樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

改組 第2回日展

2015-11-10 08:11:25 | 日記


無機質な建物
六本木 新国立美術館
1階から3階に油絵・工芸・彫刻・書 と
100年続く日展が開催されている。

一昨年のごたごたから改組織され2度目の展覧会

雨の立冬に敬意を表し
文化的な1日を。

100号以上の大きさの油絵、日本画がところ狭しと並べられている。
以前よりずっと、抽象画が姿を消した、という印象
具象がほとんどだが、心を引き付けられるものは数点あるかないか、
それも、すでにもう印象が薄れてきているほどのものでしかない。

工芸には、漆・木・陶芸・織など手広い

書も以前は感覚的に「前衛」と称される部類の作品が多かった気がするが
今年はこじんまりと無難にまとめられた作品ばかりのような・・・



それにしても、書は一期一会
集中して心をもって書く書く書く・・・
息をとめる緊張感も迫ってくる。

己と紙とに向かい合い
精神集中が結実した1枚の結果
瞬間の閃きとそれを身体がどう反応するかの勝負。

集中力勝負でもある作品がこうも多く集まると
それらが覆い被さってくる様で少々息がつまる。

そんな感覚が 感動よりも疲れを誘う。
こんな展覧の仕方でよいのだろうか。


立冬を前に

2015-11-08 11:40:40 | 日記


週末に迎える雨の「立冬」を前に
山を歩きたくて
また北八ヶ岳方面を目指して車を走らせる。

蓼科山の向こう側に位置する双子池が気になり
そこでコーヒーをたてて飲みたくて。
だって、そこの池の水、水質がとてもきれいで
汲んで生でも飲めるほど。その水でコーヒーを!という魂胆
この時期、静かでもあるしね。

ところが、其所へ入る登山口(大河原峠)までの道があと4キロというところで通行止め
なんということか・・・
地図と格闘し、やむ無く蓼科山を迂回して入ることにした。


八ヶ岳といえば 苔
秋の苔もちょっと色褪せているが、けなげさが伝わってくる


ところが、歩いているとどう計算しても、時間があと一歩足りない。
天狗の様に歩ければいいのだけど、今日の私の足取りでは心もとない。

回りはほとんど人気がなくてとても静かな予想どおりの密やかな世界

途中退敗をすることにした。
途中までの山歩きで十二分に山の空気を肺に満たし、
ヒンドチット?の薫りをかぎ、満足できたから。

でもでもやっぱり少しだけ池が恋しく、近くの白駒池へまわる。
途中の蓼科高原は唐松林の紅葉が、夕日に照らされ
ここは日本?と思うような林が続く。
思わぬ光景を目にしたラッキーなドライブを楽しんだ後に
冬、氷結したところしか知らない 白駒池 に到着


透明な水に対岸の木々が写り込む



池の周りを歩いていると
煙突から煙をかすかにあげている小屋、「白駒小屋」が見えてきた。


大正時代に建てられた小屋だそうだ
薪が燃える、なんとも温もりを感じる薫りに引き寄せられる




暫くこんな風景とも会えなくなるのかなあ
と池のほとりで暫し感傷にふけゆく。

しろのとらやカフェ

2015-11-03 20:50:51 | 日記


母が春位までにマンションへ引っ越すことを
心に決めたようなので
お墓参りに行きたいと思っているだろうなあ~
と、思い本日御殿場のお墓参りへ出向く。

富士山は冠雪した頭と雲が少々見分けがつきにくい姿ではあったが
時々風に雲が流されて、姿を見せてくれた。

きっと色々報告したであろう母
お墓参りすると落ち着くねえ、あ~すっきりした!
と帰りの車の中での弁

御殿場の「しろいとらやカフェ」に寄る。
休日だからさぞ混んでいるかと思いきや
早めに東京を出たかいあってかすいていた。



今日は22度の暖かさ
テラスで軽食(栗おこわ+おつけもの+お吸い物)と紅いもきんとん
ここの緑茶はさすが、静岡!そしていれ方、お湯の温度もあってか
とても香りが高く美味しい♪



その上、何杯でもお替わりができる。
さすがは和菓子やさん
カフェと名がついているけれど、緑茶オンリー

日溜まりで美味しい緑茶をいただくと
どこか、縁側でぼーと外を眺めながらお茶をしている気分になる。

今日は東名高速の渋滞もなく○なストレスフリーな1日♪ヽ(´▽`)/

cake for breakfast

2015-11-02 23:22:10 | 日記


観劇というのか、アングラというのか。
友人の従姉妹さんが無名塾の団員で、
ギャラリーの中で6人芝居をするというので
連れていってもらった。

アメリカ南部、三姉妹のお話
長女が自分の誕生日をクッキー1枚と蝋燭1本で
祝う場面から始まった。

大きな舞台での劇も見たことない演劇音痴
役になりきり演じる姿には迫力があった。
生の大きな声が頭の上を翔んでいく。


ギャラリーは東京の木場、清澄白河の間にあった。
木場は昔、材木問屋が軒を連ねていたところ。
いまでもその名残があり、小さな川が残っている。
材木運搬用の運河みたいな川。
今では親水公園と様変わり




演劇は不思議な世界への入り口
どうしてあんなに別人に成りきれるのか?

決勝戦

2015-11-02 23:10:07 | 日記


ラグビーワールドカップ2015
決勝戦 ニュージーランド対オーストラリア


日本時間11月1日0時45分~ 生中継にかじりつく

結果はニュージーランドが大会初の2連覇!達成
内容は手にあせ握る心にずしりとくる白熱した試合だった

美しいともいえるパスが通り、華麗なステップとランでトライをあげる。
芸術的なパス



ワールドカップが終ってしまった。
でも日本でのラグビーシーズンはこれから。
また暫く秩父宮に通う週末が始まる。