JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

神鍼会学術講習会「男性不妊とLOH症候群、メンズヘルス鍼灸医学について」

2016-04-06 | 不妊治療
2月7日(日)は神奈川県鍼灸師会の学術講習会がありました。
今回は辻内敬子先生が代表をつとめられる「女性鍼灸師フォーラム」との共催となりました。テーマは『男性不妊』。

「不妊治療」というと女性が受けるものと考えられがちですが、実は不妊の約半数は男性側の原因も絡んでいることがわかってきています。
今回は男性に起因する不妊について、第一部は長野赤十字病院泌尿器科の天野俊康先生が『泌尿器科における壮年期男性の悩みごと~男性不妊とLOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)について~』というテーマで(1)男性不妊の原因(2)男性不妊の治療(3)男性不妊外来(泌尿器科)を受診した場合の実際などをお話しいただき、、第二部は明治国際医療大学基礎鍼灸学講座の谷口博志先生に『男性不妊~鍼灸研究の現在と臨床応用の可能性~メンズヘルス鍼灸医学の確立をを目指して』と題し、「メンズヘルス鍼灸学(対象疾患:男性更年期障害、性機能障害、男性不妊症)」という概念から(1)男性更年期障害とは(2)男性更年期障害に対する鍼灸治療(3)勃起障害とは(4)勃起障害に対する鍼灸治療例(5)勃起障害に対する鍼刺激の作用機序における最新知見をお話しされました。









講習会終了後は、小井土先生、辻内先生、女性フォーラムの皆さんと神鍼会のスタッフで懇親会が開かれました。
さまざまな質問も飛び交い大変楽しく有意義な時間でした。今後も共催という形で行われることを楽しみにしております。














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