先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

コンサート

2011-06-14 23:08:57 | ピアノのお仕事
久しぶりに、素敵な二人のフルート奏者の伴奏者としてコンサートに出演することになりました。

ピアノのソロ曲はありませんが、一曲は、ピアノのソロの間奏があったりと
伴奏といえど、ちょこっと見せ場(聞かせ場?)があり、今、頑張って練習をしています。
生徒にいつも言ってる分、頑張らねばなりませぬ。。。。

日時は、以下の通り。


麻岡緑&宮川悦子 Duo Concert  音×音 vol.1

7月3日(日) 開場13:30 開演14:00
場所は、新大久保駅より徒歩5分の スペースDoにて、
全席自由の2000円です。
小学生以上、大丈夫ですので、よろしかったら、ぜひいらしてください!
高田まで言っていただければ、チケットをご用意いたします!


下記は、当日に演奏する曲のリンクです。よろしかったら、どんな曲が演奏されるのか
聞いていただけると嬉しいです。

クロンケ作曲 二匹の蝶々
http://www.youtube.com/watch?v=rrM6FzLQ4zM

ゴーベール作曲 ロマンス
http://www.youtube.com/watch?v=btWeGfJSOrM

クーラウ作曲  歌劇「オイリアンテ」から3つの主題による変奏曲
http://www.youtube.com/watch?v=Q8LneJkQEQg

ドップラー作曲  ハンガリーの主題による幻想曲
http://www.youtube.com/watch?v=ZXISjmY4yNs
↑これは、オーケストラ版

ケーラー作曲 花のワルツ
http://www.youtube.com/watch?v=JTs9oMnbD4I

などです。
よろしくお願いします!


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初見視奏

2011-02-10 22:27:55 | ピアノのお仕事
いわゆる

「初見」

その場で初めて見る、弾いたこともない曲を弾く、というしろもの。


この場合、少々、音を間違えたりしても、止まらずに、
それらしく最後まで曲としてなんとか形にしてしまわなければいけません。

これが、私は学生時代、苦手で。。。


まあ、私の学生時代では、初見を訓練するための授業は
特にありませんでしたので、新しく課題に出された曲を、自分のソロでも
伴奏でも次のレッスンの時までになんとか音間違えをせず、
正確に弾く練習をするわけです。
本当は並行して初見の練習もした方がいいのはわかってはいるものの
とてもそこまで・・・というのが現状でした。


  ところが!!


いざ卒業してバレエピアニストの仕事を始めると、求められるのは
即興と初見の能力。

特に私の担当したバレエのクラスの中では各ステップにそれぞれ
決められた音楽が付随されており、きちんと楽譜になっていたため、

「はい、先生、次はこの曲で」


と次々と初見で弾かねばならぬ事態に!


    うわ~(汗)


たくさん恥をかきつつも、やはり数をこなすとなんとかできるように
なったものです。
人間、恥をかかないと身につかない、と実感したものです。。。

そのなかで、私なりのいくつかコツを少しご紹介したいと思います。


(1)楽譜の音符を音符の点というより、和音でとらえていくようにする。
特に内声は、和音(コードネーム)でとらえていくとやりやすい。

(2)「これ、あってるの?」という不安のある音は思い切って弾かない。
間違えた音を弾いてしまうと、「間違え」になるが、弾かないとあっている音を
聴いている人に(弾いている本人も)想像してもらえる

(3)それでもやっぱり難しい曲の時は、
右手・・・メロディ 左手・・・簡単な伴奏に変えてしまう。
楽譜を見ているのは、私だけと、思い切る。

(4)以上の3点に気をつけながら、余裕で弾いてるポーズを取る。
ある意味、ここが一番重要。でないと、全部弱気な演奏になって
聴いている人が不安になるから。


思い切りの良さと、はったりをきかせるのがポイント。
どちらかというと楽譜通りに弾きたい自分としては、かなり葛藤がありましたが、
背に腹は代えられず、という姿勢が功を奏し、今ではずいぶん初見ができるようになって
きたような気がします。
と同時に、正しく譜読みするスピードもとても早くなりました。


そしてまた、最近気が付いたのは、初見をしながら、
きちんと音のイメージをしながら弾く、こと。
そうした方が、より正確に弾けるようになる気がします。。。










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マラソンコンサート

2010-05-21 22:04:52 | ピアノのお仕事
この前の日曜日は、フルートの発表会で、ピアノ伴奏をしてきました。

ここ数年、ご縁があってやらせていただいています。
3,4年位かなぁ~、と思っていたら、どうやら、今年で6年目だそうで、
どうりで、小学生だった生徒さんも大きくなったわけです。

みなさん、毎年、上手になってくるので、伴奏するほうも楽しい反面、
段々大変なことに・・・。


というわけで、今年は朝の9時入り。

開演が11時で終演が夕方の4時半でした。
間に休憩があるとはいえ、5時間くらい本番で弾いたのは
初めての経験でした。。。


ほとんどマラソンです。


いろいろと反省もありますが、とりあえず、なんとか無事に終わらせたことを
ほめてあげたい、と自分で思っています。

いやあ、本当に、終わったあとは腕があがらなかったです。

打ち上げでは、同席の中学生に負けないようにいっぱい食べたので、
また太ってしまった気が・・・。


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アンサンブル

2010-03-05 18:34:55 | ピアノのお仕事
いつも行っているバレエ教室の4人の生徒が、
外国のコンクールを受けることになりました。
バレエに関しては、本当に私は素人なのですが、
4人とも素敵に踊ります。

で、そのリハーサルというわけではありませんが
お披露目みたいな形で、ミニパフォーマンスをスタジオですることになり、
その伴奏をやってきました。
(そのコンクールもピアノ伴奏らしく)

普段、発表会前でも作品の伴奏はしますが、
一人で踊る作品の伴奏はほとんどしないので、ちょっとどきどき。

4人それぞれ個性があり、とてもおもしろかったのですが、
そのうちの一人は、「自分はこういう風に踊りたい」というのが
とてもこちらに伝わってきているような感じで、
私も「じゃあ、そうくるなら、私もこう弾く」と会話のような
アンサンブルができたのが印象的でした。

そういう意味では、室内楽をやるのと変わらないなあと。

室内楽とか他の楽器の伴奏とかでも、
相手の「こうしたい」というのに対し「じゃあ、私はこう」
という風に返しながら、演奏したときというのは、
(逆の場合ももちろんある)
本当に気持ちがいいし、いい演奏になります。

逆にそういうのがないと、無味乾燥した音の羅列でしか
なくなるような気がします。

音符はきまっているけど、きっとジャズのジャムセッションの
雰囲気に近いのではないかと思う。


そこに一人ではない、おもしろさがあります。


いやあ、それにしても、頑張ってきてほしいなあ。。。
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お仕事

2009-07-30 22:35:28 | ピアノのお仕事
今日は、イギリスに本部のあるバレエ学校(RAD)の
サマースクールでのレッスンの伴奏をするために、久しぶりに
東京芸術劇場までいってきました。

講師は、ウォリス先生という素敵な女性の方でした。
もちろん、初対面。
それぞれの先生によってレッスンの進め方は違うので、
ちょっとどきどきです。。。

会場が、大きなリハーサル室という恵まれた環境のため
普段だとできない、舞台袖から登場するようなステップを含む
レッスンは、本当の舞台のようでしたし、
「このステップでこのタイプの曲?!」と思ったり。
また、「あなたの好きな曲を弾いて。それを聴いてどういう風に
動くか自分で考えて」と生徒に言ったり、と、
なかなか新鮮な驚きも満載でした。

ピアノもカワイのフルコンで、調律は微妙でしたが、
とても弾きやすく、弾く私もとても気持ちよく
ああ、やっぱりフルコンはいいなあ。。。。

「フルコン」というのは、グランドピアノのサイズのなかで
一番大きなサイズ。
奥行きが一番あるタイプですね。
何がいいって、小さい音が音量は小さいのによく響くし、コントロールしやすい!
意外に思われるかもしれませんが、そうなんです。
もちろん、大きな音もよく響くので、音われしにくいように思います。

しかし、やっぱりそれは、コンサートホール用。
もし、我が家においてしまうと、部屋が音の洪水状態になってしまいます



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コラボ その2

2009-07-07 23:05:02 | ピアノのお仕事
というわけで、本番を迎えました。

披露宴の前に、一回だけ、リハーサルをさせてもらえる時間を
用意してくれたので、あわせてみると

今までにないくらいの失敗をしてしまった私


会場が予想以上に寒かったこと、楽器があまりいい状態ではなかったこと
そして緊張していたことが重なって、とんでもないことに



どどどどどうしよう!!!!!

とおもうと同時に
リハで失敗すれば、本番は大丈夫!
と楽観的に考えてもしまう自分。
確かに今までの演奏を振り返ってみると、ことごとくそうなんですが、

いや!そういうことじゃないから!!!

とひとり悶々としてお食事をいただきながら、出番を待つ。

本番は、先生のすばらしい踊りにお客さんも大感激で、とても大きな拍手でした。
私もなんとか無事に乗りきり、ほっと一安心。

そして、今回もジンクスは破られず、
良かったんだか悪かったんだか・・・。



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コラボ

2009-07-06 19:01:22 | ピアノのお仕事
先日、いつも弾きに行っているバレエ教室の先生の結婚式に
出席してきました。

そこで、余興として、同じ教室に所属しているバレエの先生と
私で

コラボしましょう!!


という話になり、

ウェストサイドストーリーなんかも振付けたロビンスの作品
「Dancer at a gathering」という作品をやってきました。

実はこの作品、ショパンのエチュードOp.25-4にロビンスが振り付けを
したもの。ピアノ曲としても完成されているので、ピアノだけで聴いても
楽しめます。

さて、初回のあわせの後、



先生、テンポってコレくらいで大丈夫?

「大丈夫ですよ」

速くないですか?

「全然、速くないですよ。むしろ遅いとつらいんです」

えっ!

というわけで、いつも先生が練習用に使ってる音源は誰の録音か聞いてみると、


「ポリーニです」

でたーっ!!


ポリーニのショパンのエチュードといえば、速くて正確なテクニックの
代名詞。どどどどどうしよう(汗)

というわけで、ほぼ試験並みの練習をしないと、そして暗譜にしないと
乗り切れないと判明。

その結果は・・・?

続きは、また明日。


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ベヒシュタイン

2008-09-29 00:24:34 | ピアノのお仕事
今日は、クラリネットの小さな発表会の伴奏をしに、
池の上のスタジオに行ってきました。

スタジオには、ベヒシュタインが!

一度、弾いてみたかったピアノと思わぬ出会いでした。

今日のために調律等はいれていないので、最善の状態では
ありませんでしたが、思わず堪能。。。

古きよきヨーロッパ、という感じの木のぬくもりを感じる音。
和音がきれいに響く感じでした。モーツァルトをひきましたが、
とてもあっているように思えました。
楽器自体もヤマハ等のコンサートピアノよりも重量が軽く
フォルテで弾くとかなりゆれましたし、どちらかというと
サロン向きなのかなあ。。。
リストやブラームスを弾くと壊してしまいそうな・・・

また、機会を作ってショールームにも行ってみようかな。


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久しぶりに弾きます

2007-10-25 10:00:28 | ピアノのお仕事
いつも、弾いているバレエ教室のスタジオが新しく移転しました。
そのお祝いに、所属しているピアニスト達で
合同のミニコンサートをすることになりました。

せっかくのバレエ教室でのコンサートなので
私はバレエに縁のある曲を・・・と考え、

ショパンのワルツ2曲とプレリュードを弾くことに!


これらは「シルフィード」で使われています。
実際のバレエでは、グラズノフ編曲によるオーケストラバージョンに
なってますが、まあ、原曲だし。

それだけじゃなあ・・・と迷っていたところ、
バレエの先生から、ショパンのバラードの1番もピアノの原曲で
バレエに使われていることが判明!
ということで、もう一曲はバラ1に決定。

バレエの「椿姫」に使われているらしいです。

先生がおっしゃるには、「大人な作品」とのこと。

気になります・・・。


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ピアノのお仕事~伴奏①~

2006-06-23 18:30:40 | ピアノのお仕事
先日、知り合いに頼まれ、
ピアノ・チェロ・ヴァイオリンの合同発表会の
お手伝いに行ってきました。

とびっきりのおしゃれをしたプリンセスが大集合!

 う~ん、かわいい。

私にも本当にあんな時代があったのだろうか…





ところで、発表会というと、私は以前、ヴァイオリンの発表会で
ある意味貴重な体験をしたことがあります。


ヴァイオリンにはたいてい、ピアノ伴奏がつくんです。
で、私はその発表会に出演される生徒さん全員ー30名近くの
伴奏をすることになったわけです。


当日は朝から、出演する生徒さん一人一人とのリハーサルで
ベルトコンベアー式3時間ぶっ通しでピアノを弾きっぱなし。
各人にそれぞれあわせるので、普段の倍くらい疲れます。
それが終わって、やっと
「あー、疲れた。さ、お・弁・当 」と
お茶を一杯のみ、チョコをかじったとたん、
開演を知らせるベルがあっ!



   お 弁 当 ~ 。 。 。






結局、炭水化物を取る間もなく、そのまま舞台に上がったわけで、
もう始まる前から、疲労状態。


途中、舞台袖に戻れるチャンスがあったため、
そこで、差し入れの栄養ドリンクを

一本一気飲み!




しかし、どうもきいてなさそうなので

もう一本一気飲み!!




 その結果、


    酔っ払ってしまいました。








普段、酔っ払うことがないのですが
このときばかりは、地球が回っているのを実感しました。

実際、舞台上の暑さも加わり、気持ち悪いし、倒れそうでしたが、

ここで倒れたら、次の仕事はない!!

という私のアツイ思いが、支えとなり
なんとか最後まで弾ききれたわけです。

しかし、発表会終了後のスタッフ打ち上げ時に、主催者が
「本当に今日はありがとう!お疲れ様!もう、ビールでも何でも飲んでねっ」
と言われたときには、

  

   いや、もうできあがってます~

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