北タイの片隅で・・・

タイ北部の田舎町に住んで16年、引篭爺の生活日記

北タイ 生前整理

2022年06月26日 | 日記
古い話。
爺の母は生前持病の腸閉塞で度々入退院を繰り返していた。
爺が帰国していた時も発作的に入院したし、その後も度々だった。
また入院中に転んだりといよいよ寝た切りの状態が近づいた。
耳も遠くなり、会話もままならないし、物忘れも酷くなった。

爺には姉がおり、昔から「母の面倒は私が見るから」と言っていたし、経済的に母は裕福で金銭的には姉の負担になる事はなかった。
全ては姉任せで爺は口出しする事は全くなかった。

所が、母がいよいよ病院生活に入り自宅に戻れなくなった頃、姉も面倒な病にかかった。
母は寝た切り、車椅子。姉は脳に問題ありマヒがあった。

この年(2018年秋)から、爺は帰国の度に母の生前整理を始めた。
最初に手を付けたのは、自宅(祖父の代から)のゴミ(見方を変えればアンティーク)の処理。捨てれるものは、燃えるゴミで出す、食器類も不燃分で出す。
ゴミの日毎に20袋づつ出した。それでも間に合わない位ある。

面倒だったのは、今問題になりつつある「サブスク」母の口座から自動引落になっている
モノ。
解約手続きを調べていく内、生前で有れば本人署名押印で済むが、死後は簡単でない、特に入会金(保証金?)などある場合は相続問題絡みややこしい。

「○○友の会」「生協」 ネットで調べても、退会方法について表示してない。見つけ難い。  結局直接電話をして退会届けの書類を送ってもらう。

最も、面倒だったのは「貸金庫」の解約。
更に、墓地、墓の名義変更手続き。

以上の手続きは面倒でも生前だから本人解約が出来るので何とかなる。
ただ、貸金庫の解約、本人が銀行に行く事出来ないため面倒だった。
貸金庫、契約時本人以外に開錠出来る代理人?も登録されている。これが姉になっており2人共に銀行に行く事が出来ない…

解約手続き前に取り敢えず金庫を空にしようと(何を保管しているのか母に聞いても?)、妹と2人で解錠に。本来は出来ない…が、すんなり何事も無く開錠、中のモノを全て持ち帰った。
取り敢えず空にしたので、解約処理は始めたが、都合2ヶ月かかった…
しかし、遺品整理より、生前整理の方が楽である。

爺は2019年11月にタイに戻ったがこれ以降日本には戻れずにいる。
母は20年秋に96歳で亡くなった…  姉は2019年初冬に73歳で亡くなった。
結局、生前整理も中途半端で終わった…


いつの間にか

食卓、爺の椅子にはち?が巣を作った…
気持ち悪い…
昼間は開け放しているから、猫も虫も出入り自由だから



今日の献立

クロワッサン🥐 ハムエッグ バナナ

爺が調理した。



肉まん 餡まん


オヤツ

タイデザート  名前忘れた

ココナッツおこわの上にタイカスタードがのっている。
結構美味しい…

夕食

バナナ2本

何もする気起こらず…  手っ取り早いバナナで済ます。

妻の状況(発症から3日目)
相変わらずノドが痛いと言う。
熱はない、咳もそれ程でもない。
処方された薬を飲み続けるだけ。

爺との接触はないが、家の中キッチン共有、洗面浴室共有(トイレは別)。
密になる事は避けているが…



コメント
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