たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「寄生獣」。

2015年05月21日 21時55分05秒 | TVアニメ鑑賞記録
 3月終了のアニメ感想を5月下旬まで溜めるとか(汗)。完全におしりに火がついてます(大汗)

 寄生獣、コミックスをさわりだけでも読んだことがあるので、アニメ版のキャラデザに当初違和感少なくなかったです。でもそれも観ていくうちに殆ど気にならなくなりました。現代風にアレンジしたほうがやはり馴染みやすいのと、キャラデザ変わってもミギーのデザインは絶対変わらないという安心感(爆)。

 この作品は主人公の新一が成長していく過程がおもしろいのは勿論ですが、やはりミギーの存在がかなり大きいですね。徐々に、いや新一に寄生して「ミギー」となってからの彼(?)は動きもセリフも一つ一つに可愛さが♪敵である寄生生物なのに可愛いんですよね、不思議。

 ミギーの演技を深く考察していたという平野綾さんの頑張りがとにかく素晴らしかった!最後の存在が消えていくシーンのセリフは切なかったです…。

 数々の修羅場を潜り抜けて成長する新一の変化を丁寧に演じていた信長君もとても良かったです!一度は人間性を失いかけた彼が再び涙を流せるようになったシーンはじんわり心に沁みました。

 圧倒的に強いと思われた寄生生物も結局寄生しなければ生き残っていけない、実は弱い存在だというのもなかなかに深いテーマでした。

 連載中のマンガをアニメ化するより、完結しているマンガをアニメ化するほうが、当然とはいえ絶対的に安心感ありますよね。最近過去の名作をアニメ化するケースも増え始めているので(曇天に笑うや純潔のマリア、うしおととら)、この流れが大きいものになってくれたらよいなぁと思います。
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