和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

体力の低下

2016-06-09 12:04:24 | 風景写真
先般、上高地のターミナルから明神池往復を歩いたことは書きました。
タイム通りには歩いたのですが、非常に疲れました。
山に登っていたころは半分の時間で歩き通せたものですが、今はこのザマです。

原因を考えるに
加齢と共に衰えるのはわかっているのです。
加えて運動不足が原因の一つです。
四輪で撮影していたころは結構歩いていました。
スーパーカブに乗って6年。
バイクは狭い場所まで入ることが出来るので、その分、歩かなくなりました。
また路肩に駐停車出来るので、
バイクにまたがったままシャッターを押すことになります。
写真がうまく撮れるものですから、それでブログ写真には十分です。
おまけに手持ち主義だから時間がかかりません。
それだから走行距離が伸びても体力は使っていないのです。

それに
食うことは制限していないので、太るばかりです。
体が太る一方で心臓も太っているのです。
これはヤバイようですね。
ちんちん肥大症だったら歓迎しますが、心臓肥大症なのです。
不整脈が自覚するようになりましたね。

もう一つの原因
和尚には昔から体の中にお友達がおります。
そのお友達が暴れると厄介なのですが、
日々気を付けてはいるのですが、
いつ暴れだすのか心配でした。
この年まで(命が)持ったので、もういいかなの感じになっています。
運を天に任せるしかないのですが、今はその心境です。





大和路写真百景⑨
於美阿志神社の杜

明日香村
於美阿志(おみあし)神社は祭神が阿智使主(あちのおみ)です。
於美阿志を阿志於美にすれば“あちのおみ”と読めませんかね。
古代の渡来系氏族・東漢氏の氏神様です。

於美阿志神社の杜と畝傍山がうまい具合に写ります。
でも、ここも失われた風景になりそうです。
今、この位置に立つと建物が写ります。
公園整備のための施設です。
ほんの数年前まではレンゲが咲き、
秋にはヒガンバナが咲き乱れていました。
これからこの百景には失われつつある風景が出てきます。


消費型人間と貯蓄型人間

2016-06-08 05:54:23 | 風景写真
人は消費型人間と貯蓄型人間に分けられそうだ。
さしずめ和尚なんぞは典型的な消費型人間に入ります。
アリとキリギリスと言ってもよいと思います。
どちらに偏っても良くはありません。
性格は変えられないので、夫婦で両方の役割を果たせればいいのですが
そうは問屋がおろさない。
夫婦そろって消費型人間の場合、子供たちを見ると、
消費型になっています。
子供たちの連れ合いが反対の性格であればいいのですが、
うまくいかない。
息子夫婦の場合は嫁が貯蓄型なのでバランスがとれています。
娘夫婦の場合は両方消費型なので大変です。
それに同居の親が消費型なので毎日が火の車です。

高齢者貧困の典型である和尚の生活は惨憺たる状況です。
「from hand to mouth」

だけど経済の発展には貢献しているのと違う?

だから、いまだ新聞配達してる?

昨日、なんかの番組で
一世帯貯蓄額の日本一が奈良県と出ていた。
今は奈良県に住んでいますが奈良県出身ではありません。
他府県の目で奈良県の人を見るとそうかもしれないな、と思います。

どうして貯金がないのかを考えて、上記の考えに至りました。

貧乏に馴れて貧乏が恥ずかしいとは思わなくなりました。



大和路写真百景⑧

屏風岩

曽爾村屏風岩公苑
屏風岩の方向だけでなく反対側を撮りました。
屏風岩は標高が高く、関西でも一番遅く桜(山サクラ)が開花します。
だからカメラマンが集中します。
ここに初めて行った時はGWのはじめ頃が満開でした。
この頃は10日ほど早まっていますね。
秋もいいのですがなかなかうまく色づいてくれません。

頭のいい人

2016-06-07 17:04:33 | 風景写真
頭のいい人というのは頭脳の天才ですね。
東大とか京大、慶大の入試に合格するような人は
頭のいい人でしょう。
合格する人のほとんどが受験勉強なんてしていないですね。
受験勉強しなくても合格するのは頭のいい証拠です。
これだけは言えます。
凡人がいくら努力しても頭が良くなりません。
持って生まれたものですから。
ただ、凡人でも努力すれば勉強は出来るようになります。
たまに努力して東大とか京大、慶大に合格するのもいます。
そうでなければ立つ瀬がないじゃないですか。
立つ瀬がなかったらおぼれちゃう。

プロスポーツの選手は身体能力の天才です。
またオリンピックに出るようなアスリートも天才なのです。
イチローとか錦織、内村などなど天才としかいいようがない。
アスリートは鍛えて、努力しているように見えますが、
持って生まれた天才的身体能力があるからなのです。
凡人がいくら鍛えてもプロ選手にはなれません。

よく天才的○○とか言われるような人の幼少を見てください。
そのころから他と比較して図抜けています。
いわゆる物が違うのです。
各分野にはそういった天才がいっぱいいます。
音楽家でも囲碁でも将棋でも・・・。

そういえば
音楽家で佐村河内学さんっていましたね。
名前からしてかっこよかったのですがダマされましたね。
天下のNHKもダマされました。
そういうこともあります。

某知事の問題で世間が騒いでいます。
本人は頭のいい人です。
もちろん東大を優秀な成績で卒業しておられます。
法を犯しているのならともかく、
彼にとっては何一つやましいことはしていないのですから、
何で追及されるのかはわからないはずです。
彼の頭のいいところは「検事まで経験した第三者(弁護士)に見てもらう」ことに終始したことでしょう。
アッパレです。
法を犯していないので突きようがありません。
ザル法はどこまで行ってもザル法です。
そこまで計算した頭良さ。
ただ彼はケチだったようです。
そのケチさが災いにならなければいいのですが、
次の選挙まで安泰でしょう。

えーここまで何書いてきたのかな。

そうそう天才の話、
天才ばかりになるとこの世は成立しません。
圧倒的凡才がこの世を支えているのです。
ということで我が凡人は安心しました。



大和路写真百景⑦

一言主神社のイチョウ

御所市森脇
古事記に雄略天皇が葛城に狩に来て、同じ格好をした一団を見つける。
天皇はお前は誰かと尋ねれば「一言主大神」と答える。
意気投合して天皇は刀や衣服を与えたという。
(一言主は葛城王朝の神だったのでしょう)

願い事を一つだけ叶えてくれる一言主神社は大イチョウで有名でしたが、
数年前に根元近くから切られました。
枝がかなり出てきましたが往年の姿には程遠いです。
この写真は切られる前のものです。
黄色とバックの赤紅葉が同じ時期いい色になるのは少ないです。
たまに手前の畑にコスモスなどが植えられますが、
ここ数年は少ないようです。
また、ここは秋のヒガンバナで人を集めます。

コアジサイが咲き始めました

2016-06-06 07:11:14 | 風景写真
宇陀のコアジサイが咲き始めました。
今年は青色が勝っているようです。
いっせいに咲くのではなく、順々に咲いてきそうです。
いっせいに咲いてほしいのですが・・・。

東吉野のコアジサイは10日から15日後がいいようです。
アジサイは雨、霧が似合います。
霧が出そうな日に行ってみたいです。

コアジサイ
















大和路写真百景⑥

三輪山の朝焼け

三輪山が一番美しく見られるのは箸墓辺りからだと言われています。
井寺池などはその延長内(上)にあるため、よく撮られています。
この写真は桜井市の東新堂の材木店前の道を入ったところからです。
太陽の出る位置から考えると、鳥居が見えて、この場所がベターなのです。
桜の頃は井寺池辺りから撮ります。

松本城

2016-06-05 01:01:37 | 風景写真
松本の街並みは美しい。
電柱が見当たらないのだ。
中津川の駅前と違って活気があります。
観光客も多い。(半分は外国人?)

松本城へは着いた日に行きました。
熊本城があんなことになったので
国宝松本城をもう一度見ておこうという気になりました。
山からの帰りに何回も来たことがるんですけどね。

松本城
















天主からの北側


天主からの南側


天主からの西側



旧開智小学校 天主から




大和路写真百景⑤

本薬師寺跡のホテイアオイ

橿原市城殿町

車道から撮っています。
花を撮るには曇りのほうがいいのですが、
ホテイアオイとヒマワリ、サルスべりは晴天で撮ります。
夏の花だから青空がええと思います。
写真で見ると右側の森(桜)の向こうにサルスベリがあります。
ホテイアオイとサルスベリと青空の写真もありますが、
こちらは雲が良かったので選びました。

ホテイアオイは休耕田を利用して、
地区の人が植えているのですが
4年前だったか、ボランティアで苗の植え付けと草取りをしたことがあります。
撮影者のことを考えて参加したのですが、
想い叶わず
その年から三脚禁止になってしまいました。
それからは情報写真を撮るだけでスルーしています。

三脚禁止の場所が増えてきています。
カメラマンと一般客のトラブルが原因で禁止になることが多いのですが、
場所が狭いということも理由の一つです。
ここからの夕日の写りこみは三脚がほしいですね。
今の一眼レフは性能がいいからISO12800で十分手持ちでいけますけど。

朝日の写りこみ?
残念ながら朝は花がすぼんでいます。
花はハスと一緒で太陽の上昇と共に開いてきます。

上高地

2016-06-04 06:29:40 | 風景写真
私にとって上高地は撮影のゲレンデでもありました。
以前、年に5、6回 10年間以上通っていたので熟知はしていましたが、
2回目の個展が終わってから行っていないので、
15年前ぐらいから行っていないことになります。
久しぶりなので楽しみにしていました。

昨日の酒宴の影響で準備が遅れて、
上高地に入ったのが11時過ぎでした。
幸い天気もよく穂高連峰もよく見えました。

散策コースはターミナルから明神池までの往復コースです。
帰りの集合は1時45分です。時間が足りません。
昔みたいに早く歩けませんが、
休憩なしで歩いてきました。

来月、上高地トンネルが開通するそうです。
釜トンネルを過ぎて、すぐ上高地トンネルに入ります。

コナシは満開、ニリンソウはへたり気味、レンゲツツジは五分咲き
エゾムラサキ、エンレイソウなどが咲いていました。

サルもかなり下まで現れるようになっていました。

香芝まで帰るのには上高地を2時半頃までに出なくてはならない。
帰りの自動車に乗っけてくれたMさん、Yさんありがとうございました。

上高地 穂高


上高地 西穂高


六百山


明神峰



吊橋は新しくなっていました。

散策 後姿はメンバーです。




河童橋上部より


河童橋より


梓川


焼岳


河童橋


穂高連峰


大正池はバスから見たのですが、
立ち枯れ木は見かけませんでした。
周辺の木々は大きくなっていました。

4時間ぐらいの滞在はもったいないですね。


大和路写真百景④

葛城山

葛城山の代表的風景です。
5月10日前後は一番賑わいます。
土日などはロープウェイの始発が6時過ぎになります。
出来るだけ人が入らない写真を撮るには
始発ロープウェイに乗るか、ロッジに泊まるか
水越峠から登ってくるかのどちらかです。
それでも人は写ります。
この場所は
定番場所ではなく金剛山がいい位置に来る右のほうに寄っています。
本来この手の写真はガスが出るといいのですが、
あえて晴れた日を選びました。
ここのヤマツツジは自然に増えてきたそうです。
花は年によって当り年とそうでない時があります。


入学同期会

2016-06-03 05:47:35 | 風景写真
普通、同窓会やクラス会は卒業者を前提に集まりますが、
私が参加した集まりは入学同期会です。

入学時に席があったものは参加できる仕組みです。
ですから退学者や留年者など卒業にこだわりません。
以前、年次卒業者を基準に集めたところ、
留年卒業者など知らない人がいっぱい来て、
うまくいかなかったことがあったためで、
この方法にしたということです。

前回3年前に京都で開かれましたが、
そのときに次回は長野でという話になり、
それが実現しました。

21名の参加でした。
予想より多かったです。

長野在住の幹事さん、Tさん、Zさん、Kさん夫妻
ありがとうございました。

美ヶ原温泉ホテル「翔峰」での開催でした。
まぁ、最後は酔っていたので良く覚えていませんが、
記憶の中では料理がすごく良かったです。

このメニューで京都でやれば1.5倍はかかるでしょう。

帰ってからメニューがポケットに入っていました。

信州らしい献立が目を引きます。

50年近くの昔のことから現在までなので、学友の半生などいっぱい聞きます。
そこが楽しい。

幹事のTさんはマルチ農夫です。
川中島で“鞭声粛々”と詠いながら
米、リンゴ、プルーン、サクランボ、アンズ、ブドウなどを作っています。
Tさんの作ったお米でお酒も出来ました。美味しかったです。
サクランボも持って来てくれていました。
農産物はJAの販売所にあるそうです。
どこかは聞きませんでしたが。

群馬の前橋から駆けつけたTさんは
今度、地理学会の会長に就任されます。
同期会の誇りです。

究極の新聞配達人を目指している和尚もTさんですが、
上記お二人とえらい違いですわ。
それでも対等に話せるいい仲間たちです。

2年後に入学50周年になるので京都で開催。
その次は横浜(神奈川)でやるとか。

皆さん、酔っ払った次の日は新緑の上高地散策でした。

齢も重ねていらっしゃるので忘れ物もあったようです。
小物ではなく、ズボンやジャケットなどです。
誰だか言いませんが・・・。

上高地の記事は明日です。




大和路写真百景③

諸木野の桜

満開の桜と老夫婦の田植えが定番ですが、
田植えが終わった後の風景を選びました。
諸木野は限界集落です。
後継者もいないので、
この田んぼも佐々岡さんが元気なうちは
この風景が見られるでしょうが、
見られなくなるのは時間の問題です。

この場所は雑誌の掲載写真を見て探しました。
探したのは冬です。
広くないので歩いてウロウロしました。
冬場ウロウロする写真やさんはいませんわ。
たまたま佐々岡さんが外に出ていらっしゃったので
お話を聞くことが出来ました。
それからはお宅に顔を出すようになりました。

前山寺(ぜんさんじ)

2016-06-02 06:47:38 | 風景写真
河内長野市滝畑ダムの交通事故が全国区で報道された。
ここ、甲信越の一番ニュースでした。

北海道子供置き去り事件(事故)、不可解だなー。


ところで

別所温泉からの帰り、
塩田平を走っていると、
前山寺の案内がやたらと出てきます。
(塩田平(しおだだいら)は、長野県東信地方の上田盆地の千曲川左岸にある河岸段丘です。
信州の鎌倉とも言われています)

予備知識はまったくありません。

ただ、お寺の案内が二種類ありました。
お堂の形と塔の形です。
前山寺が塔の形で案内されていたので、
塔のある寺だろうと思って、案内にしたがって行ってみました。
本堂がほんどうに立派です。

前山寺本堂裏


前山寺本堂表


三重塔 杮(こけら)葺きです。室生寺金堂など杮葺きです。

イチョウなので秋は綺麗でしょうね。


窓がない。この塔は未完成?

参道


参道脇には巨大なケヤキが2本ありました。
こんな大きなケヤキははじめてです。




大和路写真百景②

新茶夫婦摘み

少なくなった丸刈りの茶摘み。
この御夫婦はこの時が最後の茶摘になりました。
一芯二葉を教えていただきました。
(一枝二葉と勘違いしていました)
手摘みの場合、指の腹で摘むのと爪で切るのとでは
違いが出てくるらしいです。
爪はご法度ですって。
覆い茶が多い中で天日を多く受けた茶のほうが美味しいと言われました。
しかし覆い茶は色がよく、苦味が少ないので商品価値が高くなるとか。

一芯三葉、一芯四葉・・・になってくると覆いが必要になってくるんでしょうね。
覆いなしで一芯二葉が一番美味しいということですか。

写真に見られる摘み方は茶の木が丸く刈られます。
写真にとっては丸いほうが断然いいようです。
平坦地ではほとんど全自動茶摘機です。木の上部が平たくなります。
撮影の場所は山添村大塩?付近です。

国宝安楽寺八角三重塔

2016-06-01 12:41:26 | 風景写真
念願がかなって、
信州別所温泉の安楽寺に行ってきました。

日曜日の朝の配達を終えて、
鈍行で行くべく、早い目に家を出ました。
ロス時間がほとんどなく、中津川まで来ましたが、
12時発の普通松本行きが出た後でした。
次の便を調べてみますと、4時間以上後です。

通りかかった駅員に聞くと、要するに需要と供給のバランス。
木曽の山中では電車の利用がかなり減っているとのこと。
暇人のためにダイヤを組んでないというので、
特急しなのを利用することになりました。

特急が来るまで時間があったので、
中津川駅周辺を歩いてみました。
日曜昼というのに人はほとんどいません。
人の流れが郊外店の大規模施設に集まっているのでしょう。
ここでも桜井や高田の商店街と一緒です。


別所温泉へは同窓会を利用して行ったのですが、
松本からは公共交通の便が悪く、レンタカーを利用しました。
松本からは50kmぐらいですが、有料トンネルが2ヶ所あります。
三才山トンネルと平井寺トンネルです。
1時間ちょいで到着です。

安楽寺八角三重塔は松本城と一緒の時期に国宝に指定されたそうです。
めずらしい八角の搭は現存するのはここだけです。
ratoさんの指摘のように西大寺の搭は八角だったそうです。
記録では京都にも一件あるそうです。
寺は別所温泉街の高台にありました。

安楽寺参道


本堂


三重塔












一見、四重の塔に見えますが、
一番下の屋根は裳階(もこし)です。
薬師寺東塔は六重の塔に見えますが
1、3、5が裳階なので三重塔なのです。

別所温泉へは上田から上田交通の列車が運行されています。
終点の別所温泉駅です。


駅のとなりに日帰り温泉がありましたので入ってきました。

次は前山寺です。




大和路写真百景①

天の香具山

この時期、太陽は香具山の頂上から出ます。
撮影場所は橿原市別所町になりますか、
香具山から真西に伸びる水路の土手に彼岸花が咲きます。
咲き方は毎年違います。
この時はたまたま朝焼けと重なったので撮れました。
それ以来、花と朝焼けのコラボは撮れていません。