JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

ゴールデンウィークの営業

2014-04-28 | お知らせ

ゴールデンウィーク期間中の診療は以下の通りです



4月29日(火・祝)  診療します


5月 1日(木)    診療します

 
    2日(金)    診療します


    3日(土・祝)  診療します


    4日(日・祝)   お休み


    5日(月・祝)   お休み


    6日(火・振)  診療します  



(お休みは5月4日と5日のみ で他は通常通りです)



















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不妊治療~NHKあさイチ4/14放送より~

2014-04-23 | 不妊治療
4月14日のNHKあさイチ(AM8時15分~9時54分)は「本音で語る!不妊治療」というテーマでした。
現在の不妊治療の話から制度、環境など多方面にわたるお話でした。
一部を書き起こしておきたいと思います。

司 会:井ノ原快彦さん
     有働由美子さん

ゲスト:ダイヤモンド☆ユカイさん 
     益子直美さん


●32人に1人 年間32000人 

→2011年体外受精で産まれた子供の数
 およそ1クラスに1人体外受精で誕生していることになる


●体外受精 年間27万件




●助成金の年齢制限

 1回30万円を超える体外受精には保険が効かず、国から補助として15万円
 
 今月(4月)から制度が変わった
  ↓
 2年間の経過措置のあと、助成金が出るのは42歳までとなった。


●男性が原因の可能性もある不妊症も多い


●主な不妊治療

(1)タイミング法:妻の排卵日に合わせて夫婦関係をもつ
(2)人工授精(1~3万円):夫からとり出した精子を妻の子宮に入れる
(3)体外受精(30~60万円):とり出した卵子と精子をからだの外で受精卵にしてから子宮に戻す

(2)と(3)は保険が効かない

(3)は夫婦合わせた所得が年間730万円未満の場合、国から助成を受けられる(但し、2年後から年齢制限開始。42歳までになる)

【一例】
(1)採卵        147000円               
(2)精子調整(媒精)   63000円
(3)培養         21000円
(4)胚移植        73500円 

 計          304500円

採卵…膣から長い針を入れて卵巣に刺し、卵子を取り出す
媒精…運動性のよい精子を選び卵子にかけて受精を促す
胚移植…受精卵を子宮に戻す

※より高度な技術が必要な『顕微授精』
元気な精子を厳選してとり出し、卵子に針を刺し直接精子を注入する。体外受精の中でも確率が高い

●40歳の体外授精成功率 → 8.06%

●変わる不妊治療の助成金
・42歳まで

・初回40歳未満→助成を受けられる回数⇒6回まで
   40~42歳→         ⇒3回まで
(今までは「通算10回まで」だった)

・1回15万円(夫婦所得730万円未満)

今月から初回40歳未満の人に関してはこの制度に移行される。
今43歳の人は旧制度のまま。2年後に「42歳まで」となる。

●日本生殖医学会理事長 吉村泰典氏
Q:なぜ42歳で区切られたのか
A:
(1)妊娠・出産のリスク 40歳以上だとリスクが高くなる
 ・妊娠率が低くなる
 ・赤ちゃんをおうちに連れて帰れる割合が低くなる

(2)国費(税金)であるということ

経済面の問題だけでなく、リスクのない安心安全な妊娠・出産をしていただくことをわかってもらうためにも。

●体外受精の年齢別成功率
   ↓
 35歳を境に激減。43歳では2.3%
 生殖年齢といわれる20~35歳では15~20%

若いうちから教えるべき。この「生殖年齢」のこと。女性にも男性にも。


●ユカイ
「不妊治療をやって結果が出なかったときそれだけになってしまう(そのことばかり考えてしまう)。そうすると益々ストレスとかそういうのを抱えて。。ストレスがまず第一に出てきてしまう。一番よくないことだった」

●吉村
「長期化すると二人の関係がギクシャクすることも多々。精神的にも肉体的にもそして金銭的にも大変な状況が続くわけなので定期的に話し合いをすることが非常に大事。『私たちにとって子供は何なのか。どこまで治療するのか』など。温度差は必ず出てくるので」

●番組に寄せられたメール
「病院は混んでいて医師の説明も少なく、薬も副作用もあるので不安だらけです。そういった不安を解消してくれる窓口はないのか」

NPO法人 Fine(ファイン)

不妊治療をしている人の悩みを聞いてくれる
カウンセリング・グループカウンセリング



●体外受精での妊娠は流産率が高く、多くの母親がようやくできたおなかの子を守りたいと必死の思いでいる。しかし過剰に安静にしてしまうことが精神面で逆効果を及ぼしてしまうので注意。

●吉村

「これまで『体外受精で産まれたから』『顕微授精したから』で奇形が増えるなどのデータはない。安心して大丈夫」

「不妊治療してやっとできた子供だからと過保護になったり完璧な育児をしたいとお思いになる方がいる。こういった場合、産後うつになりやすかったりするケースが普通より多いように思う」



~~~~~~~~~~~~~~~~


うちも含めて多くの鍼灸院では不妊治療を扱っています。
そしてその治療法の多くは刺さっているかいないかわからないくらいのとても浅い鍼で「からだに軽くやさしい治療」です。治療の中で眠ってしまうほど。

「お勤めしながらの不妊治療」であったり「回数を重ねてもなかなか結果がでない」など、不妊治療を続けている方には強い精神的ストレスを抱えている方が多くみられます。これらが悪循環のひとつになっていることもあります。鍼灸治療ではまずこのストレスによる「交感神経過緊張状態」を解いてあげられるような治療を心がけています。交感神経の過剰興奮を抑え、同時に副交感神経を高め、こころとからだを緩ませるひとときを設けます。ところどころで息を抜くことがたいへん大事なことだと臨床を通じて感じています。

よく、「長いあいだ一生懸命治療をしてきて結果が出なかったので、すこしからだを休めてあげよう、おやすみしよう」とご夫婦で話し合い不妊治療をとめたとき、ふと授かったという話を聞いたりします。もしかしてこれも息をぬいたときに交感神経と副交感神経のバランスが整い、からだが妊娠を受け入れる状態になれたのかもしれません(もちろん、薬や注射などで疲れきってしまっていた卵巣を一定期間休ませることで質の良い卵ができたということも考えられます)。

当院では、すでに婦人科での治療を開始していて補助的に鍼灸も行っていきたいといって来院される方がほとんどですが、鍼灸単独での治療を希望する方もいらっしゃいます。ですが婦人科での検査をまったく受けていないというときはまずはきちんと検査を受けることをお勧めしています。検査で妊娠しづらい環境がはっきり見つかることもあるからです。鍼灸での不妊治療は(医師の治療を妨げるほどのからだに負担をかける施術などは一切ありませんので)併行して行うことができます。主治医の先生が「だめだ」と言われたら別ですが。

施術の内容は、手や足のツボに浅い鍼をし、必要に応じておなかや背中にも浅く軽い鍼をしていきます。
最後に頚部の緊張をゆるめる指圧をゆっくりと行い施術終了です(時間にして約40分~60分)。


ホームページの不妊治療支援制度の欄もご覧ください。

【追記】
※この当時はリラクゼーションを中心とした施術を行っていましたが、その後これに子宮や卵巣に働きかける術式を加えるようになりました。(2015.10.2)


  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症予防にデュアルタスク

2014-04-23 | まめ知識
「デュアルタスク」という言葉聞いたことありますか?
私は4月20日の安住さんのラジオで初めて耳にしました(安住さんはダブルタスクと言っていましたが)。
「デュアルタスク」とは二つのことを同時に行うことをいい、アルツハイマー型認知症になるとこの能力が著しく低下するそうです。

軽度認知症の段階で、このデュアルタスク能力を維持するようにしておくことが大事らしいです。トレーニング方法は「運動+頭を使う」。

安住さんが記憶力低下の予防として実践している簡単なデュアルタスク法は、単純計算をしながら日常生活の動作をするという方法だそうです。「1000から7を引いていく連続の引き算をしながらお風呂に入る」という方法。
「1000、993、986、979…」と数えながら脱衣所で服を脱ぎ、湯船に入り、上がり、髪を洗い、流し…などを行う。そして安住さんはさらに高度なトリプルタスクも実践。風呂の残り湯を洗濯機で使うとき筋力トレーニングも兼ねて洗面器で運ぶ。(1)7の連続引き算をしながら(2)洗面器いっぱいのお湯をこぼさないように運び(運動)、(3)なお洗濯機に何杯運んだかを数えるというトリプルタスク。

お時間あるかたはポッドキャスト(4/20分)聞いてください。
安住さん絶好調です。開始14分くらいから脳科学の話に入っていきますが、できたら全部(30分少々)聞いてください。損しません。(城の話も必聴です。安住さんの頭の良さ・トークの上手さが光ります)


わたしはウォーキングしながら1000-7連続計算をやっていこうと思います。


安住紳一郎の日曜天国(にち10)ポッドキャスト



デュアルタスクについて







.

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傷の湿潤療法

2014-04-17 | 臨床・治療
少し前に放送された「予約殺到 スゴ腕の専門外来」という番組の中で、練馬光が丘病院~傷の治療センター~の夏井睦(まこと)先生が出演され、湿潤療法を紹介されていました。
「消毒をしない」という方法は耳にしたことがありますが、今回詳しくお話をきけたので文字に起こしておきたいと思います。

傷・ヤケドなどには消毒薬は使わない

傷痕、火傷の痕は一生後悔する
最初に正しい治療をするかどうかで人生が違ってしまう

この外来で行っているのは世界で初めて私(夏井医師)が考えた傷の治療

(1)まず傷口を水道水でよく洗う
(2)傷口に「シート」を貼る(薬は塗らない)
  ※このシートに特徴
  
 で、おしまい


湿潤療法

●消毒をしない
●傷を乾かさない

消毒すると非常に痛い
 ↓
あれは傷が深くなったから痛い
 ↓
傷が治る妨害工作なので即刻やめるべき


消毒→細菌の細胞のタンパク質を破壊して殺菌している
 ↓
ところが細菌だけでなく皮膚の細胞も壊してしまう
 ↓  
余計に傷が広がってしまう(深くなってしまう)
 ↓
回復を遅らせてしまう


水で洗うだけで細菌は流れ落ちる

従来は傷口をガーゼで覆い乾燥させてカサブタにして治していた。カサブタができると「治った」と思っていたがこれが間違い。これまで回復の目安だと思っていたカサブタは、実は傷が治っていない証拠だった

カサブタは細胞が干上がり壊死したもの→はがす→カサブタになる ⇒これを繰り返していると傷痕が残ってしまう

湿潤療法で使うシートは空気が通らないので乾燥しないハイドロコロイド被覆材
 ↓
傷・肌に貼り付かないのではがす時も痛くない

乾燥させないことで傷の状態はジュクジュク

悪化しているように見えるが、実はこのジュクジュクが一番大切な物質。傷を治す物質がたくさん出ていて傷を治す準備をしている

ジュクジュク→「浸出液(しんしゅつえき)」
※傷を治す成分がたくさん入った細胞成長因子

浸出液が乾くことなく分泌され皮膚が再生される
 ↓
傷痕が残らない


Q:ジュクジュクにして化膿しないのか?

A:バイ菌がいるだけでは化膿しない

湿潤療法をすると浸出液をどんどんシートが吸い取って常に流れがある状態にある。そうすれば細菌は分裂もしないし増殖もしない。細菌の足場がないから化膿しない。むしろカサブタがあると細菌細胞がとどまるため増殖しやすい

1日1回自宅で水洗いとシートの貼りかえを行い、浸出液がシートにつかなくなったら治った証。

以上


ちなみにこのシートと同じような性質の絆創膏が市販されています。


「バンドエイド~キズパワーパッド」johnson&johnson




3歳の娘のもしもの時のためにさっそく常備することにしました



ちなみにこの夏井医師、
糖質制限ダイエットの提唱者として有名な先生ですね!




.





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小ボケな人

2014-04-16 | 日記
 
日テレをつけていたら4月16日(水)22時からの新番組「花咲舞が黙ってない」の予告が流れた。

それを見て


妻「またこの人のドラマをやるんだね」


 
 「この人?」


妻「半沢直樹のひとでしょう?」


 「あぁ、原作ね。うんうんそうだね」


妻「すごいよね本書くんだね」


 「え?うん…   え?」


妻「あの人でしょ、芸人の」

 
 「芸人… あなたもしかして
      井戸田潤と言いたい?」


妻「違うの?」


 「ほぅ…  じゃあアレかい
  半沢直樹もこの『あまーーーい』
  っていう人が書いたとおっしゃる?」


妻 「…違うみたいね」


  「池井戸潤ですw 
   似てるっちゃ似てるけど・・
   あんなに毎週半沢楽しみに観てた
   くせに…」


妻 「あーそうなんだ。
   あの人が書いたんじゃないんだ」



  「ブログに書かせていただきます」



妻 「やめてよっっ」








.













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酢入りドレッシングで

2014-04-15 | まめ知識

あいかわらず食事の最初にサラダを食べる習慣を続けています。

ドレッシングはオリーブオイルにお酢を加え、塩で少し味付けしたものを奥さんがいつも作ってくれて、これがとてもおいしいのでずっと飽きずに食べ続けてきていました。しかし、ここ最近どうもご飯を食べていると…とくにサラダを食べていると口の中がキュワキュワする感じがあり、違和感を感じるようになりました。

なんなんだろうなぁ と思いながら過ごしていたある日、奥さんにそのことを話したら「お酢のせいかも」と言います。なるほどそうか‥3ヶ月以上にわたる1日2~3食の酢入りドレッシングの酸で、口腔粘膜をいためたのかと。なるほど舌で口腔内をぐるっと確かめると確かに荒れている感じがする。

数日は市販のドレッシング(酢が入っていないもの)に変えて様子をみました。
すると数日で粘膜は再生したようでお口の中がツルツルに戻りました。
しかし市販のドレッシングは食べてて飽きてしまうので、たまにまたオリジナルドレッシングをつくってもらって食べています。気をつけながら。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK 総合診療医 ドクターG

2014-04-15 | つぶやき

ドクターGがまた始まりました(毎週金曜 午後10時~10時50分)。

ずっと待っていた番組でとても嬉しい!

またしばらくは元看護師の奥さんと毎週病名の探り合いです。


ホームページでは過去のバックナンバーが読めるので時間があるときに一通り目を通したい。


医師ってほんとにすごいなぁと改めて感心する番組です。


病名がドンピシャで当たらなくても、再現VTRの「診断のポイント」となるところに着目できたかどうか、そこを見極めるのも楽しみのひとつなんです。


総合診療医 ドクターG ホームページ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜とこころ

2014-04-02 | つぶやき




通勤途中のある南河原公園に、今年も桜が綺麗に咲き並びました。もう満開ですね。

毎年たくさんの方がこの時期の土日はお花見を楽しんでおられます。

今週末もすごいことになるでしょう。


今日の出勤の時も、小さいお子さんをつれたお母さん方やご年配のご夫婦などが桜を見上げてとてもいい表情でお話されている姿などを遠巻きに見ながら歩いてきました。


花を見上げて


「 きれいだなぁ 」


と思えることに、


「あ、今、こころに余裕があるんだな」


と確認したりします。


せかせかしたり追い詰められていると景色に心を寄せる余裕がなくなっていることに気づきます。

余裕がないときは発想力や分析力、判断能力が落ちたりするのでいいことがありません。

さまざまな「気づく」が状況改善のきっかけになったりしますので、いろいろなことに気づけるようにしたいと思います。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消費税についてのお問い合わせ

2014-04-02 | お知らせ


この4月から消費税が5%から8%に移行されました。

当院では開院以来消費税をいただいておりません。

ですので今回の改正による施術料金の変更はございません

何もお伝えしていなかったので、来院される患者さん方から

「今日からおいくら?」とご質問をお受けいたしました。

失礼いたしました。


ただ、来年の10月に消費税が10%に移行されることにもしもなったときは、ご協力をいただくことになるかもしれません。現在、鍼や灸、院内の備品、施術に関わる衛生用品、消耗品など、仕入れにおいて業者にお支払いしている消費税は、当方でご負担させていただいる状況です。消費税が「1割」となるとさすがに厳しい状況が考えられます。
が、僕自身は・・・いろいろなことを考慮すると10%には上げず8%のままでいくような気がしています。安倍さんはそうされるんじゃないかと。
判断時期は今年の12月くらいにしたいと甘利経済再生担当大臣が言っておられましたね。


ということでまだ未定です。もし「10%になる」と決まってしまったならその時点から《熟慮して》結論を出したいと思っております。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする