樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

実家の近所

2010-11-16 20:17:21 | 日記
11月第2週の週末
毎年幼稚園から高校まで通った学校の同期会が設定されていた。
今年は、その学校の創立100周年記念大同窓会に吸収されたため、
それに合わせて上京。

暑い夏が終わった以降、両親の顔を見ていなかったので
それも気にかかっていたから

             

母が5年位前に鉢植えで買った「トランペット」という花は
こんなに大木になり、見上げるほどに。
庭には「千両」の赤い実、「つわぶき」の鮮やかな黄色、
まゆはげおもとの大きなみどりの葉っぱ・・・と
秋だというのにまだまだ賑やかな庭だった。

私鉄の最寄の駅から実家まで
歩いて帰る途中にはとても面白い商店街がある。
まだまだ対面販売の八百屋や揚げ物や、肉やなど。
ちいさな和菓子屋にはみたらし団子や、私の好物の「すはま」
散歩にはもってこいの商店街

そこをちょっとはずれるが、
旧街道沿いに1件の箒やさんがまだ残っていた。
周りにあった電気屋さん、御用聞きにきてくれた酒屋さんはすでに
なくなっていたが、この箒やさん、まだしっかり営業していた。
           
ノスタルジックな店構え
竹箒、普通の箒、はたき、すだれ などが無造作に売られているが
板の間で、今でも作っている様子

東京のこんな下町が人知れずでもいいからずっと残っていてほしい。