hiroべの気まま部屋

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ニールセン/交響曲第5番

2016-05-23 09:18:03 | 音楽鑑賞

(散歩にて ジャーマンアイリス?)


 日曜日夕方のクラシックの時間、昨日はN響演奏会からニールセンの交響曲5番を聴きました。

 ニールセン、あまり聴く機会のない作曲家で、演奏会の解説でも紹介されていましたが、
デンマークの作曲家、北欧フィンランドのシベリウスと同世代の人ということです。

 N響の首席指揮者にエストニア出身のヤルヴィが就任して、北欧の作曲家の作品の演奏機会が
増えているようです。

 さて、そのニールセンの5番ですが、比較的最近では3番の「広がりの交響曲」を聴いたことがあって、
3番がオーソドックスな曲であったのに比較すると、第一世界大戦の結果への思いが込められた曲と
いうこともあってか、かなり深遠なやはり北欧的な臭いのする曲となっています。
 2楽章形式の40分程度の曲ですが、マーラーの曲を聴くようなじっくりと楽しめる曲となっています。

 ニールセンの交響曲、これで聴くのは2曲目ですが、演奏機会が少ないのは不思議な気がします。
全6曲あるということで、全曲聴いてみたい作曲家です。


(散歩にて ジャーマンアイリスの手前はシランのようです)