気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(3)~【椿】

2023年04月19日 | そろりとろり俳句の道

アダコール様写真AC

俳句生活はカタログハウス「通販生活」の俳句投稿コーナーです。

選者は夏井いつき先生で、一人3句まで、締め切りは毎月月末、発表は翌月の10日です。

が、今月は夏井先生のお母様がご逝去されたため、17日発表に延期になりました。

御母堂様のご冥福をお祈り申し上げます。

     

2月の兼題【椿】

※俳句歳時記

春(植物)の季語/傍題(山椿・藪椿・白椿・紅椿・乙女椿・八重椿・玉椿・つらつら椿・花椿・椿林・落椿)

花は八重咲きと一重咲きとがあり、鮮紅・淡紅・白色など色はさまざま。

「椿」は国字で、春の事触れの花の意。

中国で椿の字をあてる木は別種で、山茶と書くのが日本の椿にあたる。

日本にもともと自生していたのは藪椿であり、それをもとに園芸種が多数作られた。

🔶藪椿の素朴な美しさと園芸種の艶やかさが対照的。地上に落ちた「落椿」が俳句の素材になることが多い。

例句:【椿落ちてきのふの雨をこぼしけり】与謝蕪村

こども植物園(2022/1/4)iPhone写

      

【投句結果】

妹の句(佳作入選)【少女の日よ姫のかんざしは落椿】

私の句(佳作入選)【藪椿ふるさとに咲き夢となる】

実家の裏山は風よけのため、竹林になっており、その端に藪椿の木がありました。

それが毎年花を咲かせ、それこそ藪の中だけれど、それがまたコラボしてなんとも綺麗な風景でした。

ちかくの植物園ではそんな椿を見ることができます。

このところ、実家に帰ることもあまり無くなって、今は見ることも無くなった、藪椿のことを詠みました。

多分妹も同じ椿を詠んだのではないかと思います。

こども植物園(2022/1/4)iPhone写


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