うまく日程が合わずここのところ保全林の保全活動に参加していなかった野火止保全林ですが 土曜日に保全林を含めた野火止地区の散策の会の下見に行ってきました。
野火止地区は玉川上水路のそばにあり 玉川上水の歴史を聞いたり保全林内の植物について話を伺ったり気軽に自然と親しめるオススメの場所です。
前回の観察会は玉川上水のそばを歩いたのですが今回は保全林から反対方向をお散歩しました。
暗渠になっているところを歩いたあと子どもたちが楽しく安全に遊べるように工夫された親水広場を歩きました。
それから野火止保全林に向かいました。
久しぶりに行った保全林ですが こうして通い続けると自分の家の庭、とまでは言いませんが とても親しみを覚える場所になっていました。
しかし、心配なこともいくつか出てきました。
まずこちら。
ねもとの方に黄色い粉があるのがお分かりでしょうか?
これは『ナラ枯れ』を起こしているのです。 ナラ枯れ虫という虫がナラの木に入り木を病気してしまうのです。 このナラ枯れ病になってしまった木は枯れてしまいます。
以前は関東地方にはなかった現象なのだそうですが だんだん東上してきて関東地方でも被害が出てくるようになったそうです。
それから・・・・
時期的に仕方ないのですが大きなスズメバチに遭遇しました。
お散歩中に気付かずスズメバチを刺激したら大変なことになってしまいます。自然との共生って難しいと思いました。
今回は写真は撮らなかったのですが『こもれびの湯』という足湯施設にも行きました。ここは隣にあるごみ焼却施設の熱を利用している施設です。
ここは先々週テレビ番組で紹介されたのですが テレビに出たあとは人が大勢やってきた、とのことでした。
テレビの影響力って凄いですね!
最後に『都立薬用植物園』に行きました。
植物に詳しい方からあそこで珍しい○○が咲いているから見ておいで、と言ってもらえたのにその○○を忘れてしまい慌ててラインで花を名前を教えてもらいました
お天気にも恵まれ楽しい一日を過ごせたのですが この観察会、本番は中止になってしまいました。
やはりまだコロナを心配されている方が多いようで人が集まらなかったのです。
早くみんなが気兼ねなく出歩けるようになるといいのに・・・・