(散歩にて ジャーマンアイリス?)
日曜日夕方のクラシックの時間、昨日はN響演奏会からニールセンの交響曲5番を聴きました。
ニールセン、あまり聴く機会のない作曲家で、演奏会の解説でも紹介されていましたが、
デンマークの作曲家、北欧フィンランドのシベリウスと同世代の人ということです。
N響の首席指揮者にエストニア出身のヤルヴィが就任して、北欧の作曲家の作品の演奏機会が
増えているようです。
さて、そのニールセンの5番ですが、比較的最近では3番の「広がりの交響曲」を聴いたことがあって、
3番がオーソドックスな曲であったのに比較すると、第一世界大戦の結果への思いが込められた曲と
いうこともあってか、かなり深遠なやはり北欧的な臭いのする曲となっています。
2楽章形式の40分程度の曲ですが、マーラーの曲を聴くようなじっくりと楽しめる曲となっています。
ニールセンの交響曲、これで聴くのは2曲目ですが、演奏機会が少ないのは不思議な気がします。
全6曲あるということで、全曲聴いてみたい作曲家です。
(散歩にて ジャーマンアイリスの手前はシランのようです)