山岳会に所属して活動しているものの肝心の登山の方はとんとご無沙汰しています。
個人で行ったりツアーを利用したり4月から入れていただいた地元の山の会ではちょっとずつ登っているのですが 山岳会の登山は私には敷居が高くて・・・
しかし、今回はかなり簡単な山、と言われたので思い切って参加してみました。
登ったのは丹沢にある『鐘が嶽』という山で標高も561m、と高尾山より少し低いくらいの山でした。
だけどやっぱり山は山、ちょっとキツイ所ももちろんありました。
本厚木駅からバスに乗り『鐘が嶽』で降ります。 そこから登山スタート。
山頂にある浅間神社への参詣道だからでしょうか、あちこちに古い石碑があり歴史を感じることができました。
あら、この石碑は新しい感じがするね、と言ってよく見たら『文久』とか『明治』とか・・・ちっとも新しくありませんでした
山道は急な所はあったのですが 私の嫌いなスリリングな場所は少なくて(まったくなかったわけではありませんが。)楽しく登ることができました。
眺望もあまりなくひたすら登るだけ。
しつこいようですが私、この山のこと、嫌いじゃありません。
ずんずん登っていくといろんなサイトで話題になっていた階段が・・・
いったい何段あるのでしょう? 足をちゃんと乗せることのできない幅だし段差は高いし・・・
思わずロープに頼ったところもありました
転ぶこともなく浅間神社に到着できました。
ここでお弁当を食べ、10分もしないくらいの山頂へ。
何の像かな?と話が出ましたが私は左側は不動明王像だと思うのですがいかがでしょうか?
こちらの山は上杉氏と深い関わりがあるようでご内室の墓所も途中にありました。
そして下りはらくらくコースと書かれた方に進みました。
下りでストックを使うかどうか悩んだのですが 今回はなしで行ってみよう、と頑張って下りました。
なんとか下れたので良かったです。
らくらくコースじゃない方は急坂があったり鎖場があったりするそうです。
そしてらくらくコースの方はトンネルを通ることになります。
このトンネルが暗いのでヘッドランプを使うように指示が出ました。 前夜にちゃんとチェックしたのにうまく点灯してくれず、仕方なく明るいヘッドランプを持っている人のそばを歩きました。
帰宅後点けたらちゃんと点灯したんです、残念!
下ったところでゲートを出ました。すると『熊注意』の看板が
まあ出会わなかったから結果オーライですが私たち以外に誰にも会わなかった山です、熊が出てきたかもしれない、と思うとぞっとします。
登山教室の同期の仲間がいらしたり野火止保全林活動でご一緒の方がいらしたり、顔見知りのメンバーとお天気に恵まれ、楽しい一日を過ごすことができました。
歴史を調べて登るのも興味深い山でした。 それに途中に水場があり出会った地元の方のお話ではこの水を使ってお料理をするとおいしい、とおっしゃってたくさん汲んでいらっしゃいました。
丹沢の山なので夏場は蛭が出ると思うのでオススメできませんが蛭のいない季節にはなかなか良い山だと思いました。