JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

仕事納め

2014-12-29 | つぶやき
潤天堂は今日が仕事納めでした。

今年はこれまでに以上にいろいろなことがあった年でした。

よかったところはさておき、よくなかったところ・よくできなかったところを再度振り返って反省し、今後の改善点や学ぶべき視点をひろいあげていきたいと思います。

困ったときに力になれる存在を目指して来年も頑張ります。

潤天堂をご利用いただいた皆さま、今年一年本当にありがとうございました。

よいお年をお迎えください。


小宮猛史




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母指にできたタコ(灸治編)

2014-12-28 | 自分治療
一ヶ月くらいまえから右の母指にできたタコ(胼胝)が気になりだした。
特に日常生活でも臨床中でもこれといって今までと変わったことはしていないはずなのだが、次第にこのタコの部分に物があたると痛むようになり、その強さは日に日に増していった。ペンを持ったり物を動かしたりする際など、意外にこの部分てよくあたるものなんだなと思いながら、痛みを感じては負担をかけないような使い方をすることでごまかしてきた。最近になってどうにも痛くて仕事にも影響が出てきたので遅ればせながら治療することにした。

患部の状況は

・硬くはなっているが完全な角質化まではいっていない。
・○で囲った部分が腫れていて固くなりつつある部分
・ちょっとした押圧でもかなりの痛み

ここにお灸(直接灸)をしてみた。
通常、完全に角質化してしまったところは熱感を感じにくく、何日かかけて何壮もすえていくと例えば足の裏のタコなどは芯がポロリととれて柔らかくなる。今回のこの母指の部分のタコは完成された硬さまでいっていないので、燃え尽きる際の熱感はキューンとしみこむ感覚がよくわかった。まさに痛い部分にしみこむ感じで、痛いけど(熱いけど)気持ちがよかった。

第1回目施灸12月20日(土)
※艾�夫は底辺を小さくして米粒大
※1壮目から熱感を感じたので10壮でヤメ。

腫れている範囲
施灸


 

第2回目施灸12月21日(日)
※圧痛の強いもう一箇所も追加(計2箇所施灸)

12月22日(月)の時点で硬くなっていたところに変化が見られ、柔らかくなってきた。


第3回目施灸12月23日(火)
※12月21日と同じ施灸


その後施灸なし。

12月26日(金)の時点では柔らかくなり押しても痛みを感じなくなった。



完全に角質化していないような中途段階の硬さのタコの場合、ポロリととれるのではなく柔らかくなって治癒する経過をみせた。




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字のリハビリ

2014-12-28 | 代田先生
ここ何年も、カルテをつける際に急いで書こうとしてなぐり書きようになり、とてもきたない字になっていました。気にはなっていましたが「ちゃんと書こうと思えばいつで書ける」と思っていました。が、最近になって真面目に書こうとしたときに全然思うような字が書けなくなっていることに気づきました。

自分の中では「ひらがな」でも「漢字」でも文字の形のイメージがあり、自分で満足していた頃の文字の形と書き方を指が(脳が)記憶していて、その気になればいつでも引き出されて書けるだろうとのんきにあぐらをかいていました。

しかしそれが間違いであることはちょっと考えればわかることでした。「上手な字を書きたい」と思って手本などを参考に繰り返し繰り返し一生懸命書いて練習していれば、やがてそれが技化して上手な字が書けるようになる。弁証法で言えば「量質転化の法則」にあたるものでしょう。が、当然逆のことも起こりうるわけで、ヘタな字を繰り返し繰り返し書いていればやがてそれが技化して上手な字が書けなくなる。それを今思い知らされています。

私の理想の字は「習字の字」でもなく「ペン字の字」でもありません。恩師である、故代田文彦先生の書かれる文字です。玉川病院勤務時代、代田先生の内科外来の助手につかせていただいたときにカルテに書かれるその文字がとても素敵で格好よくてずっとあこがれていました。よく見ていると代田先生が文字を書かれる際、その書き方には「あるリズム」がありました。筆記する際はそのリズムを真似ながら、かつ先生の文字の形を常にイメージして書くようにしていました。
もちろん完コピは無理でしたが、一度だけ、私が他の鍼灸師の先輩スタッフ宛に書いたメモ書きをスタッフルームの机の上に貼っておいたところ、偶然代田先生がそれをご覧になり「あれ?俺こんなこと書いたっけ?」とおっしゃられたことがありました。それを間近で見ていた私は「すみません、それは私が○○先生あてに書いたメモです」と申し上げながら、あまりの嬉しさに心の中でガッツポーズをしていました(現在で言えばあの錦織選手のダブルガッツポーズのように何度も何度も引くがごとく)。
あの頃が一番自分で理想とする文字が書けていたときでした。

現在は代田先生の文字を身近で拝見できなくなってしまったので、過去の記憶をたどりながら一生懸命またあの時に近づけるようにリズムや文字バランスを思い出しながら書くようにしています。

私のもうひとりの鍼灸の恩師、似田先生も代田先生の文字についてブログに書かれていました。


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科学で検証「サンタさんは超人」

2014-12-24 | つぶやき
せっかくのクリスマスなのでサンタさんについて。
これは以前、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」のゲストで空想科学研究所主任研究員、柳田理科雄先生がいらしたときにお話になっていたことです(※この内容が載っている空想科学読本12」が手元にないのでネットで検索)


世界中の子供たちにプレゼントを配るサンタさん。それも一晩で。
どうやって配っているのかな~なんて考えたことありませんか?
そう、トナカイの引くソリにのって夜空を行くサンタさんを思い浮かべますよね。

では実際はどうなんでしょう。科学で検証してみましょう。

◎サンタクロースがプレゼントの対象とする子供の数18億人

◎所要時間、12月24日の午後10時から25日の午前5時の7時間。但し西へ向かっていけば時差を利用できるので32時間使用可能。

◎世界の陸地面積は1億5千万平方キロメートル。そのうち砂漠や森林、農地や工業地帯除く5%に人家が広がっていると仮定。

◎子供のいる家に対象となる子供が平均2人いると仮定。訪問する家は9億件。

以上の条件から

○家々の平均間隔は81m。
○トナカイが走る総延長距離は7200万km
○32時間で走破するスピードはマッハ1900。

実際問題サンタクロースがマッハ1900でかっとんだら、衝撃波で辺り一面一瞬にして粉砕。
空気との摩擦で辺り一面一瞬にして焦熱地獄。または蒸発。

さらにプレゼントを渡すためにマッハ1900で家に入るなど考えただけでおそろしい。


が、子供に夢と希望を与えるサンタクロースがこんな破壊活動を行っては洒落にならないので、さらなる仮説を加えます。それは

サンタクロースはあらゆる物質をすり抜けることができる

この仮説を加えることによってサンタクロースの32時間世界一周プレゼント配りが説明できるようになります。

◎あらゆる物質をすり抜ける以上、空気もすり抜けるわけだから衝撃波は発生しない。また、当然摩擦熱も発生しない。

◎あらゆる物質をすり抜ける以上、何にぶつかっても何の被害も発生しない。

◎古今東西においてサンタクロースの目撃談は一切ないが、そもそもマッハ1900で移動するものは肉眼はおろか現存するいかなる観測機器を用いても認識不可能なので当然である。


ただ、サンタクロースが抱える問題がまだ2つありました。それは

◎プレゼントを渡すために手放した瞬間、プレゼントは物質透過能力を失いますが(そうでないと子供たちは受け取ることができません。すり抜けてしまうため)、その瞬間プレゼントはマッハ1900でかっとぶ弾丸(砲弾?)と化し、その破壊力は1g辺り48キロ分。

◎マッハ1900で移動すると重力の6千倍の遠心力が発生し、一瞬にして地球の重力圏を振り切って宇宙の彼方へ飛んでいく。

この問題を解決するには以下の対策が必要です。

◎プレゼントを手放すときに後方にマッハ1900で放り投げる。そうするとソリの移動速度と相殺されプレゼントは無事その場に着地する。但しこれに要する腕力は2000万トン。ちなみにソリを止めるとサンタクロースの体重は体重の20億倍の衝撃を受けます。

◎自分の重力を6千倍にコントロールする。この能力があれば遠心力と重力のバランスを調節することで自分とトナカイが自由に飛行できる


こうしてサンタクロースの正体がわかってきました。

◎あらゆる物質を透過し、重力を6千倍までコントロールするX-MEN顔負けの超絶超能力。

◎2000万トンという鉄腕アトム真っ青の規格外腕力。

◎マッハ1900で走るトナカイをパートナーに前述の重力コントロール能力を併せてスーパーマンそこのけの限界突破 超音速飛行。



そうなんです。ただの白いおヒゲを生やした優しいおじいさんではなかったらしいのです。
怖がるといけないので子供たちには内緒にしてください。

 
資料 「空想科学読本12(科学で解けない超難問)編」

著者  柳田理科雄

発行所 株式会社メディアファクトリー







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不妊治療の書籍

2014-12-23 | 不妊治療
お電話で問い合わせくださった先生、私のところにも届きましたので現物をご紹介しておきます。

福島の三瓶先生がご紹介くださった5冊のうちの3冊です。


左:「生殖医療のすべて」堤治(ツツミオサム)著 丸善株式会社
中:「カラダを温めれば不妊は治る!」徐大兼(ジョウタイケン)著 インデックス・コミュニケーションズ
右:「不妊治療はつらくない」加藤修(カトウオサム)著 主婦の友社




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三瓶先生の不妊症講演に行ってまいりました

2014-12-16 | 不妊治療
12月14日(日)、大阪府鍼灸師会主催の学術講習会「不妊症について」の聴講に大阪に行ってまいりました。朝8時前に川崎を出て、会場のある森ノ宮には11時頃に到着。森ノ宮には玉川病院勤務時代、毎年日本臨床鍼灸懇話会の大会に参加させていただいていたのでそのときに何度かきたことがあり、見覚えのある風景に懐かしさを感じました。
ご講演まであと2時間半。早めに受付をして良い席を確保したいので1時間前には会場に着いておきたい。となるとあと1時間半、食事をして時間をつぶせるところが必要だ…ということで道途中にあった「ロイヤルホスト」へ。※大阪に来てロイホ

でも、そのおかげで予定の時間、持参した不妊症に関わるたくさんの資料に目を通すことができました。
電車の中とか喫茶店、ファミレスなどは驚くほど集中して勉強できます。

余談ですがロイホのハンバーグ、安価なのにとても美味しかったです。フォークをいれると肉汁がジュワッと。

受付1時間前に、会場である森ノ宮医療学園に到着しました。


既に数人の聴講生が集まっていて、みなさんのやる気がプンプン伝わってきました。


そこへ突然三瓶先生登場。


お名刺交換をさせていただきました。


13時になり受付が開始。この時にはすでに大勢の方が集まってきていましたが、かきわけかきわけ「私、最初の方から待ってましたので」的な顔で受付へ。受付後は近年したことがなかった軽快なフットワークで素早く前へ移動。正面席の前から2番目のベストポジションをキープしました。これでやっとひと安心。

ほぼ定刻通り三瓶真一先生のご講演開始。不妊症に関して持っておくべき基礎知識、鍼灸治療がどう関わり、何を目的に、どう治療していくのかなど、「ネットワークに入会していない者にもここまでお話しいただけるのか!…」と、驚くほど詳細にお話をしていただきました。そうか…これがヒポクラテスの誓いの。。私も是非この精神を継いでいきたいと思います。

ご教授いただいた「胚移植に備える子宮環境改善の治療(着床しやすい子宮環境へ)」や「採卵に備える卵巣機能改善の治療(卵質向上、採卵成績向上を目指す)」は、全身治療に加えさっそく取り入れていきたいと思います。

学べば学ぶほどもっと深く知りたくなり、そして技術を身につけたくなる。そんな高揚感を持ちながらご講演は終了。


ご講演後、神奈川県鍼灸師会の「Miss人脈」こと菅澤女史(不妊鍼灸ネットワーク会員)に御力添えをいただけたおかげで、森ノ宮駅前の居酒屋さんで三瓶先生を囲んでお話することができました。頭がよくてノリもよくて面白い。魅力満載の先生でした。
ご同席いただいた堀口先生、西村先生ありがとうございました。たいへん楽しかったです。

左から堀口先生、三瓶先生、西村先生、私



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神奈川県鍼灸師会忘年会

2014-12-16 | お知らせ
12月7日の学術講習会のあと、神奈川県鍼灸師会の忘年会があり、ふだんなかなかお会いできない先生方にいろいろな話を伺うことができました。

美容鍼灸の森谷恵子先生からは「リフトアップをより効果的に出すために私の治療にお灸がかかせない!」という貴重なお話を伺うこともできました。
※森谷先生は来年行われる全国大会in神奈川での「実技供覧」部門で『美容鍼灸』の実技を担当していただいております。

また、今回小井土先生のお隣に座ることができ、不妊治療に関するお話のみならず鍼灸治療は素晴らしいんだという胸の高まるお話をたくさん伺うことができました。

年明けにまたこのブログでご連絡いたしますが、2月の学術講習会の第2部は小井土先生にご講演いただけることになっています(実技主体)。また、来年の全国大会in神奈川での「注目鍼灸」の部門では『不妊鍼灸』に関して小井土先生と辻内先生のお二人にご講演いただけることになっています。ご期待ください。※学術講習会は一般の方も参加できますが、全国大会は鍼灸師が対象になります。

左から小井土先生、私(前髪自分切り失敗)、秦先生



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トリガーポイント講習会後記

2014-12-16 | 講習会・セミナー・勉強会
12月7日(日)の神奈川県鍼灸師会学術講習会は「トリガーポイントと鍼治療」のテーマで明治国際医療大学の伊藤和憲先生をお迎えして3時間、トリガーポイント(以下、TP)治療の講義と実技をしていただきました。
「痛み」とは何かもう一度理解することから始まり、「TPとは何か(その特徴や関連痛パターン・症状の再現の違い)」、「TP治療の適応・不適応の見極め」「TPの探し方」や「TPへの鍼の打ち方・ポイント」など、こと細かにご説明いただきました。講義の内容すべてがポイントで、なかなか「ポイントはここでした」と絞ることができないのですが、私が個人的に感じたポイント中のポイントを挙げてみます(以下資料より)。

筋肉の特性として、筋肉には「姿勢筋」と「相動筋」があり、姿勢筋は主に姿勢の維持・安定化のために働く筋肉で、拘縮などがみられやすい(別名:抗重力筋)。またストレスなどにより短縮しやすい=筋紡錘の分布と関係し、臨床的にはこの姿勢筋(抗重力筋)にTPが出現しやすく、治療は筋肉を緩めるように行う(鍼・ストレッチなど)。相動筋は主に運動のために働く筋肉で、筋力低下や萎縮がみられやすく治療は筋力の強化となる。姿勢筋に対して鍼をするときは刺激を強くしないようにし、相動筋に対しては多少強くても大丈夫ということは改めて勉強になりました。

実技に入っては「触診の仕方」、「硬結の深さと刺入深度のイメージの持ち方」、「筋膜の意識」など具体的な方法をご指導くださり、実際の刺鍼では先生のその繊細な刺鍼法に感心し、すぐに取り入れるべき技術だなぁという認識を持ちました。伊藤先生はまた、慢性疼痛患者さんに対するセルフケアの指導にも力を入れておられ、医療の中で鍼灸師が求められているのは痛みの専門家であり、「鍼灸師は慢性痛患者のよき理解者としてペインマネージャーになる必要がある」ということを提言されていました。

「未病治」や「健康管理」としての鍼灸の役割もたいへん大きなものがあり、今後こちらの分野での鍼灸の活躍を伸ばしていくことも大事ですが、やはり多いのは痛みに対する鍼灸への期待。その期待に少しでも多く答えられるようにするためにこのトリガーポイント治療は非常に役立ちます。今後もまたトリガーポイントについての講習を企画していく予定ですので、今回受けられなった方も、今回受けた方も復習の意味で是非またご参加ください。

なお、今回ご講演くださった伊藤和憲先生は、来年の日本鍼灸師会全国大会in神奈川の「実技供覧」部門で「トリガーポイント鍼治療」を担当してくださいます。お楽しみに。

会場:横浜開港記念会館



伊藤和憲先生





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不妊治療について(1)

2014-12-13 | 不妊治療
年々、不妊治療のご依頼で声がかかることが多くなっています。
院では不妊治療に支援制度を設けているのでそちらを利用していただいています(受診されるほとんどの方が医療機関での不妊治療を行っておられ、同時進行での鍼灸受診という形です。もちろんタイミング法にあわせた鍼灸不妊治療も行います)。

なぜこのような制度を作ったかと言うと、治療する中で何人かの方にはお話ししてきましたが、私たち夫婦も医療機関での不妊治療をおこなってきましたので、身体的にも心理的にも、経済的にも大変であることは身をもって感じてきました。とくに女性側は背負っているこころの負担が男性の比ではないこともよくわかりました。
「不妊治療に鍼治療がいいって聞いた。でも、保険は使えない。自費だから高そう。医療機関での治療(AIHやIVF、ICSIなど)に費用がかかってなかなか鍼治療を受ける費用まで捻出できない。あきらめるしかないか…」といって鍼灸受診を断念する患者さんを少しでも減らしたいと思いました。
鍼灸でからだにやさしく、こころの面も含めてリラックスして力を抜くことができる時間を提供していきたい、そう思っています。
からだがととのってくると、段階に応じてさまざまな変化もみられてくるようになります。基礎体温の2層性がはっきりあらわれてきたり、昔からの手足の冷えが改善されてきたり、肩こりや頭痛、便秘がよくなったなど、副訴にあたる部分が改善されてくることが多くみられます。すぐに結果の出る方もいらっしゃいますが、多くは身体をととのえることに時間をかけて行っていきます。当院では35歳以上の受診者も多く「時間をかけていられない」と思って受診された方もいるかもしれませんが、都合の良い近道はないと思ってください。今、みなさんのからだに必要なことを見極め、的確な治療を施しながら身体の癒力が上がるのを待つことが大切と思ってください。

不妊治療をおこなっていくには技術と同時にきちんとした知識と最新の情報を把握していくことが大事です。そのためには常に学んでいくことが必要です。
本当は先日記事にした「日本鍼灸師会全国大会in岐阜」で講演を伺った中村一徳先生が会長を務められる不妊鍼灸ネットワークに入会して倒れるほど勉強したいのですが、男性個人でおこなっている院では入会資格が受けられないという厳しい制限がありました。
入会できないのであれば、そこに入会している先生方がどこかで講演される際に追っかけて行って情報を得るのが一つの手段。
ということで今週末14日(日)、大阪に行ってきます。
不妊鍼灸ネットワーク副会長、三瓶真一先生のご講演と実技を受けてまいります。
三瓶先生もすごい方です三瓶鍼療院のホームページを拝見したら、そこは宝の山でした。
たくさん吸収してまいります。



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不妊治療取材に同行

2014-12-13 | 不妊治療
11月9日(日)、公益社団法人神奈川県鍼灸師会が発行している「ACUMO(あきゅーも)」という健康情報誌の取材に同行させていただきました。
取材させていただいた先生は、神奈川県の誇る不妊治療の第一人者、「せりえ鍼灸室・横浜」の院長、小井土善彦(こいどよしひこ)先生。
まず最初に治療室の内装にこだわった部分などをご紹介いただき、その後2時間近くにわたって鍼灸治療、不妊治療に対する真摯なお考えをじっくりと聞かせていただきました。そして教科書だけでは学べない臨床家ならではの踏み込んだお話もたくさん伺うことができました(一般の方を対象としたものなので、ここは記事にならないかもしれません)。
来年の春には発行されると思います。
発行された際は、当院にも大量に取り寄せてお配りできるようにいたします。すでに治療を受けられている方はもちろん、このブログを読んでいる「受診を迷っている方」にも無料でお配りいたしますので院までお声をおかけください。

発行されたらまたブログにてお知らせいたします。


小井土先生



向かって左から江波戸先生、秦先生、小井土先生





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抱かれ枕

2014-12-06 | 抱かれ枕
頚肩こりの患者さんでよく「枕が合わないのかしら」と言われていくつも枕を購入して試されている方をお見受けします。
最近は個々の頚椎のカーブを測定してもっともよい高さや硬さの枕をオーダーメイドで作ってくれるところもあります。
良い睡眠がとれるようになるのなら多少お値段が高くても…とお考えになる気持ち、よくわかります。

しかし本来、健康で自律神経のバランスもよく筋肉の質も良くて、からだの使い方がきちんとできている方は、枕に左右されることはほとんどありません。枕があろうとなかろうと、高かろうと低かろうと肩も凝ることなく眠ることができるはずなのです。

ではそういう意味で健康になるまで枕で苦しまなければならないかと言ったら…それはつらすぎます。

私も枕の話ができるように、百貨店などで枕を扱っているお店を見かけたり、今では家電量販店でも枕のコーナーがあったりしますので、そういうブースを見つけたときはちょっと覗いて試したり店員さんに話を聞いたりしています。

先日、母が「どうも枕があわなくて」と言っていたのでクリスマスか誕生日に枕をプレゼントしてあげようと思い、以前から目をつけていた商品を買ってみました。
(その商品を購入した人の感想を見ると評判はまずまずよいので、まずは寝心地を自分で試し、本当に良さそうなら父母二人にプレゼントしようかと※ひとりだけあげてご機嫌曲げられてもあれですから)。

睡眠障害があるわけではないのですが、いつも何度か目を覚ます私が、使用したここ3日間はぐっすり眠れました。
なんでしょうこれは。。頚椎の角度が絶妙とかそういうのではなくて、どちらかというと上体が少し起き上がった感じになるのですが妙な安心感。これが「抱かれ感か…」。横も向けます。ちょっとヤミついてしまったかもしれません


※ステマではありません


興味ある方、院にてご質問ください。

ちなみにご購入されたい方は、各自でよろしくお願いいたします。

眠り製作所「抱かれ枕~アーチピローFUN~」















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講演のお知らせ「トリガーポイント鍼治療」

2014-12-06 | 講習会・セミナー・勉強会
来る12月7日(日)は神奈川県鍼灸師会の学術講習会があります。
今回のテーマは「トリガーポイントと鍼灸治療」です。

講師の先生はトリガーポイント治療の第一人者、明治国際医療大学の伊藤和憲先生です。
前半理論、後半実技をみっちりやってくださいます。必見です。


神奈川県鍼灸師会学術講習会案内 「トリガーポイントと鍼灸治療」

会員以外の一般の方も聴講できます(一般4000円)。

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