リビングのTVを大画面TV(65インチ)に変えました。
これまで自宅映画館と言えば、プロジェクターを使って、WOWOWで放送したアクション物などの洋画を
妻が外出した時に観ていたのですが、WOWOWでは当然邦画も放送していて、観たい映画を沢山録り溜めていました。
やはり映画は大画面で観たい、邦画なら妻も一緒でも観られるということで、いつかは大画面に、
と思っていたのですが、ついに決断しました。(TVそのもののことは、あらためてご紹介したいと思います。)
そこで最初に観たのが「小さいおうち」です。
なぜこの映画だったのかは、別に映画の内容が気に入ってという訳ではないのです。それは、「黒木華」の
出世作ということだったのです。
TVドラマはNHKの朝ドラくらいしか観ませんが、「花子とアン」で知って黒木さんがちょっと気になる存在になり
「天皇の料理番」でそれが決定づけられました。
そんなわけで、彼女の映画を観てみたいと思い、WOWOWで放送された時録画しておいたものです。
今朝、ネットで調べて初めて知ったのですが、この映画は直木賞作品の映画化だったようです。内容はタキという
おばあちゃんの回想録で、戦前タキが女中さんをしていた家の奥さんの恋愛(今年はやりの不倫)を扱ったものです。
映画は、ほぼタキが女中さんをしていた山の手の「小さな赤い屋根の家」を舞台に進みます。特別な盛り上がりもなく
淡々と、不倫映画にも関わらず何となくホンワカと進行します。
こういったところはさすがに「山田作品」ですね。2時間半と結構長い映画ですが、その長さを感じさせないのも
さすがの気がします。
結局、妻もいましたが、妻は用事をしていてほとんど観ていなくて、一人での鑑賞となりました。
いつものアクション物とは全く別次元の映画ですが、映画の楽しさを広げてくれました。