樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

非日常

2010-02-04 22:08:56 | 日記
関東の友人夫妻がわざわざ冬の金沢を訪れてくれた。
物議をかもしているJALのマイルがたまり、期限が迫っているからと、わざわざ金沢(小松)へ
飛んでくれた。北海道でも福岡、仙台、どこでもいけたものを・・・
遠くにいると、こうしてわざわざ訪ねてくれることが正直とてもうれしい。

1.30 朝8時半のJALから翌日夜の8時のJALまですっ飛びで遊びまわった非日常

小松空港からそのまま約1時間車で走り、雪の白川郷へ。
スノーシューをお試しではいて歩いてみたいというご要望に、美しい雪原をお見せしたくまたここへ来た。
前回来た時より3倍もの雪が積もり、駐車場は雪で埋まり、車は雪のために通行止めになった路上駐車。
そこから結局往復3時間半から4時間の雪上歩きを楽しんでいただいた。
広々とした真っ白な雪と木々の黒、このモノトーンの世界は訪れた人だけが味わえる美の宝物


ここで二つ彼らから教わった。
ヤドリギには黄色い実をつけるものと、赤い実をつけるものがあること。

                        赤
                        
ちょうどひとつの木にその二つが宿っていた木があった。
赤い実のほうがおいしいそうな。鳥に直接聞いたわけではないので、定かではないが・・・

           もうひとつは、この写真のごとき、芽吹き
           
            何に見えますか?
            私には笑ったカモシカの顔
これは、どうも栃の木の芽ぶきらしい。サルの顔にみえるのもあり、神様のいたずらか、思わず笑ってしまう。

白川郷はちょうどこの日の夜、ライトアップされるとかで、すごい人ごみ。みんなどうして知っているの?
超高そうなカメラや望遠レンズをつけたカメラを抱えたおじさんたちが、ライトアップされる合掌造りの家の前に
夕方から三脚を立てて、場所取りをしている。
絵葉書と同じようなアングルで撮っても面白くないじゃない?自分らしさを出した写真撮らなきゃ、と思う人は
いないのだろうかねえ。みんな同じ写真で満足できるなら、あんな高いカメラなんて必要ないのに・・・と思ってしまう私。

少々おなかがすいていた私たちは、近江牛コロッケなどをかじりながらささっと散策し、もうひとつの合掌造りの場所へ移動。

相倉の集落群

                           
小さな集落ではあるが、ひっそりと寒さをぎゅっと抱いて生活している感じが伝わる。
派手なおみやげやもなく、ひっそりとしたもうひとつの世界遺産

更年期障害

2010-02-04 20:53:34 | 日記
2010.2 立春

春は嫌い

この年になると誰でも多少の更年期障害に悩まされるはず。
それがひどくなるのは春。

忙しくしていると体の変化には疎くてあまり気にならなかったが、
このごろ別の悩みも降りかかり、落ち込みがひどい。
これも更年期障害のひとつなんじゃないか?と思うことしばし。

でも、いつもと違う。
比較的安定していた精神が、とても不安定で、一番ひどいのが、
今までになかった破壊的な考えが頭をもたげること。
50年生きていて初めてものを投げたい衝動にかられる。

手当たり次第に壁にものを投げてしまった
そんな自分がとても惨めだった
にもかかわらず、また物を破壊したい、
自分を壊したい気持ちが抑えられなくなりつつある。

自分が壊れていくことをスローモーションで眺めている自分もいる。
眺めているうちはまだ大丈夫かもしれない。