JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

鳥居塾3月東京講習会のお知らせ

2018-03-08 | 講習会・セミナー・勉強会

標記開催は今度の日曜(11日)です。
まだ枠がありますので東京講習会参加をご希望の方は私までご連絡ください。

junten89m@gmail.com



フェイスブックに事務局の田中庸一先生が投稿された案内の一部をこちらに転載しておきます。


【鍼灸師の先生方へ 鍼実技講座のご案内(大阪、東京)】

<東京>2018年3月11日(日)10時~16時 石川島記念病院
<大阪>2018年3月18日(日)10時~16時
河岸鍼灸整骨院(堺市堺区向陵中町4丁7−25川口ビル1F)



今回の主要テーマは腰臀部の”脱力”です。
脱力の結果、腰痛などの症状改善に導くことが可能となります。

痛みが出る理由というのは、その部位に過度の負担がかかり、持続的緊張を強いられているケースがほとんどです。その原因を取り除かない限り、症状の根本改善は望めません。

腰痛の場合、腰臀部の脱力が必須になります。

腰臀部脱力の主要なポイントは内転筋群にあると考えられます。内転筋群は、恥骨から寛骨にかけてL字型の起始部を持ちます。この筋群の緊張は股関節の屈曲、伸展に制限を掛けるだけでなく、外転、内転にも制限を掛けます。ここが脱力できなければ、拮抗する大腿外側は脱力出来ず、同時に臀筋も緊張を強いられます。結果として腰痛が引き起こされます。また、股関節のアライメント変化により末梢の膝にも影響を及ぼし、膝痛につながります。

内容としては、前回の講習会で行った内転筋起始部(恥骨部分)へのアプローチは大事になるので、こちらを復習し、新たに内外閉鎖筋への刺鍼アプローチを行います。

他、腰部の臨床として、起立筋を含む胸腰腱膜へのアプローチを行います

腰痛の治療というのはよく聞く話ですが、ここにアプローチすれば治るというやり方では根本解決は見込めません。運動学的連鎖の思考より、症状発症の起点から現在に至るまでのプロセスを理解し、症状改善にはそのプロセスの中でのどの地点から介入すべきかを判断する必要があります。腰痛では、座位による姿勢の悪化から筋緊張が高くなり、自然治癒が見込めないレベルなった時点、つまりホメオスタージスの限界を超えた状態で通常行える動作に問題が出てくる事から痛みを自覚すると考えています。

当日は、これらの話を交えながら実技中心の講習会にさせて頂きます。

皆さまのご参加、お待ちしております。

申込み / お問い合わせ
☎090-8532-7635  ✉houmon.komorebi@gmail.com
鳥居塾事務局(鍼灸院たまや内) 田中庸一



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