樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

時のながれ

2010-01-11 09:43:26 | 日記
風が強い
いつもの「なぎさドライブウエイ」を走って能登半島突端に近い珠洲へ行く。
     
                                 
            冬の荒波を期待したが、以外に静か。波打ち際まで車を走らせても心配はない。
                       

ここから能登空港横を通り過ぎ、珠洲線を走ること2時間。
ETCも使えない自動車道路を利用しての話。下道を走るとゆうに3時間はかかる。

行き先は ギャラリー 舟あそび
ただし、11月から5月はギャラリーを閉めているので、
今日はギャラリーのオーナーの美人のお姉さんに会いに行く。

3年前、彼女のパートナーである珠洲焼作家の方と一緒にここ、珠洲に移り住んで
ギャラリーを再開した。古い100年近い家をきれいにし、そこの1階をギャラリー
にして、奥を自分達の居室にしている。

お訪ねすると、寒いけど・・・と言いつつギャラリーに火を入れてくださった。
囲炉裏がきってあり、暖のしつらえ
        
金沢にいるときから凛とした配置、しつらえ、を感じていたが、このギャラリーも
彼女そのものだった。でも、それでいて、人が部屋で実際使う道具としての温かみを感じられる
ようなセッティング。
このセンス。どこで磨いたのだろうか。
                          
よく着物を身につけることが多い方だったので、今日も着物かな?と思っていたが、
普段着でちょっと安心した。ゆるゆるっと過ごしています、と自らおっしゃるように。
       

                       


でも、確かにここは時間の流れの速さが違う。ある意味スローモーションのような、
地球の時間に合わせたような、そして人間が本来持っている体内時計のような、
そんな時間の流れを感じる。腕時計はいらない。

ギャラリー 舟あそび
http://f-asobi.com/

老後がもしあるのなら、このくらいの時間の流れの中で過ごしたい・・・