私と息子には変なジンクスがあります
それは二人で釣りに行くとまったく釣れないことです

釣りマニアの息子の名誉のために言っておきますが決して下手ではありません
不満は釣りあげた魚を家に持ち帰ることが少なくリリースしてしまうことです
ルアフィッシングをやってる彼にとってはスポーツフィッシングなのでしょう
欲深い私なら全て得意満面で持ち帰るとこですが親子でも違うものですね

先日のことですが久々に二人で釣りをしました(私は遅れて現場へ到着)
場所は家から歩いて数分の火力発電所の放水口で狙いはスズキなんです
すでに一人の釣り人が電気ウキで餌釣りをしてます

息子は少し離れた所で釣ってます

しばらくすると大きく竿がしなりスズキが海面を2度ほどジャンプしました
私は息子の指示により大慌てでタモ網を用意します
かなりの大物のようでしたがしばらくするとバラしてしまいました

やはりジンクスは生きてたようです!!
そしてもう一本の竿を用意してもらって私も釣りを開始します
息子は献身的に世話をしてくれるので私は大名気分で釣りが出来ます
さすがに息子の身のこなしは優雅で私の竿さばきとは雲泥の差です


そうこうするうちに再度息子のルアーにヒットしやや小ぶりですがスズキを釣りあげました
これでジンクスを解消したと思ったのですが・・・

魚を生かすためにロープに繋いで水中で泳がそうとしてたのですが逃がしてしまいました

その後二人のルアーにはなんのあたりも無かったのです
釣りには地合いという絶好期がありますがその時間帯で2度も釣り糸をからませてしまい治すために
釣りを中断させ息子の邪魔をした私がジンクス継続に多大な貢献をしたようであります(笑)
「ジンクスは破られるためにある」
その日が近いことを予感させる夜でした
もっともそれは息子の力が全てのようであります