立春も過ぎたころ、鎌倉の「葉祥明美術館」で和んで(?)きました。
お昼過ぎに鎌倉に到着。若宮大路の工芸品展などを冷やかしながら鶴岡八幡宮へ。3年ほど前倒れた有名な大イチョウの樹の切り株からは細い枝が伸びていました。近くには国宝館や県立近代美術館もあるのですが、時間の関係でまた次回。小町通りをゆっくり散策して鎌倉駅へ。途中面白かったのは「石」のお店。「隕石は重い」というのがわかりました(笑)。
◆近くの干物屋さんでアジやカマスやサバの干物を試食
このあと北鎌倉の円覚寺に寄って行こうと思ったのですが16時で拝観終了(冬季)とのことで、駅から「葉祥明美術館」へ。10分ほどで到着。
なんだか知り合いの別荘に来たような感じのする落ち着いた建物で、実際に使われていた洋館を美術館にしたそうです。各部屋ごとにソファや椅子があり、そこに座って作品を眺めているとそのまま眠ってしまいそうでした(笑)。春や夏にも訪れてみたいところです。きっと庭が素敵でしょう。
まとまった数の葉祥明さんの原画を観るのは今回が初めてでしたが、シンプルな画面構成に柔らかな色彩は心がほっとします。でもいちばん惹かれたのは、作品の数は少ないものの、冬の風景。自分の中にある信州の冬が思い起こされました。 (2013.02.11 訪問)