布団に入った娘(7歳)
コソ~
パパ「やってまいりましたおやすみ前のクイズタイム~」
娘「わ~い」
ママ「もう寝る時間!」
パパ「ちょっとだけ…」
パパ「問題に続く言葉と、誰が言ったのか答えてください」
娘「はーい!」
パパ「北斗の文句は… 」
娘「おれにいえ!」
パパ「正解!よく知ってるね~」
娘「さいきんパパよくひとりでこれ言ってる」
パパ「よく覚えてました。正解です。言ったのは霞拳志郎でした」
娘「?」
パパ「次の問題。ルパーン!… 」
娘「たいほだ~。けいじ!」
パパ「正解!けいじじゃなくて警部。銭形ね」
娘「あ~そうだった!」
パパ「次。また… 」
娘「ハイ!ハイ! つまらぬものをきってしまった ごえもん!」
パパ「正解!かんぺき」
娘「ヤッター!」
パパ「次。タリラリラーンの… 」
ママ「コニャニャチワ」
パパ「正解!」
娘「?」
ママ「古すぎ」
パパ「うむ。次。アロハ~… 」
娘「ハイ!ハイ! オエ~ ジャイアン!」
パパ「正解!次。のび太さんの…」
娘「ハイッ!エッチ~ しずかちゃん!」
パパ「正解!!」
ママ「はいもう終わり!」
パパ・娘「は~い♪」
おやすみ~
最近また朝6時半に起きて、7時10分までの娘とのお勉強が始まった。
昨日はこくご。
ひらがなはしっかり書けば、下手をしたら私よりもうまく書いたりする。
しかし授業で急いで書かなければいけないときはとんでもない字を書いてくる。
先日持ち帰ってきたプリントをみたら「なまえ」もひどい。
欄の3分の2に苗字、残り3分の1にふんずまって名前を書いていた。
昨日はこのプリントの間違えていたところとなまえの書き直しをさせた。
「ちがう。こう」
見本を書いてみせる。
が、うまく書くつもりが思うようにかけない。
「ちょっとまて」
もう一度書く。
「…」
消す。
もう一度書く。
変。
「今書くからな」
…
「パパ…」
やっとこかけた。
普段カルテをつける際、問診しながら書き込むので走り書きになり字が崩れる。
自分は読めるがこれでは人には読めないだろう。
これではイカン。
汚字が技化している。
「はやくてかいてもじょうずにかけるようにならないとダメだぞ」
説得力のないパパの指導。
普段からきれいに、丁寧に書く練習を心掛けなければ。
昨日はこくご。
ひらがなはしっかり書けば、下手をしたら私よりもうまく書いたりする。
しかし授業で急いで書かなければいけないときはとんでもない字を書いてくる。
先日持ち帰ってきたプリントをみたら「なまえ」もひどい。
欄の3分の2に苗字、残り3分の1にふんずまって名前を書いていた。
昨日はこのプリントの間違えていたところとなまえの書き直しをさせた。
「ちがう。こう」
見本を書いてみせる。
が、うまく書くつもりが思うようにかけない。
「ちょっとまて」
もう一度書く。
「…」
消す。
もう一度書く。
変。
「今書くからな」
…
「パパ…」
やっとこかけた。
普段カルテをつける際、問診しながら書き込むので走り書きになり字が崩れる。
自分は読めるがこれでは人には読めないだろう。
これではイカン。
汚字が技化している。
「はやくてかいてもじょうずにかけるようにならないとダメだぞ」
説得力のないパパの指導。
普段からきれいに、丁寧に書く練習を心掛けなければ。
家では「パパ」「ママ」と呼んでいるのに
学校では「おとうさん」「おかあさん」と言っていることが最近判明した。
しかも小学校に入ってまもなくからそうしていたらしい。
四年生くらいになったら呼び方を変えさせようと思っていたけど、
自らの意思で使い分けを始めたよう。
小さいながらいろいろ考えてるんだなぁと、そこにも娘の成長を感じて感動するおとうさんであった。
学校では「おとうさん」「おかあさん」と言っていることが最近判明した。
しかも小学校に入ってまもなくからそうしていたらしい。
四年生くらいになったら呼び方を変えさせようと思っていたけど、
自らの意思で使い分けを始めたよう。
小さいながらいろいろ考えてるんだなぁと、そこにも娘の成長を感じて感動するおとうさんであった。
先日、友人と町田の万葉の湯に行ってきました。
行ったことのある方はご存知だと思いますが、館内のいたるところで万葉の湯のプロモーションビデオが流れています(柳沢慎吾さんが父親役の)。
リラックスルームの椅子に横になりプロモにチャンネルを合わせると、話が更新されていました(前からあって気づかなかっただけかな?)。
最後まで通して観て、
そんなに泣くかね というくらい涙がでました。
やはり父・娘の話には弱い。
もともと涙腺弱いのに、こどもができてからは感情が豊かに(繊細に?)なったような気がします。
行ったことのある方はご存知だと思いますが、館内のいたるところで万葉の湯のプロモーションビデオが流れています(柳沢慎吾さんが父親役の)。
リラックスルームの椅子に横になりプロモにチャンネルを合わせると、話が更新されていました(前からあって気づかなかっただけかな?)。
最後まで通して観て、
そんなに泣くかね というくらい涙がでました。
やはり父・娘の話には弱い。
もともと涙腺弱いのに、こどもができてからは感情が豊かに(繊細に?)なったような気がします。
きょう(7月7日)7歳になった娘。
ひさしぶりに手紙を書きました。
生まれる日の朝、1歳、2歳、3歳の誕生日のときにお手紙を書き、奥さんに預けました。
この4通は、もし自分の身に何かあったとき、娘に渡してくれと頼んであります。
ことしの手紙は手渡し。ひらがな読めるようになったので。
前に書いた手紙のコピーをとってあったので読み返してみたら、今回書こうと思っていたことがそこにも書かれてありました。
つよい願いなんだと感じます。
それは、
心のやさしい人になってほしい
よわいひとの気持ちや立場を考えてあげられる人になってほしい
自分がされたらいやなことは人にもしないよ
かならずパパよりもママの味方になってほしい
そして
心から大切にしてくれる人に出会ってほしい
最後の願いがとくに大事。
自分が〝しあわせ〟を感じるために
「ああして こうして」と相手に求めるのではなく、自分がしたことで
「相手がよろこんでくれる」「幸せに感じてくれる」
そこに自分の幸せを感じてほしい。
自分から伝えることで、相手もそれを感じとって大切にしてくれる
そういう「キャッチボール」が続けられるパートナーに出会ってほしいなぁと
こころから願っています。
まだ7歳だけど…ね
ひさしぶりに手紙を書きました。
生まれる日の朝、1歳、2歳、3歳の誕生日のときにお手紙を書き、奥さんに預けました。
この4通は、もし自分の身に何かあったとき、娘に渡してくれと頼んであります。
ことしの手紙は手渡し。ひらがな読めるようになったので。
前に書いた手紙のコピーをとってあったので読み返してみたら、今回書こうと思っていたことがそこにも書かれてありました。
つよい願いなんだと感じます。
それは、
心のやさしい人になってほしい
よわいひとの気持ちや立場を考えてあげられる人になってほしい
自分がされたらいやなことは人にもしないよ
かならずパパよりもママの味方になってほしい
そして
心から大切にしてくれる人に出会ってほしい
最後の願いがとくに大事。
自分が〝しあわせ〟を感じるために
「ああして こうして」と相手に求めるのではなく、自分がしたことで
「相手がよろこんでくれる」「幸せに感じてくれる」
そこに自分の幸せを感じてほしい。
自分から伝えることで、相手もそれを感じとって大切にしてくれる
そういう「キャッチボール」が続けられるパートナーに出会ってほしいなぁと
こころから願っています。
まだ7歳だけど…ね
姉にバカ殿の動画を見せてもらいハマった娘は最近召使い(女中さん)にあこがれている。
パパ(殿)「おーい たれか、たれかおらぬか」
娘(女中)「はい なんでございますか」
パ(殿)「うむ、冷蔵庫からタバスコをとってまいれ」
娘(女中)「はい。おまちください…」
娘(女中)「との、たばすこでございます」
パ(殿)「ん。くるしゅうない。さがっておれ」
娘(女中)「はい…」
ーしばらくしてー
パ(殿)「おーいたれか!たれかおらぬか」
娘(女中)「はい。なんでございますか」
パ(殿)「炭酸水をもってまいれ。急ぐじゃぞ」
娘(女中)「はい…」
こちらがやめないといつまでもやってくれる。
ちなみに本人は早く治療院での受付窓口をやりたいらしい。
「いらっしゃいませ…」
とか
「おきゅうせんえんです」
とか
「ポイントカードはおもちですか?」
とかいいたいらしい。
(うちポイントカードありませんけど?)
つきあう日々が続く
パパ(殿)「おーい たれか、たれかおらぬか」
娘(女中)「はい なんでございますか」
パ(殿)「うむ、冷蔵庫からタバスコをとってまいれ」
娘(女中)「はい。おまちください…」
娘(女中)「との、たばすこでございます」
パ(殿)「ん。くるしゅうない。さがっておれ」
娘(女中)「はい…」
ーしばらくしてー
パ(殿)「おーいたれか!たれかおらぬか」
娘(女中)「はい。なんでございますか」
パ(殿)「炭酸水をもってまいれ。急ぐじゃぞ」
娘(女中)「はい…」
こちらがやめないといつまでもやってくれる。
ちなみに本人は早く治療院での受付窓口をやりたいらしい。
「いらっしゃいませ…」
とか
「おきゅうせんえんです」
とか
「ポイントカードはおもちですか?」
とかいいたいらしい。
(うちポイントカードありませんけど?)
つきあう日々が続く
昨夜は娘が寝る前に帰宅できたので、ごはんを食べながら話しをしていた。すると娘からあらたまっておねがいがあるということで目の前に正座で座ってきた。
お願いとは、以前やっていたチアダンスをもういちどやりたいとのことだった。今日久しぶりに続けて通っている仲の良いおともだちにつきそって見学に行ったらまたやりたくなったらしい。
やりたいと思うものはやらせてあげたい。奥さんは習いごとの整理をしようと言う。「チャレンジ1ねんせい」を申し込んで毎月送られてくるが最近手をつけていないので、これをやめてチアに戻ろうとママが提案。すると、チャレンジもちゃんとやる。やめたくないとバトルがはじまった。
そこで、ではパパがいる朝に一緒にやろうとパパから提案。パパは朝6時30分までにジョギングから帰ってくるようにするから、6時30分から20分間一緒の机でお勉強しようと。もしそれができないようならやめようねということで話がまとまった。
今朝6時25分にジョギングから戻ってきてテーブルの前に座り、娘の目覚まし時計が鳴るのを待っていた。6時30分ジャストにキティちゃんの大音量の目覚ましメッセージが流れ、押し止めしたかと思ったら、すぐに目をこすりながら「おはよう~」といっておきてきた。そしてテーブルにおいてあったチャレンジ1ねんせいの教材のまえにすわり勉強しだした。
「おまえすごいなっ!寝起きで勉強しだすやつはじめて見たよ!」といって愛しくなってギュゥっとしてやった。
7時まで娘はさんすうとこくごを、パパは昨日のカルテを書いて今日は終了。
明日は運動会だから朝できないけど、月曜からまたちゃんとできるかな〜?
6時30分にはパパテーブルで正座して待ってるよ。
お願いとは、以前やっていたチアダンスをもういちどやりたいとのことだった。今日久しぶりに続けて通っている仲の良いおともだちにつきそって見学に行ったらまたやりたくなったらしい。
やりたいと思うものはやらせてあげたい。奥さんは習いごとの整理をしようと言う。「チャレンジ1ねんせい」を申し込んで毎月送られてくるが最近手をつけていないので、これをやめてチアに戻ろうとママが提案。すると、チャレンジもちゃんとやる。やめたくないとバトルがはじまった。
そこで、ではパパがいる朝に一緒にやろうとパパから提案。パパは朝6時30分までにジョギングから帰ってくるようにするから、6時30分から20分間一緒の机でお勉強しようと。もしそれができないようならやめようねということで話がまとまった。
今朝6時25分にジョギングから戻ってきてテーブルの前に座り、娘の目覚まし時計が鳴るのを待っていた。6時30分ジャストにキティちゃんの大音量の目覚ましメッセージが流れ、押し止めしたかと思ったら、すぐに目をこすりながら「おはよう~」といっておきてきた。そしてテーブルにおいてあったチャレンジ1ねんせいの教材のまえにすわり勉強しだした。
「おまえすごいなっ!寝起きで勉強しだすやつはじめて見たよ!」といって愛しくなってギュゥっとしてやった。
7時まで娘はさんすうとこくごを、パパは昨日のカルテを書いて今日は終了。
明日は運動会だから朝できないけど、月曜からまたちゃんとできるかな〜?
6時30分にはパパテーブルで正座して待ってるよ。
娘といるとき
む「パパ、このうた いいうたなの。しってる?」
と言って唄いだした。
パ「知ってるよ~。だってその唄、ドラえもんのスタンドバイミーのうたじゃん。一緒にDVDみたでしょ」
む「あ…そうだった」
来年3月の音楽会で唄うらしく幼稚園で練習しているとのこと。
ドラえもんの映画「スタンドバイミー」は、娘が初めて「感動」というもので涙をためた映画。
娘のこころの成長を感じ、それを見て親が涙ぐんだ映画でもあるのでひときわ思い出深い。
加えてこの映画の内容、幼き頃に単行本で読んで自分も感動して泣いた思い出もある。
ドラえもんが心配なく未来へ帰れるよう、ボロぞうきんのようになりながらジャイアンに食らいつき、ついにはまいったと言わせるシーン。
自分が感動した場面で娘も同じように感じるか横目でみていた。
嬉しかった。
先日、いろいろなCDを借りてきて録音し今朝から聴いていたら、秦基博さんのCDの一曲目にこの唄が入っていた。
曲名は「ひまわりの約束」。
※じつは「ひまわりの約束」を秦さんが唄っていることを知らなかった
掃除をしながら聴いていて、あのとき娘が唄ってくれたときのこととリンクして涙がでてきた。
時間は7時20分。あと10分で患者さんがくるのに。
音楽会行くよ。
でもこのうた唄われちゃったら泣いちゃうよ。
マスクとサングラスを持参しよう(サングラスはやめとけ)
娘のつきそい(デート)で最近アニメの映画を観に行く回数が増えた。
これがけっこうおもしろくてハマってしまう。
『プリキュアオールスターズ』を観たあとは「魔女の子守歌」をしばらく娘と歌いまくっていたし、
『アーロと少年』は普通に泣けるシーンがあって気づかれないようにするのが大変だったし、
先日観た『ズートピア』なんか、面白くてあっというまに時間が経ってしまった。
ズートピアではちょい悪のキツネ「ニック」に娘はハマっていた。
怪盗ジョーカーでは主役のジョーカーよりも、悪役のシャドウジョーカーにべたぼれしている。
この歳(5歳)にして「ちょい悪なやつ」に惹かれる娘。
この先大丈夫なのか。パパ心配。
これがけっこうおもしろくてハマってしまう。
『プリキュアオールスターズ』を観たあとは「魔女の子守歌」をしばらく娘と歌いまくっていたし、
『アーロと少年』は普通に泣けるシーンがあって気づかれないようにするのが大変だったし、
先日観た『ズートピア』なんか、面白くてあっというまに時間が経ってしまった。
ズートピアではちょい悪のキツネ「ニック」に娘はハマっていた。
怪盗ジョーカーでは主役のジョーカーよりも、悪役のシャドウジョーカーにべたぼれしている。
この歳(5歳)にして「ちょい悪なやつ」に惹かれる娘。
この先大丈夫なのか。パパ心配。
先日、娘(5歳)と遊んでいる時に、土下座するようなポーズを見せたので
「おまえは小島よしおか!」
とつっこんでみた。
が、知らなかった。
「こじまってだれ?」
というので、「ヘタコイター」から「ウェーイ」までの一連の流れを振り付きで見せると
意外にウケた。
「いまさら?」と思いつつもウケてくれるので頼まれると何度もやる。
その模様を遠くから見ている奥さんの目は
ピスタチオなみに白かった。
「おまえは小島よしおか!」
とつっこんでみた。
が、知らなかった。
「こじまってだれ?」
というので、「ヘタコイター」から「ウェーイ」までの一連の流れを振り付きで見せると
意外にウケた。
「いまさら?」と思いつつもウケてくれるので頼まれると何度もやる。
その模様を遠くから見ている奥さんの目は
ピスタチオなみに白かった。
昨日の日曜は午前中から夜遅くまで仕事の関係で出かけなければならなかった。
たまたま娘(3歳)も早く起きたので、ままごとで遊んだり
追いかけっこしたり、鬼のフリごっこしたりして(なんだそれ)
時間いっぱいまで遊んだ。
もうそろそろ出なきゃという時間になり、これから出かけなければならないしんどさからでた「はぁ・・つかれた」の言葉が聞こえたらしく
「パパ こっち(きて)」
という。
(この顔でまだパパと呼ばせていることについてはひき続き触れないでいただきたい)
どうやら居間に敷いてあるマットレスに寝かせようとしている。
「パパ もう行かなきゃなんだよ~」
というと
「いいからこっちきなさい」
と正座でくりかえし呼ぶ。
ごろんと横になると、毛布と布団をかけてくれておなかの辺りをぽんぽんとたたいてくれた。
「ぐおーぐおー」といびきのかきマネをし、
「あーよく寝た!きもちよかったーありがとう!疲れがとれたよ~」
というと、満足そうな顔をしていた。
そして玄関までお見送り。
「じこしないでね」 ※おきまりのせりふ
「うん ありがとう 気をつけていってくるね」
といってドアをあけ、バイバイと手をふって締めようとすると、
「パパ」
とまた呼ばれた。
「ん?」
と、戻ると
「パパ いっぱいあそんでくれてありがとう」
とひとこと。
胸がキューンとなって、駅まで歩くあいだ涙がこぼれそうになるのを必死でがまんした。
この日はずっとこの言葉が耳からはなれなかった。
日曜なのに遊んであげられなくてごめん。
つぎのお休みはいっぱい遊ぼうねと心に誓ったのでした。
たまたま娘(3歳)も早く起きたので、ままごとで遊んだり
追いかけっこしたり、鬼のフリごっこしたりして(なんだそれ)
時間いっぱいまで遊んだ。
もうそろそろ出なきゃという時間になり、これから出かけなければならないしんどさからでた「はぁ・・つかれた」の言葉が聞こえたらしく
「パパ こっち(きて)」
という。
(この顔でまだパパと呼ばせていることについてはひき続き触れないでいただきたい)
どうやら居間に敷いてあるマットレスに寝かせようとしている。
「パパ もう行かなきゃなんだよ~」
というと
「いいからこっちきなさい」
と正座でくりかえし呼ぶ。
ごろんと横になると、毛布と布団をかけてくれておなかの辺りをぽんぽんとたたいてくれた。
「ぐおーぐおー」といびきのかきマネをし、
「あーよく寝た!きもちよかったーありがとう!疲れがとれたよ~」
というと、満足そうな顔をしていた。
そして玄関までお見送り。
「じこしないでね」 ※おきまりのせりふ
「うん ありがとう 気をつけていってくるね」
といってドアをあけ、バイバイと手をふって締めようとすると、
「パパ」
とまた呼ばれた。
「ん?」
と、戻ると
「パパ いっぱいあそんでくれてありがとう」
とひとこと。
胸がキューンとなって、駅まで歩くあいだ涙がこぼれそうになるのを必死でがまんした。
この日はずっとこの言葉が耳からはなれなかった。
日曜なのに遊んであげられなくてごめん。
つぎのお休みはいっぱい遊ぼうねと心に誓ったのでした。
帰宅して玄関をあけると
「パァーパァー おかえり~」
と、娘(もうすぐ3歳)が走って出迎えてきてくれた。
※この顔で「パパ」と呼ばせていることについては触れないでいただきたい
「ただいまー」
というと、すかさず娘が
「パパ、けっこんしよう」
という。
「ワォ するする!」
と言うと、
娘は逃げていった。
そして、今度はキッチンにいるママに
「ママ、けっこんしよう」
と言った。
どうやら最近読んだ絵本のなかに
そういうワンシーンがあったらしい。
ツボだったんだな。
こんなふうに言ってくれるのも
今だけなんだな