「ミュージック・ベルズ」さんより発売中 (販売ページへ)
「アラジン」はデンマークを代表する作曲家カール・ニールセンが同名の劇のために書いた付随音楽(全31曲)ですが、この中から演奏会用組曲として7曲で編まれたのが「アラジン組曲」です。
この編曲(齋藤行)は1988年に青山学院大学が日本で初めて吹奏楽版による「アラジン」を演奏した時のスコアに若干の改訂を加えたもので、同大学はこの年に吹奏楽コンクール全国大会にも出場しています。全曲あるいは色々な組み合わせでコンサートやコンクールの自由曲として演奏できます。
※青山学院大学は「1. 東洋風祝祭行進曲」 「2. アラジンの夢と朝霧の踊り」「3. 黒人の踊り」で演奏。
1. 東洋風祝祭行進曲 (販売ページへ)
打楽器のリズムや印象的なメロディーが独特の東洋風な響きを醸し出している行進曲です。 ◇原調:演奏時間約3分
2. アラジンの夢と朝霧の踊り (販売ページへ)
眠るアラジンの夢の世界と爽やかな朝の目覚めを表しています。
◇原調 演奏時間:約2分40秒
3. ヒンズーの踊り (販売ページへ)
木管楽器を中心にした妖しげな響きの音楽が奏でられます。
◇原調 演奏時間:約2分
4. 中国の踊り (販売ページへ)
オーボエのソロが印象的な音楽です。
◇移調(原調の長2度下) 演奏時間:約3分
5. イスパハンの市場 (販売ページへ)
4つのグループが順次独自のテンポで加わりながら演奏することにより、混沌とした市場のざわめきが見事に表現されている異色の作品です。
◇原調 演奏時間:約3分
6. 囚人の踊り (販売ページへ)
荒々しい低音金管群で始まり、緊迫したリズムと響きが続く曲です。
◇原調 演奏時間:約3分
7. 黒人の踊り (販売ページへ)
土俗的なリズムとエキゾチックな魅力にあふれた曲で、組曲の最後を締めくくるにふさわしい熱狂的なラストを迎えます。
◇原調 演奏時間:約4分30秒
なお、各曲とも楽器により同フレーズながらアーティキュレーション等が異なっている場合がありますが、原曲のオーケストラスコアを基本としています(管楽器と弦楽器で異なる場合があります)。