JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

代田文彦先生

2022-01-23 | 代田先生

今日は代田文彦先生の御命日です。亡くなられて19年が経過いたしました。


代田先生


昨年は、減らした体重(10キロ)が完全に戻ってしまい、身体の負担が増えてあちらこちらに痛みが出たことと、バイク転倒による外傷性の怪我まで抱えて自分の身体をキュア&ケアする機会に恵まれました。いずれも鍼や灸、そして臨床で使用している器具を用いて自分自身で対応いたしました(※両手根部の悲惨な皮膚のズル剥けには薬局で購入した湿潤絆創膏の力を借りました)。

自分の体を痛めた時は、自身の身体で「症状別の局所や遠隔の反応点(痛い・痛気持ちイイ)」や「改善ポイントの確認方法」「鍼や灸の刺激の感覚」や「ドーゼを知る・試す」格好の機会であったり、「新しい視点を探しみつけるチャンス」となるのでワクワクします。

腰下肢痛の新しい治療ポイントを見つけることもできましたし、転倒時に強打した「肩関節痛」+「上肢の痛だるさ」につきましては、もっか研究&経過観察中で楽しんでおります。

「転んでもタダでは起きない精神」で。

また一年頑張ってまいります。



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代田文彦先生

2021-01-23 | 代田先生

今日は代田文彦先生の御命日です。

亡くなられて18年が経ちました。


代田先生

昨年は新型コロナウイルスの猛威に世の中の生活様式はいろいろと変化を遂げ、私自身仕事においても私生活においても大きな変化を迎えた年となりました。

毎年あちこち出かけて受講していた講習会も、昨年以降オンラインによるものが増えました。

会場に行くまでの移動時間や交通費がなくなり気軽に受講できるようになった反面、会場での新しい出会いや仲間との後談義などができなくなったのはとても残念です。

が、ネットを使って仲間内と気軽に集まって話したりできる環境が進んだのは嬉しい変化です。

私生活においては趣味ができたり、親の仕事を少しずつ引き継がざるを得なくなってきたりとやることが増えてきました。

家族と一緒に過ごす時間をもう少し大切にしたいという思いから、長い間お世話になった神奈川県鍼灸師会の学術部の活動を昨年の3月で辞めることになりました。

玉川卒業生はご指導を受けた恩を、率先して業界を引っ張っていくことで返していかなければならない!と、勝手に思っているのですが、何ひとつできておらず恥ずかしい限りです。

いつかその日を迎えられるよう少しずつ自分を鍛えていきたいと思います。

 




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代田文彦先生

2020-01-23 | 代田先生

今日1/23は代田文彦先生の御命日です。
亡くなられて17年が経ちました。

先生、この1年もまた仕事においても私生活においても、変化や気づきの多かった1年でした。 

鍼の十分な効果を引き出すために、太さや長さ、そして症状によっては使用本数などが、考えていた以上に好転反応に大きく影響すること。また、患者さんの訴える部位以外に原因部があるときの探し方、仕事や日常生活の姿勢・動作、おかしくなる前にとっていた行動などの問診の充実、疼痛誘発動作などの細かい確認、施術前後の形態の変化観察などについて、名人・達人からのご指導と、そこから自分の臨床経験に照らし合わせて閃くものから推察するなど、「昨日より今日、今日より明日」と日々の臨床力の向上につとめてまいりました。

私生活も充実し、子育ても楽しんでおります。
昨年後半に犬を飼うことになりました。
先生もワンちゃんを飼っておられましたね。長生きされて、看病のことなどいろいろな話を当時伺うことができました。私もこども同様たくさんの愛情を注ぎ、この家族に出会えてよかったと感じてもらえるよう(自分たちが納得できるよう)大切に、楽しく育てていきたいと思います。また1年頑張ります。



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代田文彦先生17回忌墓参

2019-01-04 | 代田先生
昨日は、今年17回忌となる代田文彦先生のお墓参りに行ってまいりました。

寒かったですが今回も天気が良く、高尾の山の緑と青い空のコントラストが鮮やかでとても綺麗でした。

代田文誌先生も、文彦先生も、「戒名不要、自分の名前がいい」と仰られたそうです(代田泰彦先生より)。

今回の墓参は私の奥さんと娘も参加させていただきました。


似田敦先生ブログ「代田文彦先生十七回忌新年墓参」












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代田文彦先生17回忌に伴うお墓参り

2018-12-12 | 代田先生

このブログをご覧いただいている玉川病院OBの先生方へのご連絡です。

来年1月23日は代田先生の17回忌です。OB会開催の予定はございませんが、
似田先生が発起人として1月3日にお墓参りの企画がたてられました。
下記、現代針灸科学研究会メンバーに送信されたメールになります。
参加をご希望される方は似田先生までご連絡ください。




代田文彦先生 17回忌 新年墓参

代田先生がお亡くなりになってから、17回忌を迎えようとしています。
これを機とし、下記の要領で、新年の墓参を企画しました。
よろしければご参加の程、宜しくお願い致します。
本メールは、私が主宰する現代針灸科学研究会のメンバーを中心に差上げています。
日頃から親しくしているごご友人も、お誘いください。
玉川病院東洋医学科出身者でなくても構いません。
※以前計画していました1月3日の江島杉山神社参拝は延期とし、代田文彦先生墓参に変更しました。

1.日時:平成31年1月3日、午後2時30分

2.集合場所:高尾駅南口(京王線側)改札口前

3.当日予定

   高尾駅南口 改札前 

    ↓タクシー分乗

   高乗寺 代田文彦先生 墓前

    ↓ タクシーまたは徒歩(20分位)

   高尾駅北口 解散

4.参加費 500円 (タクシー代、お花・線香代金として)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 <立川での懇親会>希望者のみ

   高尾駅 発

    ↓20分 中央線 

   立川駅着 着

午後5時頃~ 懇親会 当日実費


5.参加申込み方法

 参加希望者は、似田までメールまたは電話で連絡してください。

 電話 042(576)4418

 メール nitadakai825@jcom.zaq.ne.jp (あんご鍼灸院HP内からも入れます)

 参加申込み締切:平成30年12月30日  

 

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代田文彦先生

2018-01-23 | 代田先生
今日は代田文彦先生のご命日です。


代田先生

昨年私は50歳になりました。
鍼灸師の資格を得てからは丸23年です。

このぐらいの年齢、経験年数になれば普通は自分が得てきた知識や技術を後進に伝え・育てたり、組織に属してこの業界を盛り上げるために力を発揮しているものと思います。

私はどうもいつまでたっても子分肌というか、「すごい方々に教えを乞うことに生きがいを感じる性分」が抜けません。

もちろん臨床を通して自分で新しいことを発見したり気づいたりすることもありますが、世の中にはすごい方々が沢山いらして運よく私はそういう方々にご指導を賜る機会に恵まれ、勉強させていただくことができています。

大学時代に「科学的に思考すること」に魅力を感じる機会に恵まれた私は、この世界に入っても古典の良さは感じつつも(未だ科学的に十分に解明できていないだけと捉えながらも)科学的根拠に基づいた学と術を学べる環境を得ることができ、やりがいと生き甲斐を持って日々送っています。

あきらめかけた子供を授かってから7年が経ち、私生活も充実しています。今は子供が小さく、たくさんの愛情を注ぐことで「大切に育ててもらった」と彼女の記憶に残してもらいたいことから、休みの日は極力子どもとの時間を持つようにしてしまっておりますが、思春期に入り父親から卒業する頃にはこの業界や社会貢献につながる活動を積極的におこなっていきたいと思っております。






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代田文彦先生

2017-01-23 | 代田先生
今日1月23日は代田文彦先生のご命日です。


代田先生、今の私の鍼灸は「痛みの改善」「予防・管理」「不妊治療」が主になっています。

「痛みの改善」については、痛むところだけでなく、その人の仕事や日常生活での姿勢やからだのクセなどをもとに、どのような経過を辿ってその症状にいきついたのか、十分な問診と診察から根本的な原因部分を探し出してそこから改善にむけた治療をしたり、患者さんに日常での取り組みなどを伝え、症状の誘因や再発を防ぐように取り組んでいます。

面白いなぁと思うのは、根本原因部分が見つけきれなかったり、「負担のかかっているのはこの部位からだな」と推測し、そこに治療を加えてもなかなか変化が現れないような時、まったく関係ないと思われるような四肢などの遠隔部で「圧して痛気持よいところ」をみつけてそこを刺激すると愁訴が改善することがあることです。結局は自分がその部位を問診・診察で絞り込めなかっただけではあるのですが、取穴に困ったときに玉川病院時代におこなっていた生情報会的検索法が今になってまた役立ってきました。
最近では痛みや悩みを抱えている人の頭部、頭皮が張りつめていることが多いことから頭の鍼も使い始めました。これも玉川病院時代、さまざまな症状に対して頭部の反応を求めて治療していた経験が役に立っています。圧痛や快刺激な反応の出ていることが多かった「目窓、正営、承霊、頭臨泣、率谷、百会、囟会」などを中心に探すと見つけやすいのは相変わらずです。

ここ数年、鍼の可能性を探ろうと、治療は鍼ばかりでお灸をあまり行なってきませんでした。が、最近になってまた積極的に取り入れるようになってきました。越石先生が行う紫雲膏を使った「熱くない、跡がつかないお灸」も興味がありますが、少穴で「効かせる」ようにすえる深谷灸をもう一度勉強しなおそうと思っています。灸療院をされていた玉川病院の大先輩、萩原先生にも今度お会いしてご指導を仰ぎたいと思っています。


「予防・管理」の面では、最初に「痛み」で通院していらした患者さんが、改善後に月に1回とか3ヶ月に1回など管理、検診的に訪れることはが増え、「予防」という形で自分のからだに目を向けてくださる方が増えてくれました。そして「からだの歪みは日常の姿勢が大きく関わる」ということが患者さんの意識に根付いてきてくれています。また、疼痛緩解や免疫力を上げるためにもできるだけ「笑う」ことが大切であることを事あるごとにお話ししています。僕がほとんど病気にならないのはたくさん笑うようにしているからだと自負しています※49歳の現時点では。

「不妊治療」は僕のライフワークです。自分たち夫婦のARTまで進んだ経験と、妊娠までに辿った経緯を鍼灸治療を行いながらお話したりしています。できることはほんの少しですが、支えの一部になりたい、お手伝いしたいというのが本心です。

免許・資格をとって丸22年になりましたが、まだまだ学ぶことは沢山あり、面白くて仕方ありません。
また来年ご報告いたします。





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代田文彦先生

2016-01-23 | 代田先生
今日は代田先生のご命日です。



先生、昨年興味深い研究会に入会しました。

『筋膜』がいろいろな悪さをしているのではないかという考え方で、多くの先生方が効果をあげられています。

そして、「身体の筋はすべてが体内で複合的につながっており、人間の動作や姿勢の治療・改善を行う上で、筋・筋膜を複合的に捉える『アナトミートレイン』という新理論」が注目されています。東洋医学の『経絡』とも合わさるところがあり、大変興味深いものです。

痛むところが必ずしも現場とは限らない。どこか別に発信源があって、そこがトリガーポイントとなって遠隔に痛みを感じさせていたり、またそこから筋膜を通じてさらに他の部位に症状を起こして感じさせたりと複雑化させているのですね。

最近思うのは、澤田流太極療法の基本穴(定石)は、身体を動かすうえで負担のかかる場所で、歪みを起こしやすい場所が効率よく選ばれているのではないか…ということです(臓腑へのつながりも?)。

もちろん現場を特定しそこへの介入は必要ですが、連鎖して起こる歪み(それが筋膜連係上であったり?)の予防、改善につながっていたのではないかと。

いろいろ考えながらやっています。

すべてを科学化するのは難しいかもしれませんが、歴史のある偉大な治療を科学的に検証していけたらなぁ、いきたいなぁと思っています。

がんばります。







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面接の基準(代田先生の記録)

2015-05-08 | 代田先生
今日、本棚で過去の資料を探している時にずっと探していたものを偶然みつけました。
ことあるごとに自分の記憶の中から引き出して「代田先生はこんなことを言っておられた」と人に話したり自分を戒めたりしてきた言葉。その原本を十数年ぶりに目にしました。
玉川病院時代、この紙を見つけたときあわててコピーしてその日から私の宝です。
そしてまた代田先生の文字を練習するのによいお手本にもなって一石二鳥です。






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字のリハビリ

2014-12-28 | 代田先生
ここ何年も、カルテをつける際に急いで書こうとしてなぐり書きようになり、とてもきたない字になっていました。気にはなっていましたが「ちゃんと書こうと思えばいつで書ける」と思っていました。が、最近になって真面目に書こうとしたときに全然思うような字が書けなくなっていることに気づきました。

自分の中では「ひらがな」でも「漢字」でも文字の形のイメージがあり、自分で満足していた頃の文字の形と書き方を指が(脳が)記憶していて、その気になればいつでも引き出されて書けるだろうとのんきにあぐらをかいていました。

しかしそれが間違いであることはちょっと考えればわかることでした。「上手な字を書きたい」と思って手本などを参考に繰り返し繰り返し一生懸命書いて練習していれば、やがてそれが技化して上手な字が書けるようになる。弁証法で言えば「量質転化の法則」にあたるものでしょう。が、当然逆のことも起こりうるわけで、ヘタな字を繰り返し繰り返し書いていればやがてそれが技化して上手な字が書けなくなる。それを今思い知らされています。

私の理想の字は「習字の字」でもなく「ペン字の字」でもありません。恩師である、故代田文彦先生の書かれる文字です。玉川病院勤務時代、代田先生の内科外来の助手につかせていただいたときにカルテに書かれるその文字がとても素敵で格好よくてずっとあこがれていました。よく見ていると代田先生が文字を書かれる際、その書き方には「あるリズム」がありました。筆記する際はそのリズムを真似ながら、かつ先生の文字の形を常にイメージして書くようにしていました。
もちろん完コピは無理でしたが、一度だけ、私が他の鍼灸師の先輩スタッフ宛に書いたメモ書きをスタッフルームの机の上に貼っておいたところ、偶然代田先生がそれをご覧になり「あれ?俺こんなこと書いたっけ?」とおっしゃられたことがありました。それを間近で見ていた私は「すみません、それは私が○○先生あてに書いたメモです」と申し上げながら、あまりの嬉しさに心の中でガッツポーズをしていました(現在で言えばあの錦織選手のダブルガッツポーズのように何度も何度も引くがごとく)。
あの頃が一番自分で理想とする文字が書けていたときでした。

現在は代田先生の文字を身近で拝見できなくなってしまったので、過去の記憶をたどりながら一生懸命またあの時に近づけるようにリズムや文字バランスを思い出しながら書くようにしています。

私のもうひとりの鍼灸の恩師、似田先生も代田先生の文字についてブログに書かれていました。


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代田文彦先生

2014-01-23 | 代田先生
今日は、師 代田文彦先生のご命日です。

今年2月中旬には玉川病院東洋医学研究センターのOB会が開催されます。

初日は懇親会で、二日目はお墓参りです。

先輩方にお会いできる機会もなかなかありませんので、たくさん思い出話を

お聞きしてきたいと思います。



先生、つまずきながらがんばっています。















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代田文彦先生

2013-01-23 | 代田先生
今日1月23日は、師 代田文彦先生がお亡くなりになった日です。
平成15年1月23日に生涯を全うされてから今日で10年を経過したことになります。

玉川病院の副院長から東京女子医科大学の教授になられたあとは、週に2回、水曜と土曜に玉川病院の内科(東洋医学)外来を受け持たれ、われわれはその外来の助手につかせていただくことができました。先生の診察を間近で拝見し、その実際をこの眼、耳、肌で感じることができたことは何よりも貴重な体験であり大変多くのことを学ばせていただきました。また、カンファレンスはもちろん、日頃の雑談などでも一言一言から本当にたくさんの勉強をさせていただきました。今でも語り尽くせないほど感謝の気持ちでいっぱいです。代田先生の教えを受けることができた誇りを胸に、困っている患者さんの力になれるようこれからもっともっと勉強し、技術を磨いていかなければいけないと、改めて心身を引き締めました。
先生、頑張ります。









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