先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

音楽を身体で表すということ

2024-07-25 22:26:54 | Weblog
さて、本日はご縁があって長く続けているRAD試験の伴奏へ。

RAD試験はイギリスのバレエメソッドで、グレードごとに音楽とステップ・ダンスが設定されていて、
試験を受けるというものです。

ちびちゃんたちは頑張って一生懸命で、もうそれだけでかわいい。

お姉さんたちはとても美しい。

ただ、時々、音楽家の目から見ると「う~ん、、、この音楽でその動きかあ。。。」
とおもう場面もないわけではない。
もちろん、バレエですので、正しい足の位置、手の位置をやろうとすると大変なのはきっと私の想像以上。
だから、余計に音楽を身体で表現するまでに到達できないのかなあ、と思ったり。。。

それと対照的なのが、以前、学年合唱を指揮したピアノの生徒。

指揮なので、バレエのように手の位置などが細かく決まっているわけでない。

でも、彼女は身体全体で音楽を表現していて、動画をみせてもらった私は涙が出そうになった。

これ!

多分、自分だけど、自分でない何者かになれることを没頭というのではないかな?

音楽には没頭できるんだよ。
いや、音楽にだって没頭できるんだよ!

何かに没頭できるのを持っているというのは、幸せなことだと思う。






コメント
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