私の山歩きは3年前、熊野古道から始まった。
NPO法人白山の自然を考える会のメンバーの一人から熊野古道に誘われたのがそもそものきっかけ。紀伊田辺の「滝尻王子」から始まる中辺路2泊3日の修行に参加した。1日に6~8時間歩く2日間の計画に一時はひるんだものの、一度は歩いてみたかった「熊野古道」という響きに思い切って参加。杉木立ではなく、ヒノキの木立の道をひたすら歩く。
小さな花も小川のせせらぎの音も新鮮で、やはりここは何かエネルギーを発散している山ではないかと感じる。5月の連休ではあったが、人もまばらで静かな中辺路。今作られたばかりと思うほど新鮮な空気を独り占めできそうなほど。
滝尻王子
滝尻王子から大門王子、近露王子を経て継桜王子で一泊目を迎える。距離にして17.2km、高低差はほとんどないにしても約7時間は歩いた。人間歩けるのもだなあ~と。翌日発心門王子経由熊野本宮大社を目指す。さすが発心門王子辺りは観光バスで入ることができるためハイヒールの観光客も多くなり・・・リュックをしょったむさくるしい私達は奇異な存在にうつったに違いない。
発心門王子/石楠花が咲いていた
2日目は湯の峰温泉泊。かけ流しの温泉で熱すぎて足も入れられないほど!!やむなく水を足し、湯もみをする。しかし、久々にいいお湯だった。サッカーのJAPANチームのユニフォームにデザインされている鳥はここの八た烏(ヤタガラス/「た」という字は「尺」+「只」)がモデルだったことをご存知だろうか?チームメンバーは遠征前にここでお祓いを受けたとのこと。なるほど!
この「八た烏」を絵文字化した御神札「熊野牛王符」を受けてきた。あらゆる災いを防いでくれる霊験あらたかな護符、わが身を守りたまえ・・・と祈りつつ。
最終日、バスを多少利用して熊野速玉大社、那智大社、那智山青岸渡寺(この寺は那智大社と同じ境内にある。昔の家では神棚と仏壇があっても不思議ではなかったが、古来より八百万の日本の神々はおおらかで多くを受け入れてきたに違いない)を詣でて帰路に着く。
本宮
早玉大社
青岸渡寺 那智の滝
林や山にいだかれて、土の匂いを嗅ぎ、水の音を聞き、五感をフルにつかって歩くことがこんなにもエネルギーを与えてくれるものかと、この3日間をもって身に染みた。
その後、「白山の自然を考える会」に入り、白山周辺を歩きそこの自然を育て・考える活動に参加し始めたわけである。と共に自然と山に足が向き始めたのである。
NPO法人白山の自然を考える会のメンバーの一人から熊野古道に誘われたのがそもそものきっかけ。紀伊田辺の「滝尻王子」から始まる中辺路2泊3日の修行に参加した。1日に6~8時間歩く2日間の計画に一時はひるんだものの、一度は歩いてみたかった「熊野古道」という響きに思い切って参加。杉木立ではなく、ヒノキの木立の道をひたすら歩く。
小さな花も小川のせせらぎの音も新鮮で、やはりここは何かエネルギーを発散している山ではないかと感じる。5月の連休ではあったが、人もまばらで静かな中辺路。今作られたばかりと思うほど新鮮な空気を独り占めできそうなほど。
滝尻王子
滝尻王子から大門王子、近露王子を経て継桜王子で一泊目を迎える。距離にして17.2km、高低差はほとんどないにしても約7時間は歩いた。人間歩けるのもだなあ~と。翌日発心門王子経由熊野本宮大社を目指す。さすが発心門王子辺りは観光バスで入ることができるためハイヒールの観光客も多くなり・・・リュックをしょったむさくるしい私達は奇異な存在にうつったに違いない。
発心門王子/石楠花が咲いていた
2日目は湯の峰温泉泊。かけ流しの温泉で熱すぎて足も入れられないほど!!やむなく水を足し、湯もみをする。しかし、久々にいいお湯だった。サッカーのJAPANチームのユニフォームにデザインされている鳥はここの八た烏(ヤタガラス/「た」という字は「尺」+「只」)がモデルだったことをご存知だろうか?チームメンバーは遠征前にここでお祓いを受けたとのこと。なるほど!
この「八た烏」を絵文字化した御神札「熊野牛王符」を受けてきた。あらゆる災いを防いでくれる霊験あらたかな護符、わが身を守りたまえ・・・と祈りつつ。
最終日、バスを多少利用して熊野速玉大社、那智大社、那智山青岸渡寺(この寺は那智大社と同じ境内にある。昔の家では神棚と仏壇があっても不思議ではなかったが、古来より八百万の日本の神々はおおらかで多くを受け入れてきたに違いない)を詣でて帰路に着く。
本宮
早玉大社
青岸渡寺 那智の滝
林や山にいだかれて、土の匂いを嗅ぎ、水の音を聞き、五感をフルにつかって歩くことがこんなにもエネルギーを与えてくれるものかと、この3日間をもって身に染みた。
その後、「白山の自然を考える会」に入り、白山周辺を歩きそこの自然を育て・考える活動に参加し始めたわけである。と共に自然と山に足が向き始めたのである。
和歌山でキャンプしたとき、そばをかすめるようなコースで移動して・・那智の滝も寄りました。
なんでしょうか・・・・
あの空気感。
山形で出羽三山に寄った時と共通の・・・
感じがしたのを覚えてます。
ああいう中に入ると人間って小さいって思うし、私達は自然と言う大きな世界の懐に抱枯れて、ここにいるんだ・・・・・そんな風に思ったことも思い出しました。写真見ながら。
行ったことあるのですね。
私は、中国地方日本海側はまだ未踏の地。というか、旅行にほとんど行けずにいた20数年なので、どこもまだほとんど知らないのよ。
出雲の写真もあったら、そのうち見せてね。