JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

JISRAM第1回公開講座参加記(香川)

2018-03-28 | 不妊治療


3月24、25日と香川県丸亀市の厚仁病院にて、日本生殖鍼灸標準化機関の第1回公開講座が行われました。
24日は午前中仕事をし、午後から出発。行きの飛行機は羽田で出発が40分くらい遅れ、そのため高松空港から乗るはずだったリムジンバスは姿を消し、次のバスまで1時間空港で足止め。懇親会に行くための集合場所への到着はギリギリになってしまいました。

この日は懇親会のみ。土器川の「一鶴」というお店でしたが、ここの「ひなどり」が激ウマでした(おやどりは歯ごたえがありすぎて初老の歯には負担が…)。

「キャベツやおにぎりをお皿にたまった鶏から出たアブラにつけてたべるのが一鶴流」と書いてあったのでその通りにやってみたら本当にこれもまた激ウマでした。我々は団体予約をしてあったので待たずにススっと入れましたが、お店の前には並んで待っているお客さんたちが大勢いました(わかる。この味なら並んででも食べたくなる)。

その後10人くらいで二次会へ。はじめてじっくりお話しする先生が何人かできてとても有意義な時間でした。0時30分解散。
ホテルに戻って就寝。
朝はホテルの上にあった大浴場で目を覚まし、少し早めに集合してタクシーに分乗して朝うどんを食べに讃州製麺へ。おいしゅうございました。





少し早めに会場である厚仁病院に着き、開始までのしばらくの時間、東京医研さんのスーパーライザーを体験。導入に向けていろいろとお話を伺いました。




いよいよ10時から公開講座開始(ここからは襟を正し)。


まずは「生殖領域知識確認テスト」(20分40問)。
いつも患者さんにお話ししているような内容の問題は解けるものの、基礎的な細かい部分について再学習が必要なことに気づかせていただけました。反省)。

10時30分からは厚仁病院院長・理事長 松山毅彦先生から「生殖医療の実際」というテーマで、約2時間、30ページ以上の資料をご用意いただきご講義をしてくださいました。

12時45分からはランチョンセミナー。
東京医研の方から近赤外線治療器スーパーライザーや自律神経測定器「ボディチェッカー」のご紹介と効果効能の説明がありました。


欲しい。できればどちらも。


午後1時20分からは各グループに分かれて胚培養室の見学と、厚仁病院で開始される鍼灸ルームでスーパーライザー体験(星状神経節)をしてきました。

胚培養室の見学では、採卵室や採卵針、移植時の針を見せていただいたり、インキュベーター(培養器)や時間経過ごとに胚の分割を記録・確認できるタイムラプス、受精胚を凍結する液体窒素保管庫を拝見させていただきました。昨年の9月の東京でのJISRAMの研修会で山下湘南夢クリニック高度生殖医療研究所室長、中田久美子先生から培養士というお仕事、一流の培養士になるために日々のなみなみならぬ鍛錬が必要であることを伺っておりましたが、今回は培養室を見せていただきながら皆さんが細心の配慮、判断の中で取り組まれていることを知りました。大変貴重な時間を過ごすことができました。

そして14時からは中村一徳会長のご講義。
「育卵鍼灸と着床鍼灸」。
膨大な資料と、作成していただいた実際の施術動画を拝見いたしました。あっという間の2時間でした。
その後病院前で記念撮影。


第2グループはその後胚培養室の見学と鍼灸ルーム見学へ。

今回、希望されたにもかかわらず申し込み多数のため受講できなかった方が何人もいたそうです。
私も会員になれていなかったら申し込みからあぶれていたかもしれないと思うと「よかった…会員になれて」と、しみじみ思いました。

毎回のことですが、大変有意義で実りの大きい研修会でした。今回得たことを明日からの臨床にしっかり還元していけるようがんばります。

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アキュラ鍼灸院での不妊鍼灸説明会

2018-03-21 | 不妊治療

本日はJISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)の事務局長、徐大兼先生の渋谷にある治療院「アキュラ鍼灸院」での不妊鍼灸説明会の開催日で、徐先生にお願いしてそのご様子を見学させていただきました。

「不妊治療に鍼灸を利用したい」「併用してみたい」、「でも一歩がなかなか踏み出せない」という方々にこういった無料の説明会を開いていくことも私の夢です。

個人で行うか仲間の協力を得て複数人で行うか現在検討しています。開催が決まりましたらいろいろな形で告知してまいります。


スタッフのたくさんいらっしゃる徐先生の院を伺って、この雰囲気の良さ、「やっぱりスタッフがいるといいなぁ」としみじみ感じました。

大変勉強になりました。徐先生ありがとうございました!







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感謝2

2018-03-16 | 雑件
昨日、鳥居塾で一緒に勉強している石井文明先生がわざわざ私を治療してくれるためにやってきてくださいました。

石井先生は江東区で鍼灸と整骨の院を奥様と経営されています。

江東区からわざわざ川崎まで。。

今年の1月に玉川病院時代の大先輩が落ち込んでいる私を元気づけてくれるために戸田からやってきてくださったときのことを思い出しました。

実感するのは、気分が滅入ってしまっているときに誰かのやさしさや思いやりにふれると本当に元気が復活するということ。

患者さんに対してそういう存在になれるようにがんばらなければ!と、また思いを新たにいたしました。

石井先生には全身的に1時間かけて腱引治療、ミオラブ、身体均整法で治療していただき、気持ちもからだもすごく楽になりました。

本当に嬉しかった。




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鳥居塾3月東京講習会のお知らせ

2018-03-08 | 講習会・セミナー・勉強会

標記開催は今度の日曜(11日)です。
まだ枠がありますので東京講習会参加をご希望の方は私までご連絡ください。

junten89m@gmail.com



フェイスブックに事務局の田中庸一先生が投稿された案内の一部をこちらに転載しておきます。


【鍼灸師の先生方へ 鍼実技講座のご案内(大阪、東京)】

<東京>2018年3月11日(日)10時~16時 石川島記念病院
<大阪>2018年3月18日(日)10時~16時
河岸鍼灸整骨院(堺市堺区向陵中町4丁7−25川口ビル1F)



今回の主要テーマは腰臀部の”脱力”です。
脱力の結果、腰痛などの症状改善に導くことが可能となります。

痛みが出る理由というのは、その部位に過度の負担がかかり、持続的緊張を強いられているケースがほとんどです。その原因を取り除かない限り、症状の根本改善は望めません。

腰痛の場合、腰臀部の脱力が必須になります。

腰臀部脱力の主要なポイントは内転筋群にあると考えられます。内転筋群は、恥骨から寛骨にかけてL字型の起始部を持ちます。この筋群の緊張は股関節の屈曲、伸展に制限を掛けるだけでなく、外転、内転にも制限を掛けます。ここが脱力できなければ、拮抗する大腿外側は脱力出来ず、同時に臀筋も緊張を強いられます。結果として腰痛が引き起こされます。また、股関節のアライメント変化により末梢の膝にも影響を及ぼし、膝痛につながります。

内容としては、前回の講習会で行った内転筋起始部(恥骨部分)へのアプローチは大事になるので、こちらを復習し、新たに内外閉鎖筋への刺鍼アプローチを行います。

他、腰部の臨床として、起立筋を含む胸腰腱膜へのアプローチを行います

腰痛の治療というのはよく聞く話ですが、ここにアプローチすれば治るというやり方では根本解決は見込めません。運動学的連鎖の思考より、症状発症の起点から現在に至るまでのプロセスを理解し、症状改善にはそのプロセスの中でのどの地点から介入すべきかを判断する必要があります。腰痛では、座位による姿勢の悪化から筋緊張が高くなり、自然治癒が見込めないレベルなった時点、つまりホメオスタージスの限界を超えた状態で通常行える動作に問題が出てくる事から痛みを自覚すると考えています。

当日は、これらの話を交えながら実技中心の講習会にさせて頂きます。

皆さまのご参加、お待ちしております。

申込み / お問い合わせ
☎090-8532-7635  ✉houmon.komorebi@gmail.com
鳥居塾事務局(鍼灸院たまや内) 田中庸一



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おとうさん

2018-03-01 | むすめ
家では「パパ」「ママ」と呼んでいるのに

学校では「おとうさん」「おかあさん」と言っていることが最近判明した。

しかも小学校に入ってまもなくからそうしていたらしい。

四年生くらいになったら呼び方を変えさせようと思っていたけど、

自らの意思で使い分けを始めたよう。

小さいながらいろいろ考えてるんだなぁと、そこにも娘の成長を感じて感動するおとうさんであった。





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