木がありました。
それが毎年花を咲かせ、それこそ藪の中だけれど、それがまたコラボしてなんとも綺麗な風景でした。
ちかくの植物園ではそんな椿を見ることができます。
このところ、実家に帰ることもあまり無くなって、今は見ることも無くなった、藪椿のことを詠みました。
多分妹も同じ椿を詠んだのではないかと思います。
こども植物園(2022/1/4)iPhone写
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