ロッテが在日企業と
あらためて知った日本人も多いのでは?
在日企業であろうが良いものであれば売れるのが日本、
根を持つ韓国と大きな違いでしょう。
ソースから
泥沼化しているロッテ創業家のお家騒動。後継レースから外れた長男の重光宏之氏(61)と、次男の昭夫氏(60)の主導権争いの行方が注目されているが、一族の内紛はロッテグループだけにとどまらない。これまで10大財閥のうち、サムスン、現代、斗山、韓進、ハンファと、ロッテを含めて6つのグループが、お家騒動を起こしているのだ。兄弟間の骨肉の争いは、企業の信頼低下や経営難にもつながっている。
ロッテグループの創業者、重光武雄氏(92)の後継争いをめぐり、日本にあるグループ中核企業、ロッテホールディングス(HD)副会長で事実上同社トップの昭夫氏が3日、韓国入りし、武雄氏と面会した。ソウル・明洞のロッテホテルに直行するも、対面時間は「わずか5分」(韓国メディア)だったという。
韓国ロッテグループは、2人は穏やかにあいさつを交わしたと説明。しかし、宏之氏側とみられる親類は、武雄氏が昭夫氏に「出て行け」と怒鳴りつけたと主張し、双方の説明が食い違う状況となっている。
宏之氏側は2日、インタビュー映像を公開し、中国事業で巨額の赤字が出たことに激怒した武雄氏が、昭夫氏を殴打したと暴露するなどメディアを駆使した作戦に打って出た。
これを見た国民は韓国有数の企業グループが創業家一家に完全に私物化されていると捉えており、嫌悪感も広がっている。メディアは「低劣な暴露合戦」「後進的な家族経営」と非難し、ロッテの企業イメージは大きく傷ついた格好で、韓国市場では3日、ロッテケミカルやロッテショッピングなど関連企業の株価が軒並み下落した。
昭夫氏は同日、報道陣に「事態を早く解決し企業を正常化させる」と強調したものの、宏之氏側には義姉や、武雄氏の実弟ら親族もついているとみられる。近く開催予定の株主総会だけでは収まらずに法廷闘争に持ち込まれ、事態は長期化するとの見方が出ている。
こうしたお家騒動は韓国財閥で慢性化している。ハンギョレ新聞(電子版)は7月29日、ロッテを含め、韓国の10大財閥のうち、6つのグループで骨肉の争いが繰り広げられたと報じた。財閥のお家騒動=表=は、韓国内でもその都度強い批判を浴びている。
ロッテ問題では、武雄氏が高齢で意思決定が困難な状態であることも、後継者争いを激化させている要因と指摘されている。
類似点が指摘されているのは、2000年に現代グループで起きた内紛だ。当時85歳で健康状態が悪化した鄭周永(チョン・ジュヨン)名誉会長の後継者争いが、兄弟間で勃発。次男と五男による争いは「王子の乱」と呼ばれ、勝利した五男が現代グループを引き継いたが、次男が現代自動車、六男が現代重工業を率いるなどグループ分裂につながった。
韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「親が亡くなったり健康状態が悪化すると、とたんに内紛を始める。兄弟で分け合うと取り分が少なくなってしまうので、独り占めしたいという思いが泥沼化させていく」と指摘。財閥子息が会社を私物化しようとする風潮も温床にある。
今年5月に李健煕(イ・ゴンヒ)会長(73)が心筋梗塞で倒れたサムスンでは、長男、長女、次女による「3本の矢体制」で経営を引き継ぐとしており、「財閥としては異例のケース」(室谷氏)。だが、李会長自身は、1987年に亡くなった父で創業者の李秉●(=吉を2つヨコに並べる)(イ・ビョンチョル)氏の相続争いを兄らと長年続け、法廷闘争にまで発展した。
「財閥といっても規模が大きいのは現代、サムスンぐらい。それ以外の財閥は分裂すると弱体化は免れない。ロッテも内部取引で稼げなくなるなど、経営面でのダメージは大きい」(同)。ロッテはお家騒動を乗り切れるか。
あらためて知った日本人も多いのでは?
在日企業であろうが良いものであれば売れるのが日本、
根を持つ韓国と大きな違いでしょう。
ソースから
泥沼化しているロッテ創業家のお家騒動。後継レースから外れた長男の重光宏之氏(61)と、次男の昭夫氏(60)の主導権争いの行方が注目されているが、一族の内紛はロッテグループだけにとどまらない。これまで10大財閥のうち、サムスン、現代、斗山、韓進、ハンファと、ロッテを含めて6つのグループが、お家騒動を起こしているのだ。兄弟間の骨肉の争いは、企業の信頼低下や経営難にもつながっている。
ロッテグループの創業者、重光武雄氏(92)の後継争いをめぐり、日本にあるグループ中核企業、ロッテホールディングス(HD)副会長で事実上同社トップの昭夫氏が3日、韓国入りし、武雄氏と面会した。ソウル・明洞のロッテホテルに直行するも、対面時間は「わずか5分」(韓国メディア)だったという。
韓国ロッテグループは、2人は穏やかにあいさつを交わしたと説明。しかし、宏之氏側とみられる親類は、武雄氏が昭夫氏に「出て行け」と怒鳴りつけたと主張し、双方の説明が食い違う状況となっている。
宏之氏側は2日、インタビュー映像を公開し、中国事業で巨額の赤字が出たことに激怒した武雄氏が、昭夫氏を殴打したと暴露するなどメディアを駆使した作戦に打って出た。
これを見た国民は韓国有数の企業グループが創業家一家に完全に私物化されていると捉えており、嫌悪感も広がっている。メディアは「低劣な暴露合戦」「後進的な家族経営」と非難し、ロッテの企業イメージは大きく傷ついた格好で、韓国市場では3日、ロッテケミカルやロッテショッピングなど関連企業の株価が軒並み下落した。
昭夫氏は同日、報道陣に「事態を早く解決し企業を正常化させる」と強調したものの、宏之氏側には義姉や、武雄氏の実弟ら親族もついているとみられる。近く開催予定の株主総会だけでは収まらずに法廷闘争に持ち込まれ、事態は長期化するとの見方が出ている。
こうしたお家騒動は韓国財閥で慢性化している。ハンギョレ新聞(電子版)は7月29日、ロッテを含め、韓国の10大財閥のうち、6つのグループで骨肉の争いが繰り広げられたと報じた。財閥のお家騒動=表=は、韓国内でもその都度強い批判を浴びている。
ロッテ問題では、武雄氏が高齢で意思決定が困難な状態であることも、後継者争いを激化させている要因と指摘されている。
類似点が指摘されているのは、2000年に現代グループで起きた内紛だ。当時85歳で健康状態が悪化した鄭周永(チョン・ジュヨン)名誉会長の後継者争いが、兄弟間で勃発。次男と五男による争いは「王子の乱」と呼ばれ、勝利した五男が現代グループを引き継いたが、次男が現代自動車、六男が現代重工業を率いるなどグループ分裂につながった。
韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「親が亡くなったり健康状態が悪化すると、とたんに内紛を始める。兄弟で分け合うと取り分が少なくなってしまうので、独り占めしたいという思いが泥沼化させていく」と指摘。財閥子息が会社を私物化しようとする風潮も温床にある。
今年5月に李健煕(イ・ゴンヒ)会長(73)が心筋梗塞で倒れたサムスンでは、長男、長女、次女による「3本の矢体制」で経営を引き継ぐとしており、「財閥としては異例のケース」(室谷氏)。だが、李会長自身は、1987年に亡くなった父で創業者の李秉●(=吉を2つヨコに並べる)(イ・ビョンチョル)氏の相続争いを兄らと長年続け、法廷闘争にまで発展した。
「財閥といっても規模が大きいのは現代、サムスンぐらい。それ以外の財閥は分裂すると弱体化は免れない。ロッテも内部取引で稼げなくなるなど、経営面でのダメージは大きい」(同)。ロッテはお家騒動を乗り切れるか。