樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

山へいく ということ

2009-10-19 23:41:04 | 日記
先日アップした五竜岳山頂の写真
霧に包まれた五竜岳山頂、でも頂の左側と右側には、まったく同時に
青空ともう一方で霧がとどまったスクリーン。自然界のなせる業。
                
                 刻々と変化する雲


  左を見れば提灯型した雲                   右を見れば山の陰まで写す霧のスクリーン

リーダーより今日新たに写真が届いた。それを見ていてフッと思う。


「忙しい」という字は「心を亡くす」と書く。
「慌しい」という字は「心が荒れる」と書く。
下界にいると「仕事」という名目の元に、忙しい事が当たり前で、
「ああ忙しい!忙しい!」と偉そうに言ってしまっている。

朝日も拝まず、夕日も見送らず、お天道様と話をするのを忘れている。
おっと、「忘れる」という字も「亡くして押しつぶされた心」と書くんだ。

この亡くしそうな「心」を自然界に返し、頭を垂れ、
鈍った「五感」を思い出すために
   -山へ行く-
そんな考えが頭をよぎった。