パパの子育て七転八倒

平日仕事が遅く代りに週末に集中して育児してます。ワークライフバランスと[父親が考える育児]がキーワードです。

とてもクールジャパンどころではない日本の労働環境 これでどうして子育てできるの?

2014年04月25日 | その他
今日はちょっと違う話になります。
今日、yahoo!ニュースで流れていた記事。


アニメ制作社員が過労死。月600時間。

この労働環境に多くのコメントが寄せられていました。

「とてもクールではない」
「こんなのみたらアニメを楽しめない」

世の中を知らない若者のコメントだと思いますが、でも子供たちにはあまり知って欲しくない内容ですね。
将来の夢はおろか、家庭すら持てないような環境に身を置いて仕事するなんて、とてもすすめられたものではありません。

では、アニメの制作現場だけが過酷なんでしょうか?
実は、今はどこでも似たような環境です。
もう業種を問いません。

一番身近な例が、学校の先生です。

朝から学校が終わるまでだけが先生の仕事ではありません。
今はやることが膨大で、授業の準備は勿論、地域向けに情報を発信したり、
部活動の対応もあるし、進路指導もきめ細かくなってきているし、
その上モンスターペアレンツもいて、子どもだけでなく、親にも対応する。
更に教育委員会や、いろんなアンケートもまわってきたりと、山積みだそうです。

そんな自分も身を置いているIT業界も、過重労働の業界です。

なんといっても、仕事が途切れることが無く、その上競争も激しく、見た目ほど給料も良くないので、
きつい、給料が安い、切りがない(休みがない)、結婚できない、化粧が乗らない、など
5Kとか7Kとか言われている業種になってしまいました。

まだまだたくさんあります。
上げたらきりがないです。
タクシーや長距離ドライバー。
マスコミに関わる職種
居酒屋などの飲食店の店員
24時間動き続ける金融に身を置く人 などなど

とても子供に将来の夢や生活を語れなくなってきましたね。
この現状を変えないと、もはや子供たちも家庭を築くこともできなくなってしまいます
(見本がとても少なくなってきたら、当然そうなります)
そして、こんな現状をよーく調べられてしまったら、外国人からも、ジャパンはクールではない、
と思うでしょう。
(かなり昔から、日本のサラリーマンはエコノミックアニマルと言われてましたが、それは今でも変わりません)

こういったニュースが非常に痛ましい時間がきっかけとなることは哀しいことですが、こういったことが
起きないよう、労働環境に転機が訪れて欲しいものです。

育児ブログ・ランキング