中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
693話)池
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c0/29d47557ccbfd6ef325d160c4adfc179.jpg)
立花吉茂先生の発案による植物園をどこにつくるか? 多くの種類の植物を育てるには、大同では霊丘県南山区だと見当をつけました。そして、李向東たちに、具体的な場所さがしと、植物調査を依頼したのです。
彼らは7か所の候補地をみつけました。遠田宏顧問と私とで、それを見て回ったのですが、なかなか満足できるものに、いきあたりません。1998年の暑さの盛りでした。くたびれてしまって、「もういいよ。最初のものにしよう」といったのです。
そのとき李向東は、「あと数百メートル歩けば、場所がみえますから…」と、つよくすすめます。小高い場所まで這い上がると、樹木が固まっているようすがみえました。ポプラと数種類の果樹のようです。すると李向東が、「あの下には池があります」といいます。こちらとしては、先にそれをいってほしかった、というところ。
いちばん頭の痛いのが水の確保なんですよ。池があるのなら、それをみないわけにはいきません。それがこれ。直径6メートルほどで、どんな旱魃の年にも枯れることがないといいます。一目惚れしました。ここが7つ目で、最後の候補地でした。
彼らは7か所の候補地をみつけました。遠田宏顧問と私とで、それを見て回ったのですが、なかなか満足できるものに、いきあたりません。1998年の暑さの盛りでした。くたびれてしまって、「もういいよ。最初のものにしよう」といったのです。
そのとき李向東は、「あと数百メートル歩けば、場所がみえますから…」と、つよくすすめます。小高い場所まで這い上がると、樹木が固まっているようすがみえました。ポプラと数種類の果樹のようです。すると李向東が、「あの下には池があります」といいます。こちらとしては、先にそれをいってほしかった、というところ。
いちばん頭の痛いのが水の確保なんですよ。池があるのなら、それをみないわけにはいきません。それがこれ。直径6メートルほどで、どんな旱魃の年にも枯れることがないといいます。一目惚れしました。ここが7つ目で、最後の候補地でした。
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