無名会11月 2015年11月14日
富士山に雪が積もったり、木枯し1号が吹いたと思ったら、秋の長雨のような雨が降って
季節は行きつ戻りつです。晴れた日には下のようなブルーサルビアも秋を惜しんで満開です。
ブルーサルビア
11月例会はお部屋の都合で金曜日に行われました。風邪や、都合悪し等で出席悪く2人でスタート。
後半都合ついて一人参加して3人で巻きました。二人で巻く時一人が集中してるときは
お話もできず、交互にそれがあるのでお喋りも少なく能率はよくなるようです。すいすいすすむ?
連句って、おしゃべりも楽しいんですよね~。
「貝は舌を」の巻 膝送り
オ
貝は舌を人は言葉を十三夜 晩秋 玉木 祐
残る菊置く庭の枝折り戸 晩秋 古賀 直子
秋の海琥珀日和にたたずみて 三秋 祐
暖簾の奥の法被いなせに 直
ウ
近頃の化粧の貌は皆同じ 祐
揺れる電車でひょいと触れ合い 直
ふさふさの犬とみそめる隣の娘 祐
多摩川土手は草がぼうぼう 直
ふと見えた鮎の遡上は久し振り 三夏 祐
野外演奏同郷の友 晩夏 直
ナオ
遠くからゆっくりやって来るボレロ 直
船べりに寄す白き長濤 祐
後ろからそっと肩抱き接吻を 藤尾 薫
こんなどきどき知る堀炬燵 三冬 祐
サンタさん月に袋を置き忘れ 仲冬 直
母親参観幼児教室 薫
ナウ
さりながら旅は倫敦飛行機で 祐
新入力士揃う春場所 仲春 直
遠近に濃淡ありて花の山 晩春 薫
壺中の天に酔うてのどけし 三春 祐
平成年二十七年十一月六日首尾
於関戸公民館学習室
アイビー
椿が咲き始めて秋と冬の同居です