JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

踵の感覚異常の施術(自己治療)♯3

2024-05-29 | 自分治療
5/28の朝の時点で完治。シビレはなくなり感覚異常(触圧覚の消失)も改善し健側左側と同じように感じられるようになった。
これにより治療は終了。

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バイクで転倒。右肩を強打(1)

2024-05-29 | 自分治療

5/28(火)の帰宅時23時半頃、雨の中バイクでタイヤが滑って転倒。右肩を打った。速度は出ていなかったが、転倒する瞬間履いていた長靴も滑って踏ん張りきれず右半身側に倒れた。

自宅まで2〜3分の距離のところだったが帰宅した時点で既に右の肩関節や肩上部が痛い。過去に同じような転倒をした時、数日かけて肩の痛み→可動域制限に進行していったことがある。

すぐに保冷剤(大)でアイシング。痛いと感じるあたり(肩上部から肩鎖関節や腱板のあたりと烏口突起周囲※圧痛あり)を冷やしていたが、痛みは増していく感じがわかる。「あぁもうこれ固まるやつ(いずれ拘縮肩)じゃん…」とガッカリ諦めざるを得なかった。が、保冷剤の一つを何気に首の方(頸椎7番の外方あたり)に当てたら、それまで増強し続けていた痛みが止まり、楽に感じてきた。肩峰や肩甲棘外端のあたりや烏口突起と鎖骨の間に圧痛は確かにあるが、それだけでなくもしかすると右の頚部もムチウチ的(頸椎捻挫的)な痛め方をしたのかもしれない。これらの「圧痛」には鍼で対応できるかもしれないが、とにかく「広がりそうな炎症」はアイシングで抑えておかなければならないのでまだ寝ないで冷やし続けようと思う。拘縮肩になったら嫌だなぁ。仕事に支障が出るのがいちばん怖い。

でもこれで肩の症状を訴える患者さんの治療が進歩するかもしれないなと思うと、転んだことは不幸中の幸いと考えられる。


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踵の感覚異常の施術(自己治療)♯2

2024-05-26 | 自分治療
前回施術してから1週間が経過。2日くらい前から施灸したあたりにむず痒さを感じる(自分としては回復傾向の時にこういった感覚が起こりやすい)。
5/26朝、患部チェック。前回施灸の「沁みる感」が心地よくて、糸状の大きさから次第に大きめ(米粒大くらい)まで大きくして多壮灸してしまったため水泡ができてしまっていた。
踵上部の「皮膚を軽く圧して上下左右に動かした時のビリッと痺れる感じ」は随分なくなった(残1割くらい)。踵下部の「無感覚部」についても10枚紙を重ねて触っているような感じから5枚くらいに減った感じで触圧覚が戻ってきている。
今回も鍼と灸をおこなっておく。
踵上部に浅く鍼をして軽く操作(捻鍼)すると下部の無感覚部分に響いた。繋がっていることを実感。







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踵の感覚異常の施術(自己治療)♯1

2024-05-19 | 自分治療

2週間くらい前から靴を履いた時に右の踵のあたりに違和感を感じていた。5/19(日)朝、時間があったので状態を観察してみると、アキレス腱の辺りは軽く触れて小さくそっと上下左右に動かすだけで「ビリッ」というか「ジーン」というような「痺れる感じ」がする。また、踵の部分は触れても感覚が鈍い。何枚か紙をあててその上から触れているような感覚(ほぼ無感覚)。原因は何なのかここしばらくの生活状況を考えたが見当がつかず。とりあえず血流を促し、組織修復作用を期待して施術。細い鍼を使って浅く刺鍼し、その後温灸+直接灸を行った。温灸の熱感覚はちゃんと感じた。直接灸は最後まで焼灼しても熱すぎることはなくちょうど良い熱感覚だった。

経過については不定期になるかもだがコチラで報告していく予定。








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イボとりの灸

2023-08-16 | 自分治療
いつ頃からだったか(半年以上は確実)、右まぶたに直径1ミリ・長さ1ミリくらいのイボができていた(イボというのは医学用語ではない。おじいちゃんの首にたまに見つけるあのポチッとした感じのやつとそっくり。脂漏性角化症とか老人性疣贅と呼ばれるものと思われる)。最初は気にしていなかったが場所が場所だけにこのまま大きくなっていったらやだなと思い、昨日(8/15)イボの面積に乗るくらいの大きさの小灸を15壮くらい炷えておいた。炷え方としては途中で消さない透熱(焼灼)灸。チクッという熱さは感じるがぜんぜん大したことない熱さだった。
炷えた後はマジックで印をつけたような黒い色がついていた(これは写真撮る時間なかった…)。炷え終わって数時間後イボを触ってみると、ちょっと細くなってしかも乾燥したようになっていた(痂皮の形成)。
夜遅くの帰宅後、妻から「どうした?黒」と聞かれ、一連の流れを説明した。
明けて起床後、顔を洗って顔を拭いたらイボがとれた。早い、半日で取れた。


施灸前。写真だと白く写ってみえるが実際は肌色



今朝とれた後。うまく写っていないがまっ平になった。とれたやつ探してとっておけばよかった…。色はあとで抜けてくるのでは。とれたことで何よりも右まぶたが軽くなった。重くのしかかっていたものがなくなった感じで眉尻を上げやすくなった(あんな小さなものでも、なくなると差を感じるものなのだということがわかった)。

ちなみに代田文誌著「鍼灸治療の実際(下巻)各論第9.皮膚科疾患・九 疣贅(いぼ)※412頁」に今回の施灸と同じ内容のことが書いてあった。



なお、今回は自分のカラダ(顔)だったのでイボに対する焼灼灸の研究の意味も込めて実施したが、イボに対する施灸は患者さんには頼まれても実施するかはわからない。まず悪性のものでないことを確認しなくてはならない。

【その後※9/8施灸後24日目の状態】



色は少しついているがイボがついてた時よりは全然いい






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注射後の痛みに灸(ワクチン接種1回目)

2021-08-10 | 自分治療

8/8(日)1515分〜新型コロナワクチン接種(1回目)予約。

出発前、自宅での腋窩体温測定は36.2

7分前に会場到着。

入口検温36.0(非接触型体温計測定)。

問診後1518分にファイザー製のワクチン接種。注射部位は肩峰下3横指ではなく、前後腋窩ラインを結んだところと肩峰を降りたところの交点(奈良医科大学、プライマリ・ケア学会推奨点)だった。

1533分まで待機。

問題なく帰宅。


ちなみに会場でのスタッフの方々の段取りは感動するくらい完璧だった。


就寝前(0時頃)体温測定→36.2

3時に一度目が覚める。この時ついでに体温測定36.2腕の痛み・重だるさを感じる(時間の経過とともに感じるようになった)。


8/9起床時(6時頃)注射部位が少し硬くしこり、痛みを感じた。上肢の可動域は問題ない。

9時くらいになっても自発痛的な痛みがあったので(強い痛みではない)、絆創膏を剥がし、注射点にせんねん灸をしてみた。

1壮目、まったく熱さを感じなかった。

2壮目、少し熱さを感じた。

物足りなくてもう1壮、計3壮おこなった。

施灸直後から痛みは軽減し、夜になって


「あれ?そういえばまったく気になってなかった」


と、腕の痛みのことを思い出したくらい。


施灸してすぐからと言っていいほど鎮痛の効果は早かった。


「虫刺され部の痒みや痛み」について、灸は昔から即効性があると有名だが、艾(モグサ)を小さく捻った点灸でなくても、せんねん灸(台座灸)で熱刺激を与えるだけで結構効果があるので、ぜひお試しいただきたい。


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打撲と歩行困難

2021-02-24 | 自分治療
2/21(日)の朝ジョギング中、歩行者を避けて車道に出たのち歩道に戻る時に、地中からニョッキリ出ている鉄柱を避けきれず左大腿外側上部を体重をかけた状態で強打。あまりの衝撃に転びそうになったが踏みとどまった。
恥ずかしさのあまり何事も無かったように走り続けてなんとか横断歩道を渡りきった…が、まもなく激痛に耐えられなくなり立ち止まった。ジャージの上から患部をさすりまくった。
家まではあと2キロ。何とか走って帰りたかったが、次第に走行困難→歩行困難へと移行し、左脚に体重を乗せると痛みと同時に力が抜けてガクッとなるのを繰り返した。
帰宅後すぐに保冷剤でアイシング。内出血はみられない。当たった部分の圧痛がはっきりしていて硬くなってきたのでとりあえず細い鍼で単刺も行った。が、その後も体重をかけると痛み&脱力が起こり歩行困難状態。普段何ともなく歩いていても、大腿四頭筋の一部をちょっと(ちょっとじゃないな)打撲しただけで筋力が保てなくなり、こんなにも脚を引きずるほど影響が出るんだ…と実感。
家に湿布は置いてなかったので、とりあえず左大腿外側にキネシオテープを貼った。すると歩行は若干楽になった。
翌朝(2/22月曜)やはり歩行はきつい。スクーターに脚を乗せていても、道路から伝わる振動だけでも脚に響いて痛みを感じる。
この日は良くも悪くもならずほぼ同じ状態で1日過ごした(鍼と湿布とキネシオテープの処置)。
2日目(2/23)朝、打撲部の圧痛点を細かく調べ、その付近に乾吸をつけた(打撲→瘀血→痛み を考えて)。この乾吸はいつもの手ポンプ式のではなく、最近購入した電動カッピングで行なった。
ほとんど着色しなかったが、その後数時間経ってから腿が上がりやすくなったり、左に体重をかけられるようになったり、体重移動の際によく起こっていた瞬間的な脱力が起こりにくくなった。
夜、右側臥位になって左下肢を外転(股関節外転)したり屈曲・伸展しても大腿外側の疼痛部に痛みが薄らいでいることを確認。このままいけば明日の朝、もしかしたら走れるかもと思えるくらい。







2/24起床後、患部に多少響くものの引きずる歩行は改善された(残40%といったところか)。

今回思ったこと。
①大きい筋肉への打撲後の痛み(瘀血?)は吸角が良さそう
②筋肉痛めて筋力が発揮できず支えられないような時、キネシオテープはかなり役立った(貼るとあきらかに歩行しやすくなった)。

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股関節部の痛み・音鳴り

2020-02-15 | 自分治療
今週初め、左の股関節のあたりが痛くなって体重を乗せて歩くのが少し辛かった(走れないほどではなかったのでジョグは決行)。
歩くと小さくコキンコキンと音がした。

痛む場所は大転子の後方(大腿骨転子間稜あたり)だが、歩くときに鳴る部を調べたら大転子の骨上だった。押さえながら歩くと指頭部にコクンコクンと弾く感じがあった。

太い鍼で刺激してみようと思い、夕方、15番の鍼で圧痛を認める転子間稜付近にいい感じで響くように2〜3箇所雀啄刺鍼し、一晩寝てみた。

が、翌朝痛みは同じような感じ。
その日は一日不変。

夜、布団に入って伏臥位になり、左大転子周囲にミオラブを行ってみた。
ゴリリンゴリリンというざらつく感触を味わいながらリリースを続けていると、次第にざらつきがなくなりスムーズな感触になった。
そのまま就寝。

翌朝、歩行時の痛みなし。音もほとんどなし。大転子を押さえながら歩いてみても弾く感触の残りは0.5〜1くらいだった。

今現在はそれも0になり、痛みは消失したまま。

治ってから思った。
失敗だった。
せっかく身体におかしなところができたのだから施術を受けに行けばよかった。
バイクで20分くらいで行ける距離のところに、鳥居塾を熱心に受講されている先生がいる。
予約をとってミオラブや鍼治療を味わえばよかったと大後悔。

自分以外の先生の鍼治療を受けたいが、あまり体がおかしくなることがなく、おかしくなっても早く治したいから自分ですぐにチョイチョイとやってしまう習慣が身についてしまっている。

患者さんに「おかしくなる前の体調管理」としての受鍼を勧めているのだから、鍼施術者は自ら率先して鍼を受けに行き、きちんと施術費をお支払いした上で鍼治療の良さを身体で感じておいた方がよいと思う。

今度おかしくなったらすぐ連絡しよう。

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「右母趾中足趾節(MTP)関節の痛みに対する灸治録」※ほぼ毎日更新

2019-05-08 | 自分治療
数ヶ月前から右母趾※第一中足趾節関節(MTP関節)に痛みを感じ、そのうち靴を履けなくなった。
(患部があたると痛くて革靴など先が狭まった靴などはとても履けない)

最初は、お酒も飲むし体重も増えてきていることから「痛風発作の前兆か?」と考えていたが、
発赤・熱感・腫脹はない。外反母趾も考える。

ただ、最近は幅広で柔らかい素材のサボサンダルのような靴ばかり履いており、
外反母趾になるような原因はなかったし、足の形状に外反母趾の様子は見られない。
なので外反母趾からくるものとは考えにくかった。




4/18→局所の圧痛を入念に探す。黒い印の点が下方に押すと親指に響く痛み。




灸(米粒大)20壮。
お灸して間もなくの時は靴(施術着に着替えたあとは院の外に出るときはクロックス)に
患部があたると痛かった。が、夕方、自販機のお茶を買いにクロックスを履いた時は痛みを感じなかった

夜、帰宅前に20壮。熱さ感じる。相変わらず親指にジーンと響く。
熱さ感じなくなるまですえこんでみようと思ったが、感じなくなる気配が全くないので20壮でやめてしまった。

4/19→今日はクロックスが患部にあたっても痛み少ない気がする。16時30分に15壮施灸。
どうもこの痛み、痛風というよりは胼胝からくる痛みのような気がする。

以前、右拇指の胼胝による痛みで灸をして治ったことがあるが、灸の熱さの感じが
この時と似ているような気がする。

2014.12.28「母指にできた胼胝(灸治編)」
2015.9.8「右母指にできた胼胝(タコ)?ウオノメ?の灸治録」
2015.11.24「右母指の胼胝(タコ)再発と灸治録(順次更新)」
2016.6.8「右母指胼胝(タコ)再再発とお灸治療(順次更新)」


母指の胼胝の時の施灸前は、全体的に「広め」にコリっとしていたものが、施灸を重ねていくごとに
硬いものが「中心部」に集約され、周りは柔らかくなり、施灸部位に痂皮ができて、最終的に痂疲が
取れたあと、残った部分が柔らかくなっていく傾向があった。


※胼胝とウオノメの違い(公益社団法人 日本皮膚科学会HP~皮膚科Q&A~より転載)

でも、胼胝ができるようなことはことはしていないんだけどな(外反母趾もないし)。

4/20→帰宅前20時頃、米粒大10壮。

4/21→痛くて履けなかった靴がおそるおそるながら履けて歩けた。
代々木まで電車。ぜんぜん痛くない。帰宅まで歩行時痛問題なし。

4/22→昨日の靴履いて少しだけ痛みあり。仕事前に灸10壮。
お灸をした後まもなくは、クロックスを履くとあたる部分が痛い。
しかし夜、帰宅するとき靴を履いても全く痛くなかった。
お灸をした時は一時的に敏感になるようだ。
時間の経過とともに鎮静する。

4/23→朝、奥さんから「そのでっぱりはバニオンでは?」という意見ももらう。
バニオン

外反母趾が起こると母趾MTP関節にバニオン(胼胝)が形成され、これが痛みの要因となるとある。
資料を読むとドンピシャあたっている。やっぱり胼胝か。灸を続けてみよう。

もし、患者さんで同じような症状の方がいらした時、自分で行なっている「艾をひねる直接灸」だと
患者さんが自宅で楽に行えないと思うので、これからは「せんねん灸」での効果の有無を検討していこうと思う。




写真は「せんねん灸の奇跡(レギュラー)」
受付に置いてある「ソフト」よりも少し熱め。
でも熱感は全く感じない。2壮目で少し熱さを感じた。念のためもう1壮やっておく(計3壮)。

4/24→昨日の日中はクロックスを履いて往診に出たりもしたがほとんど痛みは感じなかった。
いつもの直接灸だと一時的に過敏になるのも、せんねん灸だっただからか、それもなかった。
今朝見ると、気持ち程度でっぱり(胼胝ではなく腫大した滑液包か)が小さくなったような気がしないでもない
本日もせんねん灸レギュラーを行う(1壮目は少しだけ熱さを感じた。2壮目も少しだけジンワリ感じる程度の熱さだった。灸好きとしては、染み込むような熱さを感じないと物足りなさを感じてしまうが…。2壮で終了)。




4/25→昨日は1日痛みを感じることはなかった。患部にあたる靴をはかなかったこともあるからだろう。
朝、起きた時に布団に患部が擦れた時に「痛っ」となったがその時だけ。
せんねん灸2壮。今日は1壮目の熱さが心地よい。2壮目は感じなかった。

4/26→昨日の夕方くらいから患部に痒みを感じ始めた。
帰宅した22時頃からは無性に痒く、カリカリ掻いていた。
掻く刺激に痛み出ず。気持ちよい。治る傾向のように感じる。
朝、せんねん灸の熱さがなんとも気持ちよい(痒いところへの灸はたまらなく気持ちよい)。
2壮。

4/27→昨日は1日痛みなし。クロックスに患部があたっても痛みなし。
痒みも消失。朝、せんねん灸2壮。ほどよく気持ちよい熱さ。
最初からせんねん灸だけでもこの効果は出たのだろうか。

4/29→昨日は靴を履いて1日外を歩き回ったけど、痛みを感じることは一度もなかった。
朝、裸足でクロックスを履いてみたが、患部があたっても大丈夫だった。
いよいよ治癒か。
でも念のためもうしばらくお灸を続けてみる。
せんねん灸2壮。

5/4→引き続き毎日2壮ずつ施灸中。
どうもせんねん灸レギュラーでも熱さが物足りない感があり、ここ3日間は使っていなかった違う温灸を使用。
それでも昨日までは少し感じるくらいだったが、今日はつねられるような熱さを感じる。気持ちいい。
昨日、足の小さめな父親のクロックスを借りて裸足で履いたとき、あたると痛かった。
うーむ、革靴履けるようになるにはまだ先なのか。明日明後日に一回試してみよう。


5/8→連休中お灸さぼってしまった。しかし痛みなし。スニーカー類はどれを履いても痛みはない。
昨夜、おそるおそる(先細めの)革靴を履いてみた。履くことはできたが、これで歩くのはまだ無理そうだ。
ここから先は直接灸に戻した方がよいのかもしれない。









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心窩部と手首の電撃痛再び

2017-04-29 | 自分治療
数年前から突然心窩部と右手首(豆状骨付近※澤田流神門あたり)に同時にビリビリッ!とする電撃的な強い痛みがでるようになった。左ではなく右。左側は出ない。

医師に診てもらったところ特に問題は見つからなかった。

しかし、だんだんと症状の出る期間が短くなり頻繁にでるようになった。その瞬間は突然くるので「うあっ!」という声が出てしまい、患者さんを驚かせてしまうこともあった。

訳がわからなかったので、いろいろ自分でやってみようと心窩部の剣状突起を指でつまんで左右に動かしたり下端を押さえて持ち上げるようにしてみたら、なんとなくいい感じがしたのでここに鍼をしてみた(針先で丁寧に剣状突起付近を探るように)。すると似た感じの痛みが心窩部と手首に走った。
「おや?現場?」と思い、もう数か所浅めに鍼をして様子をみた。するとそれ以降電撃痛の出る回数が激減し安心して生活を送れるようになった。

ところが1年以上を経過して最近また出だした。怖いのは往診に車で出かけているときに突然「ビリビリッ!」と起こると、反射的に身をすくめてしまうのでとても危ない。

今回は指頭で剣状突起付近の皮膚をあらゆる方向に圧迫牽引などしてリリースすることから始めてみた。これを行うと数時間発作は起こらなくなるが、半日くらいでまた出現する。数日間これを続けていたが、4月26日の朝、院を掃除中大きめの電撃痛が出現した。圧迫牽引では同じような状態からの改善がみられないことを確認したので、ここでまた前回同様の鍼をしてみた。するとやはり症状の出現する回数は明らかに減った。剣状突起付近のファシアが原因なのか。

頭のいい人に聞いてみよう。


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ギックリ腰

2017-03-01 | 自分治療

今まで避けていた体重計に覚悟を決めて乗ってみたら+8キロ。

驚愕。


そりゃスクラブはキツくなるし、ズボンのウエストも太もももぎゅうぎゅうになるわけだ。


自転車の買い換えをきっかけに重い腰を上げやっとダイエット始動。


食事と運動の両方から。


昨日の朝、自宅周辺を30分ジョギング。


帰ってきて食事をし、ちゃぶ台に手をついて立ち上がろうとしたその瞬間ギクッ!


「あああぁぁぁぁ」



早い。早すぎる。

たった30分、ほぼ歩いてるかのような速さのジョギングで疲労をためるとは。

幸いにして歩けたので歩いて出勤。

午前はなんとかしのいだが午後の施術中、椅子からの立ち上がりで姿勢で再びギクッ


「ああぁぁぁ」

気をつけて立ったのに…


※かっこ悪すぎるので患者さんには気づかれないようふるまう


しかし、ちゃんと立てない(痛くてへっぴり腰姿勢)。姿勢によっては痛みで瞬間的に脱力して倒れそうな(?)しゃがみこんでしまいそうな(?)感じ。
歩く時も「おそるおそる歩くジャイアント馬場」のような歩行姿勢。


やはり治療が必要。

でも、今回は患者さんへの指導につなげられるか検証するために、最初からテニスボールを使った膝裏刺激をしてみた。


仰向けに寝て両膝を立て、右膝の裏にテニスボールをはさみそのまま踵をお尻に近づける。

すると当然膝裏のテニスボールの圧迫がきつくなる。これが痛気持ちいい。※「痛気持ちいい」くらいでとめて2分。


立ってみる。


立てる。歩ける。違和感は残るがこれで仕事はできる。


その後もう一回ギクッとして動けなくなりそうになったが、そのときもテニスボールでの膝裏刺激をして改善した。


今朝も走った後、自宅にもどったときにグキとなったが同じことをして改善した(再現性あり)。

昔から「急性腰痛には委中」と言われているが、まさにその効果を実感。


腰痛持ちの方はとりあえず自宅にテニスボールを一個、おススメします。

今回の私のように「応急処置」として役に立つかもしれません。












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曲池の押圧がダメ押しとなって改善した残便感の例

2016-12-31 | 自分治療
毎年年末は奥さんの実家へ。昔から場所が変わると便が滞る癖があり、いつもは1日2回ほどある排便が昨日(12月30日)は起こっていなかった。
先ほど(2時15分頃)、おなかの痛みで目が覚めた。便意だ。
夜中で皆ぐっすり寝ているのでゆっくりトイレを使わせてもらった。およそ5分、まずはただ座って排便を待つ。しかしおなかに痛みを感じつつも腸が動いて押し出されてくる感じがしない。
こういう時は「合谷」というツボの出番だ。何度もこのブログで書いているが、左のこのツボを右母指で持続的に押圧していると腸が動き出し、数分で便がミリミリと押し出されてくる。今回も押圧してから2〜3分で排便があった。しかしまだ残便感が残っている。程度として6割くらい残っている感じ。その後も合谷を押し続けたが、どうもこれ以上でてくる気配がない。通常こういう時はあきらめていったんトイレを出るが、まだトイレを占領できそうなので実験を継続することにし、他のツボを押してみることにした。選んだのは同じ手の陽明大腸経の「曲池」。肘を曲げた時にできるシワの端っこにとる。ここを押圧し始めてすぐさま(10秒くらい)でおなかに刺激が入っていくのを感じ、そして腸が動き出すのを感じ、残っていた便が3度にわたって押し出されてきた。スッキリ感と新しい刺激点の発見で夜中に小躍りした。前に合谷の刺激をして効果の薄かった方、プラス「曲池」の押圧をぜひお試しください。

キーワード: 残便感 左合谷 左曲池 持続圧





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「ギックリ腰の自己治療~局所よりも膝裏の圧刺激が奏功した例~」

2016-11-24 | 自分治療

11月12日土曜、早朝の患者さんをみている時に中腰姿勢になった瞬間、右腰(L4-5あたり)の外方で、からだの中心部あたりにギクッという衝撃走った。
思わず「あっ」と発するも患者さんは気づかず。そのままヘナヘナと椅子に座りこむ(正確には「へたりこむ」といった感じ)。みるみる腰がおかしくなってくるのがわかった。あとは頚を少しマッサージして終わりだったので頑張って終わらせ、へっぴり腰で受付机にもどり会計を済ませた。
次の患者さんが待合室にいらしたが少しお待ちいただき、応急処置的に治療することにした。ベッドに左側臥位になって現場付近の皮膚表面を指頭で探り、そこから3寸鍼を送り込む。狙いは大腰筋。現場に近いあたりに響きを得たが、結局明らかな改善は見られぬままその時はコルセットをつけて仕事をし、なんとかその日の臨床を終えた。約2kmゆっくり歩いて帰ったが一歩一歩が腰に響き、無理して歩いて帰ったことを途中から後悔した。
帰宅後、昼間の単刺では筋緊張緩和に刺激量が不十分だったと考え、今度はピンポイントで局所(大腰筋)に鍼先をあてた後、しばらく気持ちの良い響きを得られる手技を行ったのち30分置鍼した。

抜鍼して体動→痛い。

ほとんど変わってない。次に2寸鍼で腰方形筋に鍼(ここもよく自分が腰痛を起こす部位)をし、しばらく留置。ここで眠ってしまう(時間にして30分くらい)。

抜鍼し、側臥位から伏臥位(うつぶせ)になろうとしたが全然痛い。むしろ逆に動きが余計制限されてしまったように感じられた。

今回のギックリ腰に対しては局所アプローチの限界を感じ、遠隔穴での治療に切り替えた。なんとか仰向けになり膝を曲げ「太衝」「足臨泣」「中封」「崑崙」などよく使うツボの反応をみるも特に圧痛なし。腓腹筋(ふくらはぎ)に沿って丁寧に触察していくと患側の右腓骨頭後面にかなり気持ちの良い圧痛を発見した(腓腹筋というよりヒラメ筋の起始部の印象)。ここを見つけられた時点で「あ、これでよくなるわ」と確信した。そのまま膝を立てた状態で右母指で右腓骨頭(ヒラメ筋起始部)を10分ほど指圧。指が疲れたのでテニスボールを膝裏に挟んで気持ちの良い刺激を継続する(テレビをみながら10分くらい)。うつ伏せになろうとするとさっきよりも楽に動けた。ベッドからの起き上がりも楽になっている。とりあえずはこれで寝て、明日起床したときにどうなっているか期待した。

約5時間眠り(この間寝返り痛による途中覚醒などは無し)、割とスムーズに起き上がることができた。膝裏刺激する前の腰のつらさを「10」とすると「5」くらいにはなった。朝、もういちど膝裏を母指で指圧。まだ気持ち良い。ということはまだ改善できそうだと期待する。時間の経過とともに動きはスムーズになり、その日の夜には立ち座りや歩行などほぼ問題なくできるようになったが、「前屈姿勢」と「靴下をはく姿勢」「靴をはく姿勢」はまだ違和感が強かった。結局これも気にならなくなるまではその後2日かかった。結局、完治までに3日を要した。
今は「なぜあの場所(腓骨頭後面)に改善のきっかけになる反応がでていたのか」、「ヒラメ筋に緊張がかかる姿勢をとっていなかったか」を考察中。




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右母指胼胝(タコ)再再発とお灸治療 (順次更新)

2016-06-08 | 自分治療
なんだか半年に一回くらい顔を出してくるこの胼胝。




赤外線治療器などの重い機材を動かす際、母指のこの部分があたると痛みを感じるようになる。

感じ始めると次第にさまざまな場面で痛みを感じるようになりストレスを感じてくる。


やはり母指の関節の使い方が下手で負担がかかって限界をこえてくると出現するように思える。


今回(5月17日)もお灸で治療。軽く触ったくらいだとよくわからないが、そのなだらかな山の頂付近をよく触ると、ポツンとした硬いものに触れる。そこが芯にあたる部分。そこにお灸をする。





※ちなみに熱さを感じないかというとそんなことはない。結構〝熱〟感じます。痛い部分にギューっとしみこむ感覚。

角質部の厚みが増しているようなところだと熱感は感じにくく、そういうときは「(熱感を)感じるまですえろ」とよく言われます


お灸をすると、山の裾野が小さくなり芯の部分が目立って盛り上がってくる。

しばらくの期間続けていくと芯の部分の皮膚がカサブタになり、やがて剥けると芯がなくなって平らになり痛みも消失

…という経過をたどっていきます。


さぁ今回もいってみよう。



【6月8日更新】

5月17日に1回灸して以来、圧したりぶつけたりしたときの痛みが半減したため灸をするのを忘れがち。
今日までには3回くらい行いました。
施灸回数が少ないのでカサブタはまだとれません。カサブタの硬さもカチコチではなく少しやわらかめ。
圧したときの痛みはほぼゼロ。
せっかくなのできれいになるまで続けます。






-つづく-











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殿筋がトリガーポイントだった仙骨部の痛み

2016-05-04 | 自分治療
2週間くらいまえから何となく腰に違和感。最初は軽い感じだったので、腰に手をあてて左右の「志室(腰外側にあるツボ)」を母指で圧迫しながら腰を前後に振る運動で対応していた。やると直後は軽くなるのでよしとしていたが、次第に起き上がり時や立ち上がり時に仙骨部を中心に鉛のような重さと痛みを感じるようになってきた。
夜早く帰れることがあったので、この日は奥さんに圧痛点をマーキングしてもらい鍼をしてもらった。※奥さんには鍼が打てるよう昔から指導済み(もちろん私の体にしか打たせません)。
伏臥位で圧痛点を探すとはっきり「ここだ!」という点は見つからなかったが、「なんとなくこの辺が現場」という感じがPSIS(上後腸骨棘)付近だったのでこの辺りに鍼をしてもらった(雀啄。気持ち良い響きあり)。
起き上がるときちょっと良い感じがしたが仙骨部にかかる重く鈍い痛みにあまり変化はなかった。その治療の様子を見ていた娘(5歳)が「やりたい、てつだう!」と言い出したので、ハムストリングに乗ってもらったり背中に乗ってもらったりした。

2日後、腰痛が進行し、前体重姿勢ができなくなり仕事に支障をきたしてきたのでもう一度奥さんに鍼してもらった。圧痛を探ると今度は左の大殿筋起始部の腸骨稜や仙骨の外縁に気持ちの良い圧痛がみられ、また停止部の大腿骨の殿筋粗面にも心地よい圧痛がみられた。奥さんには「大腸兪」「関元兪」のほか、腸骨稜や仙骨外縁部のマーキング点に鍼をしてもらった(今回は単刺ではなく15分くらい置鍼)。抜鍼時、「大腸兪」の鍼が絡みつくように重く抜きにくかったので、そこだけ余分に5分置鍼継続。これで苦痛は3割くらい軽減した。しかしまだ前屈や後屈での違和感や寝返り時、起き上がり時の痛み・重みは残っていた。そのあと自分で委中や中封、太衝の鍼をして少し改善したように感じたが重みは同じだった。ちなみに奥さんが鍼する姿を見て娘がまた「てつだう!」といってくれたが、この日はうつぷしてるパパの白髪抜きに専念してもらった。

4月29日(金・祝)に現代医療鍼灸研究会の講演があったので聴講参加させていただいた際、座っているのがつらくなり、午後の最終講演を前に帰ろうかと思い始めたが、坐骨結節の後ろに眼鏡ケースを当てたところ骨盤がロックされて少し楽になり、なんとか最後まで聴いて帰ることができた。この、痛みと戦っている間「どこを押したらこの痛みが楽になるだろうか」とあちこちを押してみると、大転子付近(ツボでいうと「環跳」付近)に気持ちよい圧痛があり、押しながら股関節を外転・屈曲・内旋・外旋していると大変気持ちよく、同時に腰の痛みが薄らぐことがわかった。

腰を伸ばすときの痛みは腸腰筋のストレッチでなんとか対応できていたが、どうにもこうにも寝返りなどの体動時の鉛のような重さと痛みが残っている不自由であった。

5月4日、診療の空き時間に「今日こそ結果を出す!」と決意し入念にチェックしたところ、罹患筋診断と心地よい圧痛が合致した右中殿筋に対し、立位での鍼とテニスボールを使っての筋膜リリースを時間をかけて行った。
テニスボールでの筋膜リリースは、右側臥位になり、腸骨稜から大転子にかけて体重をずらしながら痛気持ちよいところを探り、見つけるとそこで動きをとめ、しばし痛気持ちよさを味わう(リリース)。これを何か所も繰り返したところ仙骨部の重さが半減。つぎに仰臥位になり大転子付近(後部)にボールを置き、股関節を外転、膝関節は屈曲のパトリックテスト姿位で気持ちよさを味わう。これでまたさらに半減。それからしばらく右側を同じように探しながらやっていたが、これ以上は改善が見られないようなので今度は左の殿筋を探ってみた(左側臥位)。しかし右で見られたあの大転子周囲の気持ち良い圧痛が全くみられない。中殿筋の理学テストをしても反応がない。伏臥位になって左股関節を伸展してみると違和感があったので、仰臥位になり大殿筋にボールをあてて移動してみると下方に心地よい痛みを見つけた。このまま2分くらいリリース。これで寝返り・起き上がり・鉛重さ感は8割がたなくなって大変楽になった。

あとでトリガーポイントの本を見返したらちゃんと載っていました。最初からちゃんと見ていれば…反省。









最終的なあとの2割は坐位で座っているときに出る(やはり仙骨部の)重い痛み。おそらくは腸腰筋が関係していると思われるがこれをまた研究していく。


ちなみになぜ今回こんなにも股関節周囲筋に負担がかかったのか考えてみる。
おそらく過去最高であろう太り具合。体重は増え、筋トレもしない。筋肉のコルセットであるインナーマッスルも衰えぼっこり出るお腹。この重たくなった上半身を支える腰仙部や股関節が容量を超え悲鳴を上げたのだろう。




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