マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

もうひとりの

2012-05-29 23:37:04 | 教会の風景

ペンテコステの礼拝では、もうひとりの助け主が遣わされていることに心を留めました。

神様の救いの確かさは、私たちにとって心強いものです。

「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。」

新約聖書 ヨハネの福音書14:16,17

 

5月も終わります。

月報6月号に掲載した、5月の礼拝説教(旧約聖書 民数記からの講解)の要約です。

主は、イスラエルの人口調査を行なうようにモーセに命じた。しかし、その際に、『レビ部族だけは』人口調査も登録もしてはならないと仰せられた(1:49)。主はイスラエルの全部族を神の民としてお選びになったものの、その中でもレビ部族を区別した。イスラエルにおける主の臨在を示す、会見の天幕に関する奉仕をレビ人に授けた(1:50,51)。一方、その幕屋の奉仕には、レビ人以外の者が携わることを厳しく禁じた(1:51)。私たちは、ここに神の聖を見る。人は神のお定めになった線を越えることはできない。それを踏まえ、キリストによる贖いのゆえに受けた、神にお仕えすることの厳粛さを心に留めたい。「こうして私たちは、慎みと恐れとをもって、神に喜ばれるように奉仕することができるのです。」(ヘブル12:28)

主は、イスラエルの各部族の宿営の配置を命じた(2:2-)。イスラエルの『宿営の中央に』会見の天幕がある(2:17)。その周囲をレビ人の宿営が取り巻く(2:17)。そして、その外側の東西南北に12部族の配置が定められた。主は、宿営の中央に会見の天幕を置くことで、イスラエルにおけるご自身の臨在を示した。神が神の民と共におられるということは、旧新約聖書で一貫して証しされている。私たちは、「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた」(ヨハネ1:14)と証しされている方を信じている。神は私たちと共におられる御方である。 


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