日田市議会議員 いかわたいき(居川太城)のブログ。

議員活動やプライベートも含めて感じた事、思った事を等身大に記載して参ります。

決算審査特別委員会委員長報告。

2018年12月05日 00時04分28秒 | 日記
議会開会しました、いかわたいきです。
さて、再掲になりますが長く続いた決算審査特別委員会のブログですが委員長報告まとめの今回で一旦閉じます。








まず委員長報告では市役所側に意見・要望を加えて議会で審査した決算審査結果を報告するのですが、委員長に下記の事が私の提言として盛り込まれる様になりました。私の提言は思いつきや感覚ではなく、あくまで決算の数字及び事業効果を基に要望事項として報告書に加えられています。(「 」が報告書内容、※ が私の考える理由です)

◯ 保育士確保定着事業について。
「以前の委員会審査では保育士の確保は喫緊の課題であり人員確保に向けた取組を要望し、アクロス福岡で開催されました。今後も本事業の周知と来場者数増加の取組みを要望します。」
※ 日田市出身で保育士希望の方を対象にアクロス福岡で保育フェアを行なった事は評価出来ますが、来客数に課題があります。本年も同様の来客数の為、周知と対象者など更なる工夫が必要と考えます。

◯ 健康活動応援事業について
「昨年度決算では不用額が約300万円となっており、返礼による商品券交換や自治会寄付金の少なさが要因で、登録者数も目標数に達せず伸び悩んでおり、事業効果を表しているとは到底言えないため抜本的な見直しを要望します。」
※ 健康寿命促進のための取組で公民館事業の参加やウォーキングなどを行いポイントを付与し、ポイントを商品券交換や自治会に寄付出来ますが、目標登録者1800名に対し初年度登録者約1500名、昨年度目標1500名に対し約1100名。本年も同様の目標者数に対して登録者も横ばいであり、周知や3ヶ年の課題はどこにあるのか?ゼロベースで考える必要があります。

◯ 中学生学びアップ事業について
「本事業の決算額は、当初予算と比べて2分の1となっており、その要因は指導者数の不足が主なものとなっています。事業効果が望まれることから、引き続き指導者の確保に向けて、教員退職者及び地域人材の発掘に努力されるよう要望します。」
※ 保護者アンケートにより「家で宿題をする様になった」「自主学習の時間が増えた」などの事業効果がある事、また指導者を集める事が出来ず学び教室を開催できなかった事が減額になった要因です。

◯ 淡窓図書館窓口業務委託事業について
「本事業においては、年々貸出冊数や貸出人数が減少傾向にあることから、その根本原因や利便性向上のためアンケート調査の実施及び新刊の購入予算増について要望します。」
※ 貸出冊数や貸出人数の減少は人口減少だけが問題ではないと考えます。そして、アンケート調査は窓口委託をして1度しか行っておらず現在の市民ニーズを掴む必要性があります。
以上が委員長報告の抜粋です、正式な委員長報告は12月議会開会日に議場にて報告がされます。



では、また。