樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

ひぐらししぐれ?

2009-08-25 22:34:13 | 日記
「せみしぐれ」という言葉があるが、せみはせみでも「ひぐらし」。夕暮れ近くになると山懐ではよく聞く、涼しげな声(羽音)。
車を走らせながら山ふところにある工房へ向かった。車を降りると、その「ひぐらし」に歓迎された。工房のご主人いわく、朝4:18になるとなきだすのです・・・毎日決まった時間に、と。夕方だけではなかったんだ!ではどんな条件で羽をこすり合わせ始めるのだろうか?という疑問ガ浮かぶが、今回はこれはさておき・・・

池田の庭園を教えてくれた友人と久しぶりに再会した。そして夜近く、この工房へ。周りの畑はいのししに掘り返されてしまうんです、とにこやかに出迎えてくださったご主人。手を動かすことが大好きな御仁と伺う。そして「箸和文化研究会」副会長であらせられる方だった。友人はここに泊まるため、すでに酒宴が用意されている。そのにぎわうテーブルをごらんあれ。
                        
          手作りの握りを作ってくださった方は事務局長。ご馳走様です!

水が冷たい。そう、地下35mくらいからの水だそうで、車を運転して帰らねばならない私はその水をご馳走になる。う~んお酒よりうまいかも!そして冬にはこの水は手に温かい。羨ましき限りの水環境。
この日は(意図して)千客万来?篠笛のお師匠さんとその弟子(フルート)、水亀の研究者、芸術家などなど。この居心地世のよさについつい魅かれてやってきてしまうのだろう。

近所の畑で取れた野菜をいただいた。大きさは不ぞろいだけど、しゃきっと瑞々しくてそれぞれの持ち味充分な味をだしている野菜たち。工房に忘れた野菜たちをご主人が帰途途中の私を追いかけて届けてくださる。これが本当の「ご馳走」さま!  感謝感謝。

   次回はマイ箸を作りにいこう。それも雪の降り始める頃に。
                     雪の景色がきっと美しいに違いない。

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4 コメント

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Unknown (海山人)
2009-08-27 23:12:23
ひぐらしの涼しげな音を聴きながら、渓流で
のんびりしたいなぁ、、、
片手には、勿論、ビール! ^^
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Unknown (樹間暮)
2009-08-28 07:24:24
おはようございます^^)/
いいですねえ~、水の流れる音とヒグラシの音、想像するだけでも芯から安らげそうです(^^)
鼻をくすぐる焼き魚の匂いも??
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Unknown (すー)
2009-08-29 10:44:41
この幸せモノ!
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Unknown (樹間暮)
2009-08-29 23:56:22
すーさん

はい ^^; お陰さまで幸せですねえ~
いろんな意味で都会から離れて金沢に住んでいてよかったと・・・離れられなくなりました。
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